前回とは逆に、人民元の上昇のマイナス面について書いておきましょう。
まず第一に、円の連れ高によるマイナス面が指摘されています。
これはあまり理論的な根拠はないようですが、同じアジアの通貨ということで、人民元が上昇すると円も買われて上昇する傾向があるようです。
株でも連想買いなんてことがありますが、似たようなものでしょう。
で、この連れ高によって、自動車、電気、精密機器といった輸出関連株にマイナス影響となることが指摘されています。
ただ、人民元の上昇は中国人民の購買能力の強化という側面がありますから、輸出関連株にとっても長期的には中国市場の拡大という恩恵があるでしょうね。
第二に、人民元切り上げによって、中国人民の人件費等のコスト高が起きます。
従って、水産、小売り、アパレル、旅行、空運、薬品(漢方)、輸入商社といった産業は、そのコスト高の影響を受けて収益を圧迫するという指摘があります。
コスト削減を狙って中国に進出している企業にとっても、旨味がなくなってくるのでしょう。
以上が、人民元上昇のマイナス面ですが、人民元が切り上がれば中国人民の輸入品購買能力も増すことになりますし、それだけ中国市場が拡大することにもなります。
長期的にはアメリカ以上の輸出相手として、また巨大市場となっていくことが、収益を下げるとされる企業にとってもプラスになるのではないでしょうか。
為替の動きについては、FXはシステムトレードで勝とうや眠りながら稼ぐ! 外国為替スイング投資記録、株式FXかかってらっしゃいという相互リンク先があります。
人民元はまだ取引対象ではありませんが、その他の主要通貨の動きを知りたい方は、こちらで勉強されるといいでしょう。
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