株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 2月決算企業(小売に多い)の総会招集通知が、ぼちぼち届きつつある。


 総会決議事項を見つつ、不思議な気持ちを抱くことがある。


 取締役に選任してくださいと挙げられている候補の中に、自社の株式保有がゼロの人がいること。


 一体、どのような立場で取締役の座に着くつもりなのだろうか。


 それなりに実績を積んできたからこそ取締役の選任候補に挙げられていると思うのだけど、1単元の株すら持つ金がないのだろうか。


 あるいは、全くそのような気がないのだろうか。


 取締役の大事な仕事の1つは、他の取締役、特に代表取締役の監視監督。


 誰に代わってかというと、株主に代わって。


 だとすれば、株主と同じ立場で経営を見ること、つまり株式の保有は最低限の条件ではないのだろうか。


 感性が鈍いのか、物事の本質を考えていないのか、惰性で取締役になれる幸運の持主なのか、いずれにしろ資質を疑ってしまう。


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 他に気にしているのが、監督官庁などからの天下り組。


 電力会社で問題が指摘されているんだけど、政官と癒着すると経営の規律が歪んでいく。


 自分自身、日本航空で思い知った。


 もちろん、椅子に座るだけでない優秀な人もいるんだろうから一概には言えないけど、頭の中では警戒注意報が鳴っている。


 それから、取締役の兼務。


 ケインズでも、ケインズですら、常時完璧に理解している企業は3社程度だったという話を読んだ記憶がある。


 現在のグズグズの日本にケインズ以上に賢い人間がいるとは思えないんだけど、なぜかズラズラとあちこちの役職の兼務をしている人がいる。


 こういう人が、事業をきちんと理解しているとは思えない。


 どうやって監視監督するんだろう?


 非常に不思議だ。





 武田薬品が大型買収をするようだ。


 円高も利用しての思い切った買収。


 うまくいきますよふに。


 その買収について、日経新聞の経済教室の下欄、やさしい経済学(だったと思う)のコーナーで本日より連載が始まった。


 買収はなかなかうまくいかないぞ、という話を折に触れて書いてきたんだけど、新しい視点につながる素晴らしい知見が得られそう。


 楽しみにしている。