株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 本日付日経新聞1面に、新興国の変調の記事が出ていた。


 先進国の緩和政策で溢れ出したマネーが流入し、資産バブルと格闘しているとのこと。


 保有企業の株価を見ても、そう過熱感はないと思うんだけど、住宅価格その他の不動産価格が高騰している場合、一旦景気が崩れて価格下落が始まると、良好なファンダメンタルズを反映した株価指標はアテにならない。


 自分も金融危機で思い知った。


 ブラジルでは既に長短金利の逆転現象が生じており、インドでも長短金利差がないとか。


 これは景気の頂点で現れる現象で、通常は短期金利より高くなるはずの長期金利が、短期金利より低くなる。


 理屈はよく分からないんだけど、金融引き締めで金利が上昇する一方で、景気減速を見越して長期債には先回りの買いが多く入ってくるということなのかな、と理解している。


 理屈はどうあれ、覚えておくと景気の転換点への備えになる。


 新興国株価も軟調のようだが、故ポール・サミュエルソンが指摘したところによると、「株価は5回の景気後退のうち、9回を予想」するものらしい。


 景気後退と決めつけてもいけないだろう。


 仮に新興国で減速が鮮明になった場合、日本への影響も皆無ではないはず。


 震災の後は、株価の値下りも利用して、より強いと判断する企業への資金シフトを進めてきた。


 どっちに転んでも、慌てずについていける態勢を取っておきたい。


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続き


 金融危機以前は、ITバブルのような株価バブルではないと判断していたけど、住宅や不動産のバブル崩壊の影響が株価も直撃した。


 しかも、株価バブルよりも、こっちの方が実体経済に与える影響が深刻だったりする。


 おまけに、あろうことか危機が世界中に波及したので、一時は本当に悶絶してしまった。


 なお、金融危機の前には、住宅価格の上昇と金融機関による信用の拡大(金融機関からの借金の増大)がある。


 どこの国でも、住宅価格が上がり、借金漬けの人間が増えたら要注意だ。


 「金融のふり見て我がふり直せ」である。


 欲張って貸し込んでいるときは、非常に危ない。