株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 欧州問題が重くのしかかったまま、株価も低空飛行。


 自分のポートフォリオも打撃を受け、ちょこちょこと豆鉄砲で反撃中。


 今年は、このまま冴えずに終わりそう。


 まあ、そのお陰で惚れ込んでいた企業に資本参加できたわけでもあるが。





 信越化学とエーザイから株主通信が届いた。


 まずは今回が初めての信越化学、ペラリと紙をめくると、「おおっ、若い!」。


 いつのだろうかと思う金川会長の写真にびっくり。


 高齢警戒感の払拭が狙いか、以前読んだ本では、お医者さんの大丈夫です健康診断結果を持ち歩いていらっしゃるという話だったけど。w


 業績は、この難局をどうにかうまく切り抜けている感じ。


 事業内容からすると出来過ぎだろう。


 ここへ投資を決めたのは、金川会長に加えてアメリカの塩ビ企業・シンテックの存在。


 これがとても良い企業で、こういう御手本になる事業を抱えているなら、金川会長がいなくなっても大丈夫かなと考えた。


 レポートでも、世界中への拡販で業績を伸ばしていると紹介されていた。


 おもしろいなと思った部分としては、関連事業で扱う携帯電話用のキーパッドがタッチパネル式の普及で低迷しているとの記述。


 確か、上場子会社で扱っている事業だったはず。


 技術の変化と共に、事業環境もいろいろと変化するもんだなと考えさせられてしまった。


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続き


 エーザイの方は、特許切れで徐々に苦しくなるなぁという印象。


 昨年、隠れ優待で送って頂いたザーネクリームと黒酢飴も今年から撤廃のようだ。


 現在のところ、高配当利回りを維持しているけど、特許切れによる業績低迷と減配リスクは頭に入れておいた方がいいだろう。


 医薬品はディフェンシブな事業であり、景気が回復したから業績も回復するという類の事業ではないことにも注意が必要だ。


(但し、業績が低迷していても、景気回復で株価が上昇して投資家のリスク許容度が高まり、株価は底堅いということは考えられる。)





 オリンパスは、ちょっとシャレにならない情報も海外で報道され始め、嫌な雰囲気だ。


 メーンバンクは支援すると言っているけど、闇勢力への資金流出が本当ならアウトの可能性が高いだろう。


 さわかみファンドは経営陣を信用していたのか、値下りを買い増していた。


 向こう傷を負った格好だけど、ファンドの性質上、これはやむを得ない。


 ポートフォリオ上でも1%もない保有比率での結果であり、リスクの取り方は明白に間違っていたともいえないだろう。


 今後に生かして欲しいところ。


 しかし、ファンド、メーンバンクを始めとする銀行団、監査法人、その他、関係していたプロがそろいもそろって20年間も見抜けなかったというのは、改めて問題の深刻さを考えさせられる。


 個人投資家として、どう対処していけばいいのかということは、非常に悩ましい。





 実際、オリンパスは、投資対象として考えたこともある。


 同社のカメラに魅力を感じていなかったことと優良企業とされる割に多い有利子負債、低い自己資本比率が気になってパスした。


 仮に、内視鏡に大きな魅力を感じ、ありきたりの分散投資戦略を維持していたら、買っていたのではないかと思う。


 日経225種に入る企業の暴落は、金融危機後、日航、東電に続いて3社目。


 きちんと稼いでいる企業に投資することの重要性は、肝に銘じておくべきだろう。