株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 昨年末の日経新聞に、過去10年間のヒット商品番付で横綱になったものが出ていた。



       東              西

2000年  ユニクロ           平日半額バーガー
       (ファーストリテイリング)  (日本マクドナルド)
2001年  メード・イン・チャイナ    イチロー
2002年  丸ビル            カメラ付き携帯電話
2003年  デジタルAV機器       「昭和」
2004年  韓流             アテネ特需
2005年  iPod           該当なし
       & iTunes Music Store
2006年  デジタル一眼レフ       ショッピングセンター
2007年  Wii&DS         電子マネー
       (任天堂)
2008年  ユニクロ・H&M       セブンプレミアム・トップバリュ
2009年  エコカー           激安ジーンズ



 ヒット商品というのは、時代の潜在的ニーズを掘り起こして多くの人から支持されることによって生まれるものだと思う。


 従って、そこには未来を考える上で大切なヒントが隠されているはずだ。


 そう考えて、任天堂のWiiとDSを見てみると、なるほど今まではたくさんボタンのついたコントローラーが必要だったコンピューターに、驚くほど簡単な直感的操作が取り入れられている。


 米アップルのiphoneもそうだった。


 ああ、そうだ、これからはこういった方向に進んで、お年寄りや子供といったコンピューターの苦手な人にも、コンピューターが近付いてくるんだ。


 この視点でパソコンの周辺機器を眺めると、時代を先取りペンタブレットによる操作を可能にしている企業が見つかる。


 また液晶タッチパネルの普及を考えれば、そのような液晶パネル素材の需要増が浮かんでくる。


 iPodからは、大量の情報をデジタル化して、小さな端末で持ち歩く時代への移行が見えてくる。(アップル、あいたたた。w)


 エコカーからは、電池やモーターの需要増が思い浮かぶ。(日本電産、あいたたた。w)


 と同時に、原油を始めとする資源には、価格上昇圧力があることにも思い至る。


 そう、資源は確保しておかなくてはいけない。


 メイド・イン・チャイナと韓流からは、新興国の活躍。


 特に韓流は自国文化の輸出にまで到達している点で、躍進ぶりが興味深い。


 イチローからは、世界に出ていく内需型企業の姿が重なる。


 停滞の10年で激安ジーンズを含めて都合3回の横綱に選ばれたのは、ファーストリテイリング。


 ユニクロ栄えて国滅ぶと、浜のおばさんに毛嫌いされてるデフレの申し子のような企業。


 新興国の安い賃金を背景にした価格下落圧力、労働賃金の低下圧力は、当分続いていくのかもしれない。


 しかし、あらゆる価格の世界的な調整が起きていると考えれば、一方で追いついてくる新興国に物価や賃金の上昇圧力があるのも事実だろう。


 豊かになっていく新興国の人たちが、欲しがるものは何だろうか。


 欲しくても買えないのでは意味がない。


 手が届く価格で提供している、あるいは、提供しはじめている企業はないだろうか。


 ヒット商品番付から想像を膨らませて、投資対象を考えてみることは有益だと思う。


 答えは人それぞれ、後は株価が安い時に仕込んで実りを待つだけ。


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