株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 さて、シマノの釣り道具に触れ、エントリーモデルでも結構な性能を持つことに感心したあんぽんたんは、ふと考えた。


 これでエントリーモデルなら、もうワンランク上はどんなもんかの?


 ……そう、きれいなおねいちゃんがいるお店で、「一杯でこれならボトルキープしたらどんなもんかの?」ってやつと同じだ。


(注:酒、異性、ギャンブルは、釣りと違って身の破滅を招きます。投資どころではなくなるので注意しませう。)


 そして、レベルア〜ップ!


 ぱらららっぱっぱっぱ〜ん♪


 昔懐かしドラゴンクエストのファンファーレが耳の奥で鳴り響くのを聞きながら、店員さんに相談。


「対象魚は何でしょうか?」


「シーバス」


 シーバス……日本が世界に誇るソルトフィッシングの対象魚にして、大きいものは1メートルを超える。


 別名、すずき。(←まるすずきってのと、ひらすずきってのがいるらしい。)


 最初、シーバスって字を見たとき、素人にはさっぱりわからんちんだった。w


 ブラックバスの海バージョンかと。


 スズキって言ってくれたら、少しは分かったのだが。


 要するに、野球でいうところのイチロー、水泳でいうところの大地、投資でいえば軽自動車とバイクでいぶし銀の存在感を見せ人口大国インドで4輪のトップシェアを握るスズキの修じいじだな。


(注:スズキ違いです。世界クラスの大物ですが、お魚のスズキとは関係ありません。)


 そして相談の結果、ステップアップしたタックル(釣り道具のこと)を手に入れ、スズキを求めて海へ。


 ふおおおおお、ええロッドは飛びが違う〜!


 なんじゃこりゃ〜、エントリーモデルで感心しとったリールの巻きが、さらに軽くシャープになっとるがな〜!!


 しかし、良いタックルを手に入れたとはいえ、素人にそう簡単に引っかかってくれるほど、スズキは甘くはない。


 やがて、その良いタックルの先っぽからルアーが取り外され、最終兵器が装着された。


 ……さびき。


 ちゃぽん。


 寂しげな音とともに海水につけられたサビキ針に、すかさず来るアタリ。


 引き上げてみたらば、やった、やった、念願のシーバスだ!


(注:スズキは出世魚で成長とともに名前が変わり、小さいときはセイゴ、少し大きくなるとフッコと呼ばれるそうです。これはいわゆるシーバスではなく、セイゴです。)


 こんなに早くシーバスが釣れるなんて! (←セイゴです。)


 シーバス釣りの天才かも! (←サイズを考えろ!セイゴだバカタレ!)


 こうして見事プチシーバスを釣り上げたあんぽんたんは、ふと考えた。


 このタックルでまだ上があるというなら、その上級モデルは……。





 あ……





 しまった!





 シーバス釣る前に





 自分がシマノに釣られとる!!





(注意点:良い企業は我々消費者をお魚のように釣り上げ、いけすの中に囲い込みます。そこで、商品というエサを与えられ、フンのごとく垂れ出ていくキャッシュを延々と回収されます。このような企業を見つけたら、株価が安い時に買っておいて、自分も回収する側にいるようにしておきましょう。)


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