株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 2010年12月25日付日経新聞13面「データ解読」にて、「失われた20年」の時価総額増加率に関する記事が出ていました。





   企業名            時価総額増加率

1  ユニ・チャーム        9・6倍
2  トヨタ紡織          8・9倍
3  日本電産           7・9倍
4  久光製薬           7・7倍
5  ケーヒン           7・5倍
6  キヤノン           6・0倍
7  三菱UFJリース       5・3倍
8  テルモ            5・0倍
9  オリックス          5・0倍
10 信越化学工業         4・9倍

11 ホンダ            4・7倍
12 日医工            4・6倍
13 スズキ            4・6倍
14 イビデン           4・5倍
15 HOYA           4・3倍
16 キーエンス          4・2倍
17 日東電工           4・2倍
18 SMC            4・1倍
19 エア・ウォーター       4・0倍
20 ローム            3・9倍





 1990年末と直近の株価を比べて、時価総額の増加率が高い順に並べた表を掲載していました。


 ちなみに、この間、1人あたり名目国内総生産(GDP)は3%の増加にとどまり、日経平均は57%下落しているそうです。


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 競争力を持った企業が、名を連ねているのではないかと思います。


 ただ、これも20年前から現時点までの評価であり、次の20年は分かりません。


 このデータから事業や経営を見る眼を養い、次の将来を読み込む作業が欠かせないのだと思います。


 いかに優れた事業であっても、高値で買って放っておくだけではもったいないです。


 金融危機前にこういった企業を買っていても、値下りにうろたえて買い増していなければ、利益が出るまでに時間がかかることになるでしょう。


 現在、株価が上昇してしまったものに安心安心と群がる行為も、投資対象の選別では間違っていないとしても、少し違う気がします。


 長期投資に本当に必要なのは、「自分に理解できる良い事業を探すこと」と「相応の値段を見極め、値下りを買っていくこと」の2つだけだと思います。


 基本的に、それ以外の情報はノイズだと思った方がいいでしょう。


 この観点からみると、株式市場に関する情報はノイズだらけです。


 多くの人間が不必要な情報で右往左往する間に、インデックスファンド(市場平均)を毎月一定額買うだけで、プロのポートフォリオを上回るポートフォリオができ上がるのです。


 これは購入対象と購入時期の両面から、投資を可能な限り無機質かつ平板に行った場合と言えるでしょう。


 自分で投資をする場合、このような思考停止のやり方でも良好な成績が出せること、この投資法のどの部分が賢明でどの部分が愚かなのかを認識することが、1つの(唯一ではありません)方法になると思われます。





 時価総額の増減については、以前に書いた以下の記事も参考にしてみてください。


 事業や経営、購入の時期に関して、考える材料にはなると思います。


 http://kabuhaitoukin.blog48.fc2.com/blog-entry-562.html


 http://kabuhaitoukin.blog48.fc2.com/blog-entry-714.html