さて、さわかみファンドの続きですが、いくら志が高くても運用成績が悪いのでは、共感は得ても資金はそうそう集まりません。
澤上さん自身も、いくら偉そうなことを口で言っても結果が伴わなければ人はついてこないということをおっしゃってます。
私のように自分の志が低いために、志が高いというだけで無性に感心してしまい、よく考えもせずにえ~いと大切なお金を投げ込むあほうばかりではありませんからね。
そこで運用成績を見てみると、この前送られて来た2006年10月31日のデータで基準価額が17853円(最新のデータや詳細は、さわかみファンドのホームページで確認できます)。
1年前比12・1%、3年前比59・4%、5年前比85・3%、設定来78・5%の利益を出しています。
複利年率は8・4%となっています。
因みに、1999年8月に設定したようですが、特に2002年8月頃から1年間は、基準価額8000円と20%のマイナスも経験しています。
これが株式投資のリスクですが、きちんとした銘柄選択をしている限り時間が経てばリスクがリターンとなって、きちんと利益を得られます。
この時期にさわかみファンドを購入した人は、今頃大きなリターンを得ていることでしょう。
もちろん、今後も順調であることを保証するものではありませんが、長期投資で預けるとどうなるのかという参考にはなるでしょう。
因みに、最近のレポートで澤上さんは大要こういうことをおっしゃってます。
これからの時代、老齢化が進み人口も微増ないし減少していく中で、年金や退職金もアテにせずに個が自立した生き方が求められる。
そのためにまず必要なのがお金である。
今から長期投資を始めて何十年か後に大きなリターンを得ておくと、それが複利の効果を産み出していく。
こうして雪だるま式に増えた資産を保有しておくと、その資産が産み出す利益だけで生活を賄えるようになる。
自分年金の出来上がりであると。
実際に獲らぬタヌキの皮算用と断りつつ、仮想の資産形成プランを述べておられましたが、面白かったです。
実際に長期投資で複利効果を生かし、何十年か後に多くのリターンを得ている自分を想像することが重要なんだそうです。
年金も退職金もアテにできないし、アテにしない。
だからといって、銀行預金では大昔のように10年でほぼ倍になるということもない。
銀行は既にその役割を放棄し、自らの利殖にのみ腐心している。
(最近は政治資金の復活まで考えてるそうですよ。利益を得たなら、政治家に返す前に市民に返せ、ばーろー!←あれあれ、金太郎さんは本当に心の底から銀行業界が嫌いなんですね。)
資産形成のためには、銀行預金に代わるものを見つけないといけない。
銀行が預金を集めて自らリスクを負いつつ市民のためにやっていたことを、今度は市民が自らやる必要がある。
それは投資なんだけど、自分でやるには知識もないし、やってみたが損ばかりしてちっとも安心できない。
行き着くところは、良質のファンドということになるんでしょう。
さわかみファンドは、澤上さんの個人的な崇拝者が多く購入しているという話も聞きます。
私もそんな澤上信者の1人なんですが、全額ぶち込んでいるわけではないので、狂信的というほどではないですけどね(笑)。
でも、最後に一言、
澤上様さえ信じていれば、きっと老後を救ってくださります………合掌。
(―m―) ←自己取引で含み損を抱えて祈るバカの図
次回は、ちょっと小難しいさわかみファンドの購入の仕方について書きます。
澤上ファンドの唯一の欠点は
澤上さんが高齢だというところです
病気になったらあっという間に解約者が増えるでしょう。
いつまでも元気に運用してもらいたいものです
実は今日、ある商談会に行ってきたのですが、証券会社の人が結構自信ありげにこの20年の間に日本株式の時価総額は倍になると言っていましたが、
よくよく考えると当然そうなるかもしれませんね(笑)
それに、20年って・・・
ちょっと長すぎますよね。
いわゆる営業トークってやつかもしれません。
将来に備えて資産運用する事は少し考えておこうと思いました。
更に、自分が引退する時までに、年金や貯金に頼らなくても、資金を作れるような人間になっていたいです。
ちょっと意味不明な文章になってしまって、すいませんでした。
確かに、澤上さんはご高齢ですが、その遺伝子が会社に残ればいいかなと思っています。
さわかみ投信のスタッフもレポートを書いており、それを読む限りは確実に遺伝子が伝わっていることを感じます。
おっしゃる通り一時的に解約は増えるかもしれませんが、ノウハウが生きている限り大丈夫だと思います。
そこんとこまで含めて素晴らしい人だと思ってるんですけど、預けてる人がそうでなかったらヤバいなぁ(笑)。
なるべく長く元気でいてもらって、次世代の人に確実に遺伝子を伝えていって欲しいです。
因みに、私はもう突っ込んだので、澤上さんがどうなろうが解約する気はないんですけどね~。
o (^-^) o
(・・?)
長過ぎてイメージは難しいですけど、すぐ10年後を想像しますよね。
恐らくは働いている自分がいて、現在の投資資産が2倍近くになっている。
追加投資もしているので、その資産も随分たまっている。
さらに10年後、もっとたまっている。
それどころか、もうその元本で1年分くらいの生活費が稼げるくらいになっている。
もう大丈夫。後はお金に働いてもらう。
さらに増える。
退職。
悠々自適の生活。
ってな具合でしょうか(笑)。
実際はね、muramuraさんのおっしゃる通り、生涯現役で資金を稼げるのが理想ですよね。
私は死ぬ直前まで自分の仕事をしていたいです。
手塚治虫さんは、病床でも漫画を描き続けたという話ですが、そういうのが理想です。
ありゃ、ボクの文章も意味不明か(笑)。
(^-^)
こちらこそ宜しくお願いします。
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