株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 はい、泣くに泣けないSE○の完全破綻で、金太郎氏も投資を初めてからドキドキの初体験です。


 つくつくほ~し。(←泣いています。)


 以下、平成21年4月2日付の広報から引用。







 当社は、平成21年1月19日付の東京地方裁判所における民事再生手続開始決定後、同月28日に当社をご支援いただけるスポンサーの公募を行わせていただきました。その結果、同年2月6日に1 次入札、デューデリジェンスの後、同年3月6日に2次入札を締め切り、スポンサー候補として一定のご支援をいただける企業からの入札をいただきました。また併せて、各分野の専門家の御指導のもと、人員削減を実行する等できる限りの経費削減を行い、会社の体制や事業内容を見直すなど、懸命に再生計画の策定にあたってまいりました。しかしながら、昨今の景気悪化に起因する社会情勢変化のスピードは我々の想像を遥かに凌ぎ、望みを託していたスポンサー候補からの支援では、裁判所や監督委員にご納得頂ける再生計画を策定することが出来ませんでした。かかる経緯で、誠に遺憾ながら、同年3月27日に東京地方裁判所から再生手続廃止の決定がなされました。今後当社は、東京地方裁判所の監督のもと、清算されることになります。関係者の皆様方に対しまして、多大なるご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。







 いや~、昔の山一証券の破綻で、御迷惑をおかけいたしましたの紙切れ1枚で済まされたと竹田和平じいじが怒っていらっしゃいましたが、うちにも届くんでしょうかね~。


(以後、大企業には懐疑的で、御自分が応援したいと思う規模の比較的小さな企業へ分散投資を行っていらっしゃる模様です。四季報の大株主欄で、よくお名前を拝見します。)


 ってか、この御時世なんで、PDF書類をホームページにアップして終わりとか。w


 同社の経営を少し振り返ってみますと、予兆というか、ちょっと嫌な予感がしたことはありました。


 何かと言うと、暴風雨の吹き荒れる中、社長が一族の若社長に交代したことです。


 「大丈夫かいな」と一抹の不安がよぎったのですが、こんなときだけ大的中。ww


 で、民事再生手続きの申請であっさり退陣。 (/;_ _)/


 かわいそうに就任早々の幕引きで、三日天下とはまさにこのことですね。


 好景気で悪いところも見えないくらいによくなって、経営陣も油断しちゃったのかもしれません。


 破綻までに、終始、後手後手に回った感じです。


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続き


 本当はね、配当なんて出してる場合じゃなかったのです。(出してなかったら、そもそも買ってないけど。w)


 株主優待もそう。


 そんなところへお金を回さず、原価低減努力をして内部留保を積み上げて、景気が良い時にも増資をしたり、社債の株式への転換をお願いするなどして、自己資本比率は100%近くにしておかないといけなかった。


 有利子負債なんて、言語道断。


 1件が30億円なんてな製造装置もね、そりゃ金が余ってれば買ってくれるところもあるだろうけど、金詰まりになったらそんな高いもんホイホイとは買いません。


 まして、設備投資なんて1年くらいしなくたって問題ないんですから。


 韓国の半導体メーカーなどは、不況でも設備投資をして競争力をつけたから今回も、なんてな事業報告もきていましたが、この見通しも甘かったんでしょう。


 スポンサー探しも、民事再生手続きを申し立ててからでなく、早め早めに手を打っておくべきだったのでしょう。


 常に最悪の場合を考え、株主価値がゼロになることのないようにする。


 事業がなんらかの形で存続するようにする。


 そうやって、きちんと雇用も守る。


 多分ね、例え難しい事業でも、事業を続けること自体は全然難しくないんですよ。


 現に似たような事業でも、続いているところはきちんと続いてますからね。


 積み上げた技術もパァでしょうか。


 ああ、もったいない……。


 今後の清算で、少しでも他の日本企業のお役に立てる形で残ればいいんですけど。


 株券は紙切れでしょう。


 ちなみに、紙切れにならないこともあります。


 今日、リートのニューシティ・レジデンスの再生計画案が出ましたが、認可されれば1つの例になるでしょう。


 なぜ同じ民事再生手続きの申請でこのような違いが出るのかは、ビジネスの違いによると思います。


 ニューシティの場合、賃料という安定的なキャッシュを生む事業であり、売上高にあたる部分には大きな変更がありません。(どうやったら破綻するのか、こっちが聞きたいくらいです。)


 これに対しSE○の場合は、既に需要そのものが蒸発し、売上回復の目処も立たず、設備の維持費や研究開発費、人件費を垂れ流すだけの、いわゆるゾンビ企業です。


 生き延びようとすれば、巨額の資本注入で需要回復を待てるだけの体力をつけなければいけないでしょうし、何より安定的な収益源を得なければならないところでしょう。


 これが不可能と裁判所に判断されたということでしょうね。


 残念ですが、今後に生かしていくしかないですよ。







<追記>


 後で調べてみたら、何十年も前の上場時が一番株価が高かったです。w


 株式分割の影響もあったかもしれませんが、仮にこの株価がゼロになったのだとすれば、この企業は上場以来、全く価値を生み出さなかったことになります。


 いやはや、とんでもないシロモノに手を出してしまったもんです。ww


 太陽電池の投資テーマで引っ掛かってしまったのが運の尽きでしたね~。


 本業の方や太陽電池事業の規模の比率(売上高など)もよく調べておくんでした。


 これまた買ってからみたら、1%程度だったかと。w


 これから拡げていこうかって時に、まさかの金融危機だったんですね。


 こういうところに投資しては、ダメダメですよ。