株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 日経平均が7000円をうろついていた今年の3月頃、近所のおばさんが「景気はこれから増々悪くなる」と言っていたという話を聞きました。


 株価は間もなく底を打って上がっていきました。w


(まあ、これが大底になるかは、まだ分からないのでしょうが。)


 そういえば、株価が上昇基調で底堅かった時は、皆が景気の先行きについて楽観していました。


 だからこそ、借金してでも資産を買う誘惑が強くなり、素っ裸で市場をうろつく人間が増えてバブルが形成されるのでしょう。


 5年程前、スペイン南部に行く機会があった金太郎氏は、海岸線の丘陵にドカドカと並び立つ建設クレーンと、それはそれは節操も何もなくうじゃうじゃと建てられた建物群を見ました。


 聞けば欧米からのリゾート客を当て込んだ別荘とのこと。


 さすがに頭の弱い金太郎氏でも、直感的に「バブルだな」と思いました。


 だって、スペインの片田舎に必要も無い別荘が、ゴロゴロと掃いて捨てるほど建てられているわけですからね。


 もっとも、この頃は投資や経済を勉強する前だったので、バブルが単なる好景気を意味するのではなく、持続不可能な規模の負債(借金)によりかさ上げされた資産価格の高騰とそれによる実体経済への影響であることなどは知りもしなかったわけですが。


 また、この風景がグローバル化によって日本経済に与えている影響までは、考えが及ばなかったのですね~。


 アホですね~。w


 結局のところ、これらはトレンド(流行)の頂点に達したときの現象で、人間の集団心理のバランスが完全に崩れ去ったときなのだと思います。


 バランスを欠いているわけですから、好景気の時は株式や不動産といった資産、不景気の時は債券や現金への過剰な投機行動の巻き戻しが起こるのでしょう。


 この他にも景気の頂点では、「もう不景気は来ない。」「新たな時代の幕開けだ。」などといった戯言が幅を効かせます。


 書店には、投資成功体験記がずらずらと並びます。


 逆に景気の底では、「もう元には戻らない。」「以前のような収益など不可能だ。」といった言葉が妙に説得力を持って語られます。


 恐怖と不安を煽り立てる、不況に関する現状解説本が出回るのもこの頃です。


 ぶっちゃけ、もうチャート分析やら株価分析やらは止めて企業の分析に集中し、後は経済評論だけ注視しておこうかとすら思っています。


 素っ裸で市場をうろつかず、きちんと稼いでくる企業を探し、経済学者やアナリストが騒ぎ出したら、ぼちぼち買い出動するのです。


 で、景気が悪くなって、近所のおばさんがもっと景気が悪くなるって言ったら、全力買い。ww


 意外と使えちゃったりするかもしれません。


 問題なのは心理面で、長期投資からすれば本来買い時である時に売りたくなり、慎重になるべきところで強欲に買ってしまいやすい点です。


 なお、売る気のない金太郎氏ですが、全株処分して売ってしまわなければならない時期は決めています。


 超弱気アナリストが、強気の見通しを発表した時です。


 正直、そんな時が来るのかどうか疑わしいですが、もし来たら非常に危険な兆候なので間違いなく全株放出です。


 なお、暴落中は言うことを無視することに決めていましたが、今後来るであろう上昇局面では重宝しそうなアナリストの1番手です。


 上がっていく株価を見て買いたくなったら、超弱気の分析に耳を傾け、買ってもディフェンシブ系の企業に止めておくのです。w


 アナリストも分析の傾向が分かれば、彼らの分析の使いようも分かってくるのだろうと思います。


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