株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 暗い話題ばかりで、目につくところといえば業績悪化だとか大赤字だとかリストラだとかいった情報ばかりです。


 でも、新聞記事を見ていると、経済学者シュンペーターや経営の神様ドラッカーが言っていたイノベーションが、間近に迫っているようにも感じます。


 (例によって、大して根拠のない楽観論です。御注意ありたし。w)


 イノベーションというと技術革新と訳されることが多いようですが、本来は単なる技術革新ではなく、新たな社会的需要を伴った産業の創出を意味するようです。


 確か、中国では「創新」と訳しているそうで、こちらの方が本来的な意味に沿ったもののようです。


 例えば、ソニー君の有機ELテレビは未だ「技術革新」の域を出ないものだと思いますが、トヨタ君やホンダ君のハイブリッド車は「イノベーション」と呼ぶに相応しいものだと思います。


(有機ELテレビも、液晶と同じように人々に受け入れられ普及すれば立派なイノベーションということになるでしょうか。)


 この先に待ち構えているイノベーションは、ハイブリッド車など比べ物にならないような大きなものかもしれません。


 米オバマ大統領が、就任演説で自然エネルギーへの転換を訴えていました。


 資源がぶ飲み世界中に大迷惑かけっ放し超大国の転換姿勢は、金太郎氏が保有するオムロンの創業者・立石一真氏がSINIC理論で予言した「自律社会」、そしてそれに続く「自然社会」への移行を強く感じさせるものです。


(SINIC理論では、2005年から最適化社会に入っており、2025年に自律社会に移行するとされています。私は人類の絶え間ない革新と進歩への欲求、そして未来に対する共通認識の構築によって、一真さんの予想よりもペースが早くなるのではないかと期待しています。)


 少し悪口を書きましたが、危機に際してこういった方向性を打ち出していくあたりは、さすがに世界最強の新興国だなと思います。


 本当ならバブル崩壊後、既に日本がやり終えていないといけなかったことだと思うんですけど、目先でうまくやっている他人様の行動を真似ようとするばかりで、足元を疎かにしてきたのが残念無念。


 今頃になって「日本版グリーンニューディールだ!」なんて、もうヘソが茶を沸かしてしまいそうです。


 (注、ものの表現で、実際に金太郎氏にヘソで茶を沸かす能力はありません。)


 ともあれ、世の中が向かう方向は、おぼろげながら見えてきたわけでして、後は事業と経営を見ながら、その方向へ力強く進んで行ける企業を探してみようかってなことになると思います。


 といっても、どんな企業がそうなのかは、誰でも知っているはず。


 およそマトモな企業のトップなら、そういうことを見越して経営戦略を描いているはずだからです。







 相場格言に「野中の一本杉」というものがあるそうです。


 全般に下げる中で、すっくと立っている銘柄が、次の上昇相場のテーマになるってなことらしいです。


 そういえば、古河電池とジーエスユアサが大きく買われていました。


 車載用の蓄電池が伸びそうということだったと思います。


 単に目先で買われただけの部分も大きいでしょうが、ここには多くの人間の将来への予測や希望も入っているように思えます。


 電池ということで言えば、太陽電池、燃料電池、リチウムイオン電池。(前2者は電池というより発電設備ですが。)


 パナソニックの三洋電機買収は、新しい時代を先取りするものでしょう。


 また、新日石を始めとする石油各社の各種電池への投資もそうだと思います。


 それから、古河電池やジーエスユアサの株価上昇は、次世代の車のありようも変わってくることを予感させます。


 旧来のガソリンエンジンからモーターを利用した駆動方式へ。


 そういえば、車載用モーターへの進出を目指す企業もありました。


 投資のテーマになりそうなものは、企業の経営戦略のテーマになっているものばかりです。


 なぜなら経営者もまた、自社のできることを知った上で将来に向けた投資を決定する投資家だからです。


 しかも、ビジネスをよく知る優れた経営者は、超一流の投資家です。


 優れた経営者の率いる優れた事業を見つけられれば、次世代のイノベーションをにらんだ様々な投資テーマに自動的に乗っていけると思っています。


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