株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。
株は配当金を狙って


 色々な指標で株の割安度や会社の経営効率を見てきましたが、ここでは妥当な株価というものを算出してみることにしましょう。


 各証券会社は様々な指標を駆使して理論株価を算出していますが、もちろんそんな小難しい計算式など頭の弱い配当金太郎さんが使えるわけがありません。


 そこでここでは、ごく簡単な計算式を用いることにします。


 まったくもってアテにならない数式ですが、株価が妥当なのかどうなのかを知る一応の目安にはなります。


 こういった目安をもって株を選別することは、リスクを測る上でも役立つことでしょう。


 では、数式を見てみましょう。






 目標株価 = 一株利益 × X + 1株純資産






 この数式では、1株利益を何倍かした数値に、その株式の1株純資産を足した数値を算出し妥当な株価を算出しています。


 1株利益はその企業が1年間に稼ぎだした1株あたりの利益ですね。


 Xはこの利益が単純に何年か続くと仮定したものです。


 1株純資産はPBRの解説のところでも勉強しましたが、会社の現在の解散価値(客観的価値)を表します。


 で、結局この数式が妥当とする株価というのは、将来何年かに渡って得られる利益と企業の純資産の和ということですね。


 Xにどの数字を入れるかは問題ですが、一般には10年で換算して10を入れるようです。


 リスクを減らして短期間で考えたい人は、8とか、或いは5なんて数字を入れてみるといいでしょう。


 株価が上がるかどうかは分かりませんが、1株利益を無視して1株純資産(PBR1倍)以下を狙うというのもありですね。


 株価が下がっても客観的価値を下回っているわけですから、売らない限りは損をしていないという安心感があります(笑)。


 配当が良ければ、そのまま持ち続けておけばいいわけです。


 この数式においては、企業の1株利益が増えたり減ったりすることを全く考慮していません。


 従って、成長企業(1株利益が年々増え続けている企業)では、目標株価を若干高く見積もっておいてもいいでしょう。


 まあ、こういう企業の株というのは既に買われまくっていて、この数式で出す以上の株価になっていることが多いですけどね。


 年々業績を上げているのに、目標株価に届かない企業や、目標株価を割り込んできた企業の株式などは、狙い目となると思います。


 また、一時的な減益を出して株価が下がっている企業の株式なども、目標株価を割り込んだら狙ってみるといいでしょう。


役に立ったら、人気blogランキングへ応援を!

株は配当金を狙ってTOPに戻る


コメント
この記事へのコメント
今日の記事を見て感じたのですが、デイトレばかりに目を奪われていると、投資の基本と言うものを忘れているような気がします。

やっぱり、何をやるにしても基本があっての事かもしれないです。
というか、最近デイトレできないので残念に思っているだけかもしれませんが・・汗
2006/10/25(水) 22:33 | URL | muramura #-[ 編集]
muramuraさんへ
こういうのも基本なんでしょうけど、やぱしバリュー投資という視点だけでもねぇ。
結局、美人投票なんで、皆が振り向かないと、いくら割安でも株価は上がらないんですよね、トホホ。
2006/10/25(水) 23:04 | URL | muramuraさんへ #-[ 編集]
たしかに、バリュー投資はそこが難しいですね。

ただ、不動産でもニッチ的なもの(小型の建物得意!とか、倉庫関係オンリーとか)でも、バリュー投資は成立するんじゃないかな?

要は、みんなが振り向きそうなネタが早く出そうな銘柄を常に意識すれば良いんじゃないでしょうか?

・・それが難しいのですね(笑)・
2006/10/26(木) 00:27 | URL | まっくろうま #-[ 編集]
まっくろうまさんへ
ニッチ(niche)、隙間産業のことですね。
特殊なニーズに特化しており、大手が手がけないが、これからの発展が見込めるもの。
会計上の割安感はなくても、需要増加が見込めるなら、これもバリュー投資でしょうね。
こちらは、消費者としての視点が重要でしょう。
皆が振り向きそうなもの、或いは、振り向いてすぐのものを仕込んで、上がったところで売るって方法が最高に効率がいいです。
ほんと、分かるなら教えてもらいたいくらいですよ(笑)。
でも、ニッチに関しては、上がる上がらないは度外視で、有名ではないけど自分が応援したい、或いは、便利だなと思う会社の株を買って資本参加しておくってのがいいかもしれませんね。
消費者の視点って案外バカにならないもんですからね。
2006/10/26(木) 09:41 | URL | まっくろうまさんへ #-[ 編集]
配当金太郎さん

上で書いた銘柄は、今年IPOで上場したリビングコーポレーションと、日本レップのことですよ。

リビングは、50坪ぐらいの?小さいマンション?が得意で、年率50%アップで伸びてきてます。

また、新しくビジネスホテル?の建設を始めました。
来期以降の分は、まだ来期予想分に含まれてないので、発表があれば伸びてきそうです。

日本レップは、主に物流倉庫でファンドを組んでいます。
今期は、ファンド資金が急に増えたため、手数料収入が大幅に伸びそうです。

どうでしょうか?
2006/10/26(木) 20:55 | URL | まっくろうま #-[ 編集]
今年のIPOですかぁ!
うーん、どうでしょうね。
私は、両社のことは全く知らないので、何ともいえません。
業績がグイグイ伸びるなら、今は割高でも将来は割安になりますから、それを見越して買っておけば、究極のバリュー投資ですね。

リビングコーポの方は、団塊ジュニア世代が家を持ち始めるこれから需要も伸びてくるかな。
金利の動向は注意しておきたいですね。
ビジネスホテルも、何か他にないウリがあればOKでしょう。

日本レップの方は、ファンドを組むってところがいいですね。
最近は、いろんなファンドが組まれてますが(ラブホファンドなんてのもありました)、物流倉庫でファンドというのは面白いと思います。
こっちはどうだろう、高速を走ってトラックの数に注意しておけばいいかな(笑)。
実際、多いですよね、トラック。
今回の景気は長期間に渡って続くと思うので、物流の方も当面心配ないと思います。

後は、株価が成長を織り込んでいるかどうかですね。
織込み済みなら、バリュー投資にはなりませんもんね。
現在の値が割高でなければ、バッチリだと思います。
2006/10/27(金) 08:06 | URL | まっくろうまさんへ #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://kabuhaitoukin.blog48.fc2.com/tb.php/66-96a652cd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック