株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 資生堂さんより報告が届く。


 赤字は出したけど、その後の責任の明確化と責任の引き受け、立て直しに向けた動きは、個人的に信頼できるものと判断。


 この辺りは、さすがに「世界で最も倫理的な企業」に2年連続で選ばれたというだけのことはある。


 現在、株価も戻り落ち着いているが、再び大きく売られることがあれば、買いのチャンスととらえている。





 信越化学は昨年度、事業ポートフォリオのうち、半導体シリコン、シリコーン事業がすってんころりん。


 が、主力の塩ビが強烈な上昇を見せた。


 アメリカのシンテック社の逆張り設備投資が、ここにきて実ったようでまたも感心。


 リポートによると、2005年に大型投資に着手し2011年夏に全ての工事が完了。


 アメリカでの天然ガスの高騰で、多くの会社がアメリカでの事業を縮小して中東へ投資する中で、アメリカへ投資を実行する見事な投資判断だったもよう。


 アメリカにはエネルギー問題を解決する力があるとの確信に基づいていたそうだ。


 経営を見ていて、他社と同じことを一生懸命になってやってみたり、現状を見て現状を判断したりしてはいかんのだなということを、これでもかと教えてもらえる。


 誰もが認識できる事実は事実として認識した上で、その先の将来を冷静に客観的に見る。


 その上で、必要な投資は果敢に行なう。


 もちろん、安全面で最大限の配慮をしながら。


 大体において、経営でも投資でも、現状の認識までは誰でもできる。


 問題はその先で、その現状を将来において否定するところが非常に難しい。


 今は悪い、だから将来も悪い、あるいは将来はもっと悪いと考え、現状と格闘して問題点の解決にあたる現場の努力や知恵を見過ごしがちになってしまう。


 日頃から意識しておきたい。


 トムソン・ロイター Top100 グローバル・イノベーター・アワードを2年連続で受賞したそうだ。


 化学工業分野での日本の受賞企業は、信越化学の他に日東電工が入っていた。


 この分野は普段の生活であまり馴染みがなくて、耳慣れない企業ばかりなんだけど、地味なところで非常にかちっとした経営をされている企業がある。


 そういった企業には、日本企業の底力を感じさせてもらえる。





 日経平均は順調そうで、そろそろ一連の不安を織り込んでくれただろうか。


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