株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 2009年2月10日付、日経新聞16面より時価総額1000億円以上の高配当利回りランキングを書き留めておきます。







1  レオパレス       9・5
2  ヤマハ         6・3
3  丸井G         5・9
4  平和          5・7
5  SBI         5・3
6  新光証券        5・2
7  日立工機        5・2
8  日本オラクル      5・2
9  野村証券        5・2
10 オリックス       5・1

11 商船三井        5・0
12 任天堂         5・0
13 住友金属工業      4・9
14 JFE         4・8
15 イオンクレジット    4・6
16 新日本石油       4・5
17 みずほFG       4・5
18 双日          4・4
19 伊藤忠商事       4・4
20 日東電工        4・4

21 武田薬品工業      4・3
22 トヨタ自動車      4・3
23 東燃ゼネラル      4・3
24 エーザイ        4・3
25 USS         4・3
26 キヤノン        4・2
27 豊田通商        4・2
28 住友商事        4・2
29 日産自動車       4・2
30 アイシン精機      4・2







 経済環境の悪化と共に、顔ぶれも変わってきています。


 株価が暴落して配当利回りが高くなったもの、減配によって配当利回りが低下しランクから消えたもの、減配で株価が暴落したが配当利回りも上昇してランクインしたもの、そもそも時価総額が1000億円に到達しなくなって圏外へ追いやられたものと様々です。


 全般に株価が低迷している現状では、時価総額1000億円以上という縛りを見直した方がいいかもしれませんね。


 1000億円以下の企業の中にも、有利子負債ゼロで保守的な財務政策を採り、安定的な収益をあげていけそうな事業があります。


 5%を超える配当利回りもあって、よくこれだけ売られたな~と変な感心の仕方をしています。w


 ただ、大型景気対策の発動で国債の需給悪化懸念が生じ始める中、各国の長期金利が上昇傾向にあると日経新聞で報じられていました。


 「現状」だけを見れば、この配当利回りも一概に不思議と言い切れませんね。


 まあ、「現状」を見て「現状」を判断するのは、長期投資家がやることではなさそうなので無視ということにしています。







 ランクインした企業についてです。


 トヨタ自動車、キヤノン、武田薬品工業、任天堂と日本の誇る優秀企業が軒並み顔を揃えました。


 円高、世界不況、企業買収による研究開発費の計上で損益計算書上の利益低下、特需の一服感と、どれもこれも、それなりに理由はありそうです。


 ま、これらの理由も、長期投資家が気にすることでは無さそうなので、またまた無視なんですが。w







 個人的に注目しているその他の企業についてです。


 まず、日東電工。


 水処理膜ということで社会的責任投資のテーマに引っ掛かった企業さんです。


 同社の採る「グローバルニッチトップ戦略」は自分の投資にも生かせそうな内容で、勉強になりました。


 GEを立て直したジャック・ウェルチ氏も、シェア1位か2位を取れない市場からは撤退といった戦略で、事業の選択と集中を進めたと聞いています。


 日東電工の事業戦略は、GEのように大きな市場でトップを狙うのではなく、成長性のある分野において、ニッチで小さな市場へキラリと光るものを持って参入し、大きなシェアを奪って収益性を高めるということのようです。


 業績を引っ張ってきた電子部品の需要激減が影響して、株価も暴落しています。


(液晶用フィルムがコモディティー化して、価格が下落してしまい高収益モデルが崩れたという話もあり。)


 金太郎氏からすれば、よだれもののアホタレ価格ですので、10月の暴落時から虎の子の緊急資金投入で、少しずつですが有り難く買わせていただいています。


 昨年10月頃、アメリカのネット記事に「Warren Buffett goes shopping !」(バフェットが買いに行ってるぞ!)という見出しが出まして、お師匠さんが大きくお買い物に出たのですから、金太郎氏もここは現金投機をするところではないと、腹をくくって買い始めたというわけです。







 続きまして、日本オラクル。


 事業内容はよく把握していないのですが、やたらと高収益で感心しちゃってます。


 でも、アメリカのオラクル本社とどっちが良いんでしょうね。


 アメリカ企業との関わりで見てみるというのは、1つ持っておいてよい視点かなと思っています。


 他にも、コカ・コーラやマクドナルドなんかが良い例でしょうか。







 え~、それからSBIですね。


 金太郎氏がまだまだ大チキンちゃんだった頃、北尾CEOを知りまして、良いことを仰るな~と感心してしまったところです。


 ただ足下がお留守になっていたようでして、その後、国税のおしかりを受け、今回の金融危機では投資先のゼファーが破綻と悶絶ものの株価暴落。


 その昔、3%以上あった配当利回りも減配で激減し、株価暴落で高配当利回り復活と笑えない展開です。


 ベンチャー投資などもやってて、新規事業に間接的に投資して応援してあげることができるという意味では、面白い投資対象かなと思っています。


 S○Sもそうでしたが、新興企業にはがっかりさせられることが多いので、新興企業を支えていく企業に投資して、間接的に応援していくという考え方を強めています。


 気になる新興企業さんがあると、大株主欄を見て自分の保有企業がないか探すってな具合です。


 あれば自分も間接的に出資していることになるので、よっぽどのことがない限り個人的な出資は控えます。


 大株主欄に保有企業がなければ、無くなっていいだけの資金で買えるかどうかを見ます。


 SBIは、普段から株の買付でお世話になっていますし、半永久保有で応援していこうと決めている企業です。


 ただし、事業は景気の影響をマトモに受けますので、株価の変動はとっても大きく、やってくる時期や突っ込む資金を間違うと大変です。


 住信SBIネット銀行で銀行事業もやってて、株主になると1ヶ月あたりの振込手数料無料回数が増えたと思います。


 他にも「ありがトン」だったかの、ポイントサービスも付いてきたはず。


 ただ、優待は非公式のようでして、四季報にも掲載されていないようですね。


 ごくたまに、こういう非公式の優待がある企業さんがあって、ちょっと得した気分になります。







 いくつか取り上げてみましたが、もちろん他にも気になっている企業さんはあります。


 配当金を狙う場合、安定的なキャッシュを生む事業であるかどうかは、非常に重要だと思います。


 事業内容と経営陣の質が、大きく影響していると思います。







<付記>


 後で調べると、SBIは利回りがこんなに無かったですね。


 今期配当100~300円の予定になっていましたが、どうなんでしょ。


 注意しておいて下さい。


株は配当金を狙ってTOPに戻る