株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 日経平均は14000円前後で、まあこの辺りが今の相場なんだろう。


 今後は世界各国の景気とも合わせて、収益を拡大していけるかどうかかな。


 出遅れや急落をぼちぼち拾いながら見守りたい。





 大変遅ればせながら浜田教授の著書「アメリカは日本経済の復活を知っている」を拝読。


 リフレ派の大教祖様ともいうべきお方の本で、いろいろとおもしろかった。


 特に、これまでの日銀の姿勢には舌峰鋭く切り込んでおられたのが印象に残った。


 そうは言われても、日銀には日銀の立場があって、まあなかなか仰る通りにはならなかったのだろうなと。


 主張が真っ向から対立するだけに、もどかしい思いをされていたのだろう。


 ポール・クルーグマン教授の助言についても触れられていて、インフレターゲットの目標値も現在より高い目標値を設定すべきだと仰っていたそうだ。


 これはリフレ派の若手エコノミスト、片岡剛士君も著書で主張していたと思う。


 ちなみに、ポール・クルーグマン教授の教科書には、スティグリッツ、マンキュー両教授の教科書には触れられている効率的市場仮説とパッシブ運用について書かれていない。(自分が読んだときは)


 これを見て、クルーグマン教授がただ者でないことは理解できた。


 知らないわけはないから、あえて無視して教科書に載せなかったのだろう。


 個人的な経済学の教科書のお勧めは、この1点をもってクルーグマン教授の教科書である。ww


 自分はリフレ派の方々の主張には、そんな単純にいくのかいなと懐疑的ではある。


 おそらくこの点は認識されていて、だからアベノミクスでは金融緩和だけでなくて、3本の矢を放ってできることは全部やろうということなんだろう。


 経済が甦ったとして、何が効いたのかは今後またまた議論になるところかな。


 何にせよ、日本経済がよくなってほしいという思いは共有しているつもりなので、とにもかくにも自分のできる範囲で主張に乗っておこうかなと考えている。


 ということで、すっぽんぽんに近い状態で株式保有中である。w


 ところで黒田日銀総裁に交代した後、甘利さんが日銀の会議に参加していたと思うが、それを見てなんとなく日銀の独立性は失われたのだなと感じた。


 リフレ派の方々の主張が正しく、「現在の」経済に対する正しい処方箋を書けたのだとしても、今後これが先例として悪用・誤用されることがないかは少し心配なところではある。





 ノーベル経済学賞受賞者の名前が出たので、おもしろかった本をもう1つ。


 「ノーベル経済学賞の40年」という本がそれ。


 経済学の歴史と到達点というべき内容で、とても刺激的だ。


 経済学の教科書を読むよりは、よっぽどおもしろいし勉強になる。


 株式投資をしてきて、ちょっと待て、と言いたくなる学説にもお目にかかる。


 ちなみに、効率的市場仮説についても指摘があり否定的だった。


 この他にも、著者自身が否定的な学説や考え方があり、ゲーム理論についてもそのような感じ。


 自分もオークションの方式に関して、著者が本書で指摘している現実との乖離には気づかず、聞きかじったところを鵜呑みにしていたので、大変勉強になった。


 とにもかくにも、まずは疑ってみよう、というのが正しい態度であることは間違いない。w


 せてりすぱぶりす、せてりすぱぶりす……。


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続き


※注


 最後の言葉は、経済学で大変重要なおまじない。


 意味は「その他の条件が一定ならば」で、いくら現実に合致しないことを言っても許され、ノーベル経済学賞までもらえるかもしれないという究極魔法だ。


 ありえない仮定からありえない結論を導くこともできるぞ。


 よいこのみんなも使ってみよう。


 仮に僕のところにお金が1京円、どどんとあるとする。


 せてりすぱぶりす!


 僕はこのお金を使って日本経済をロングアッパーカット!!


(↑ あほ)





 真面目な話に戻して、浜田教授の本の中でも、こういった論理が条件を少し変えると崩れることに触れられていて興味深かった。


 経済を考えるときの単純なモデル構築に役立ち、さらには美しい数式にまとめあげることもできる便利な言葉なのだろう。


 しかし、この言葉を見たら、主張を鵜呑みにせず、現実にはどうなっているのかを考えてみるべきなのだと思う。