株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 ホンダの報告書で、太陽光発電パネルを阪神甲子園球場の銀傘の上に設置するというニュースが出ていた。


 例の次世代金属化合物系CIS薄膜太陽電池だ。


 2010年3月からの稼働予定で、年間約19・3万kWh、CO2削減量は年間133トンとのこと。


 これで目出たく、ホンダも阪神タイガース銘柄の1つに昇格したということ。(?)


 ホンダは既に、福井社長から伊東社長に交代。


 伊東社長は創業以来初めて、創業者・本田宗一郎を直接知らない社長になる。


 でも、本からの情報や直接会ったことのある人からの聞き込みで、よく勉強されているようだ。


 自分もホンダへの投資を始める前後で、ホンダや本田宗一郎氏に関する本を読んだ。


 伊東社長は十二分に理解して、きちんとした経営をしてくれると思う。


 核がしっかりしていれば、外部環境の変化でもぶれることはない。


 これは事業も投資も同じだろう。


 配当金も半分以下に減ったが、待ってさえいればきっと巻き返してくれるはずだ。


 ちなみに、ホンダの売り時ほど簡単なものはないと思っている。


 従業員を大切にせず、未来に向けた革新的なモノ造りもせず、目先の利益を追って安易なカネ儲けに走ったときだ。


(米国によい反面教師がいたので企業経営を見る上で参考にしたい。)


 それ以外は保有&買い増~し。


 短期的に株価が下がっても、イケイケドンドンだ。


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続き


<ホンダのビジネス>


 中間報告書の特集は、アジアで伸びる二輪事業。(悪い中でも良い部分を探して特集を組むのが報告書作成の腕の見せ所だ。w)


 オートバイの需要はまだまだ伸びそうとのことで、現在、二輪事業の売上の40%近くを占めるアジアの比率が今後も伸びそうだ。


 主力の四輪事業は北米がなお50%近くの売上を占めているようで、金融事業の売上が北米だけで全体の90%を超えていることも手伝って、北米一本足打法などと揶揄されていたと思う。


 まあ、このあたりは、アメリカの景気回復と共に逆に利点になってくるところであり、アジアへ進出しつつ回復を待ってればよさそう。


 この揶揄もアメリカがこけて他が大丈夫だったわけでもなく、業績だって黒字を確保していたのだから、そんなに気にする程のこともなかったと思う。


 太陽電池など汎用品については売上全体の3%程度のようで、基本は二輪と四輪の6つの輪を転がして稼いでいる。


 昭和シェルのように、大規模に太陽電池で攻めるということはなさそう。


 でも、ホンダジェットも生産体制を構築しつつあるようだし、アシモ君の技術を応用した全方位駆動車輪機構付きのモビリティ試作機も完成するなど、新しいモビリティ事業が育ちつつある。


 ホンダの社長になると退任後は会長にはなれず、福井元社長も今は相談役。


 これは他社には見られない人事の伝統みたいで、宗一郎じいじは既に亡くなったけど、今もずっとおかしなことをしていないかホンダの経営を見ているような気にさせられる。


 昨今、スズキの提携先がGMからフォルクスワーゲンに変わるなど、世界的な合従連衡の動きも出ているが、ホンダは独立独歩の精神で突っ走るだろう。


 この企業精神も気に入っているところの1つだ。