中国の通貨、人民元が徐々に切り上がってきているようです。
強かな中国政府の政策のもと、安価な人件費で世界の工場となり、外貨を稼ぎに稼いできました。
しかし、それは昔日本が来た道。
変動相場制を導入すれば、一気に元高が加速し、対外的な競争力が削がれ、不況の波がやってくるのは見えています。
中国政府もそれを知らないわけはなく、特に、アメリカの圧力もあって、去年から徐々に人民元の切り上げが始まりました。
これからも進んでいく人民元の切り上げで、どのような影響があるのか。
もちろん、為替だけによって企業業績が決まるわけではありませんが、一応、こうなるだろうということを書き留めておきたいと思います。
まずは人民元の切り上げにより恩恵を受ける日本の企業についてです。
人民元が切り上がると、中国からの輸入品にかかるコストが上がります。
これにより、日本国内における対中競争力が強化されます。
安い中国製品にやられていた産業が、息を吹き返すということですね。
で、それはどの産業かというと、鉄鋼、繊維、海運、自動車の部品製造といったところだそうです。
中国で製造されていて、日本にも輸出されてくるものを考えればいいですね。
次回は、人民元上昇のマイナス面について書きたいと思います。
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