株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 オムロンから事業報告書が届いた。


 アニュアルレポートも御覧下さいとあったので、早速拝見。


 金融危機開始直後に買った時は、まだアニュアルレポートを送付してくれていたが、最近は経費削減の一環からか、ウェブ上での公開に止まっている。


 実物アニュアルレポートフェチの自分としては、少々残念である。


 レポートによると、今回の危機では雇用に手を付けずに頑張ってくれたようだ。


 ITバブル崩壊の時は雇用に手をつけてしまった結果、現場で継承されるべき知識を持つ人が流出してしまい、その時の反省もあったよう。


 人を切って目先の数字を合わせてみても、将来的な力は確実に弱まっている気がする。


 今回は皆で落ち込みを分担する発想で、なんとか乗り切ったみたいだ。


 誰かに負担を押し付けるよりは、できることなら皆で乗り切る形の方がいいんじゃないかな。


 その前に、不景気に陥っても雇用のことを心配しないですむ体質づくりの方が重要。


 オムロンでも今後、売上高営業利益率15%を目標に、筋肉質な企業体質を築くそうだ。


 不景気に需要が激減する設備投資関連の企業としては、これは最低線といっても良い数字ではないだろうか。


 15%と言わず、20%、30%と余裕を確保しておけば、不景気でも資本コストを超える利益を稼ぎ出せるはず。


 危機時に余裕を持てれば、その後の攻めにも転じやすい。


 投資の際に自分も惚れこんだ立派な社憲があり、今回の危機でも価値観の共有という点で機能を発揮したようだ。


 後は社憲に負けない筋肉質な利益体質を築いて、すんげぇ強い会社になれれば理想的。


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