株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 2009年3月17日付、日経新聞14面に、リートの3割が保有不動産につき含み損であると報じられていました。


 記事では、年初からの株価下落率の大きいものから含み損益を出していました。


 ここでは、掲載された銘柄のうち含み損となっている銘柄と含み損の額を書き残しておきます。


 年初からの株価下落率は、全て80%以上となっています。(ぎえ~っ!っていうか、含み損を考えてもちょっとおかしくね?)


日本レジデンシャル     ▲202億円
LCP            ▲33億円
プロスペクトレジデンシャル  ▲25億円
Jシングル           ▲3億円
日本賃貸           ▲73億円
ラサールJ          ▲51億円


 含み損というのは、不動産の鑑定評価額が帳簿価格を下回ったときに出てくるそうです。


 景気が悪化してくると空室率の増加から賃料の低下を招き、それが不動産の鑑定評価額にも影響してくるとの話でした。


 特にマンションなどの住宅系では、建物の築年数が多くなるほど賃料の低下を招くようです。


 また、地方の物件では鑑定額が低下する傾向にあるようです。


 需要のなさそうな物件を抱えているリートで値段が高いものは、価値と価格にギャップが生じている可能性が高いということでしょうね。


 もっとも、今の値段であれば価格が高いという心配はあまりないと思いますが。w


 今の価格は、リファイナンスリスクなどによって経営破綻し、上場廃止になる可能性が怖いのでついているのでしょう。


 少なくとも、市場で自由に換金することはできなくなりますから。







 含み損の金額を見ると、パ○フィックHDをスポンサーとする日本レジデンシャルのダメっぷりが際立っているように見えます。


 もっともこれは、運用する資産規模にもよると思います。


 因みに、取得価格が3037億6千7百万円となっていました。(平成20年11月28日現在)


 LCPの取得価格は875億8千万円(平成21年1月20日現在)、プロスペクトの取得価格は約636億円(平成19年5月末日現在)、日本賃貸住宅が1019億7632万4千円(平成20年6月27日現在)、ラサールが1199億2千6百万円となっています。


 う~ん、含み損率で見てもダメか……。


 フォローしようと思ったのですが、無駄な努力でした。 (>_<)


 フォワードコミットメントでいらん違約金を払い、取得物件はトップクラスの含み損。


 スポンサーは破綻。


 株価は米銀なみの下落率で、簿価の10分の1程度の市場評価額。


 悲しゅうて涙が出ます。 (ToT)


 無論、この先のことは分かりませんし、個人的には今のリートの値付けは奇妙だと思います。


 しかしながら、失敗たくさん金太郎氏からのアドバイスは、「あなたにとって、あなた自身に保有の喜びを与えてくれる価値あるものが安いときに買うべきで、その価値のないものは安くても買わない方がいいよ」です。


 相場格言にも「安物買いの銭失い」というものがあるそうですからね。


 金太郎氏は、たくさんたくさん経験しました。ww


 リートであれ株式であれ、難しい事業であれ簡単な事業であれ、保有資本を生かすも殺すも結局は運用する「人間」次第なのです。


株は配当金を狙ってTOPに戻る