株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 先日、トヨタが業績を上方修正して、営業利益も2兆円を越えるというニュースがあった。


 円安のおかげなんていう解説もあったけど、金融危機前の1ドル120円近辺のときからいえば、まだ20円も円高。


 にもかかわらず、そのときに迫る利益を出していこうかというのは、やはり凄い。


 円安だけが理由でないのは明白だろう。


 まあ、これくらいの営業利益は想定の範囲内で、つまりは今の株価と金融危機後のどん底の株価こそが、自分がなんとなく分かった価値と価格の差であったわけだ。


 赤字も出した当時には、こんなこと言ってもまったく説得力を持たなかったろうけど。


 巡航速度に入って株価も堅調な現在は、保有継続、買い増しなし。


 このまま章男船長におまかせで、ゆったりまったりクルージングだ。


 ここまでは、トヨタの社長さんなら当たり前にできるはず。


 より素晴らしい企業に向けて、真価を見せて欲しいのは、ここからである。





 ついでにトヨタへの投資について。


 個人的には投資の価値ある企業だと考えているし、株価も上昇していくと思うのだけど、今から投資する場合、巡航速度であることを認識しておく必要があると思う。


 つまり、何かのショックでこけたときのことを考えて投資すべきということ。


 ある程度、余裕を持たせて保有を始めないと、いざ株価が下がる事態になったときに残念な思いをしてしまう。


 正直な話、株主として現在は株価も落ち着き安心している。


 だから、長期投資の場合の買い時は逃しているということは、知っておいて損はないはず。


 不安が大きくなった時こそが、長期投資の絶好の買い時であって、皆が安心しているときにやってきたのでは遅いのだ。


 時折、海外の長期投資家を名乗る機関投資家などが、「長期投資家は先行きが見通せるようになったときに買う」なんてなトンチンカンなことを語っているのを見聞きする。


 でも、誰もが見通せるようになったら、もう株価は十分に高い。


 少なくとも、世界一の長期投資家はそんな投資はしていない。


 誰もが先行きを見通せないときに、自分の見通しを頼りに株価が安いとき、先回りで手を打っていた。


株は配当金を狙ってTOPに戻る