株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 不景気で上場企業の4割が減配だそうです。


 以下、2009年5月6日付、日経新聞第1面による主要企業の前期配当実績と今期配当見通し、及び5月1日終値ベースでの予想配当利回りです。







ホンダ       63   → 32     1・12%

コマツ       40   → 16     1・3%

住友商事      34   → 18     2・03%

富士フイルム    30   → 25     1・01%

三菱地所      16   → 12     0・91%

日本郵船      15   →  4     0・95%

川崎汽船      13・5 →  2・5   0・64%

住友金属工業    10   →  5     2・07%

アルプス電気    10   →  0        0%

富士通        8   →  6     1・21%

三菱重工       6   →  4     1・24%







 景気敏感株は、持ちこたえることができませんでした。


 金太郎氏の保有企業も軒並みいかれました。 orz


 ホンダは5月1日終値の2855円で、予想配当利回りが1・12%です。


 コマツは5月1日終値の1235円で、予想配当利回りが1・3%です。


 少し前の日経新聞では44円の配当と報じられていたと思いますが、結局40円になりました。


 今期は大幅減配予想で痛し。 (T_T)


 何回か取り上げた住友金属工業も、5月1日終値の241円をベースにすれば、予想配当利回りは2・07%です。


 なんだかんだで、相応の値段に落ち着いているといえそうです。


 今後は景気回復に伴う収益回復や増配をにらんでの値動きになるのでしょう。


 無論、大底割れしちゃうと、この配当を維持することもできなくなる可能性はありますが。(無いとは言えませんが、あればあったで大喜びです。)


 同じセクターに属する他の企業も、減配は覚悟しておくべきでしょうね。


 トヨタでどっひゃーって言いそうです。w







 一方、今期増配予定の企業さんもあります。







JT      5400  →   5600   2・42%

NTTドコモ  4800  →   5200   3・84%

ユニ・チャーム   54  →     64   0・93%

ソフトバンク   2・5  →      5   0・29%







 ディフェンシブ系の事業を展開する企業さんですね。


 JTは事業の転換を進めていて、たばこ産業というより食品産業と言った方がいいのかもしれません。


 NTTドコモの携帯事業は、顧客という羊をブランドという柵で囲い込んでおいて、通信料金という毛皮や乳を毎月頂戴するというエグイ商売です。


 他の牧場に羊が逃げていかない限り、定期的、安定的な収入が見込めます。


 こういう特徴を持つ事業は、簡単で良い事業であると考えています。


 金太郎氏は別の携帯会社ですので投資していませんが、ドコモを使っていたら投資していたかもしれません。


 内需型の企業だと思いますが、ライバル企業の存在や人口減少と事業内容(問題を認識して手を打っているかもしれません)をどう捉えるかなのでしょうね。


 ユニ・チャームは、紙おむつなどの生活必需品を扱っています。


 事業領域でバッチリ重なるアメリカのビジョナリー・カンパニーがあります。


 アジアでの需要を取り込んで、自動車のようにシェア争いに勝てるのか、興味を持って見ています。


 花王もそうですが、経営の効率性という点では、今のところ日本企業の方が劣っているようです。


 ちなみに、ユニ・チャームや花王はさわかみファンドが保有しており、アメリカ企業の方はバフェットじいじのポートフォリオに入っていたと思います。


 ソフトバンクは情報通信かと思いきや、四季報の日経225銘柄の欄では商社の方に分類されています。


 恐らく、ここは稀代のベンチャー起業家の孫さんと一緒に、夢を追いかけたい人が投資する企業なのでしょう。


 明日、別の事業を始めても、驚きはありません。w


 ディフェンシブ系の企業さんは、比較的業績の安定性があって、配当利回りを信用してもよい事業ではないかと思っています。


(小売、化学セクター(化学は信越化学の他、花王などの日用品、医薬品を意識しておくと良いと思います。)は、業績の大崩れがなく減配があまりありません。純粋に配当金だけを狙っていくなら、こういったセクターの企業だけでポートフォリオを組むのが良いのでしょう。)


 景気敏感株の方は、配当利回りはそうアテにできませんが、将来の配当増による株価上昇は期待しても良いのでしょう。


 つまり、減配ですと言われたら株価下落を見て喜んで買い、増配ですと言われたら保有して上昇する株価を見ながらニヤニヤして、売りたい人は満足いくところで売る。


 遠い将来を見据えながら保有を続ける人は、次の買い増しチャンスがあれば買い増して、株数(保有比率)を膨らませていく。


 安くなったところで買っていけば、後の始末は何とでもなるのでしょう。


(いつも澤上のおじさんが仰っていることです。が、誰かさんのように、潰れるところを買ってはダメです。w 堅実な投資をしようと思うなら、よく知らない事業に大きく化けるのではと「分散」するよりは、よく知っている良い事業を「○割引」で買うことに意識を集中する方が良いと思います。不景気において落ち込んだ優良企業については、「復配」を狙って買い進めるという感覚がよいのでしょう。優良企業には強い復元力が備わっているからです。)


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