株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 分散投資シリーズ第7回は、「時間的分散について」です。


 パッシブ運用から学ぶことは多かったのですが、これこそ最も大事な考え方だったと思います。


 株価の変動は、短中期的にはどうなるか分からない。


 だからこそ、長期的な視点を持って長期間に渡って買い進めていく、ということです。


 バフェット本には、「生涯に渡って株を買っていく」という表現をしていました。


 長期的に多くの利益を生む事業の保有比率を、生涯を通じて高めていくということです。







 時間的分散の方法ですが、ファンド購入でやる方法と同じく、毎月一定額で買い付けていくのが基本だと思います。


 応用は、株価全般に値上がりしたら謙抑的に、値下りした時ほど強欲に。


 株価の波に合わせて買付額を変えていく。


 大底を狙うのはいいのですが、狙って買えないと今度は持たざるリスクが襲って来ます。


 買い下がるポイントや基準を自分で持っておいて、そこから時間をかけて買い付けていくというのが、少し慣れたときのやり方でしょうか。


(短中期のトレーダーさんでも、この辺りはリスク管理で「損切り」と同時にやっていらっしゃることではないかと思います。つまり、資金投入の時期をずらすナンピンですね。そのナンピンも初手の打診買いから、下にいくに従って反発を狙って大きく買い下がるってなやり方を採る方もいらっしゃるでしょう。長期投資では、このやり方をもっと大きな時間軸で実行するということになると思います。)


 この時に、チャートやテクニカル指標も参考にしてみると良いと思います。


 当面売らないので、テクニカル分析にありがちな「外れ」の目が出ても全く問題ないですよね。


 さわかみファンドも、ボリンジャーバンドを使って「買い始める」時期を決めているみたいです。


 基準を超える価格帯では、買わないか買付額を思いっきり減らしておくといった工夫もあっていいのでしょう。


 この辺りは、それぞれの投資家さんの工夫次第だと思います。


 個別株投資では、銘柄の特性を生かして買付が進められれば、より良い投資ができるかなと思っています。


 例えば、ディフェンシブ系の銘柄でしたら景気の好不調に左右されないので、基本的にいつ買っても良いという判断ができるでしょう。


(バフェットおじさんが、良いビジネスを買うのに何時にしようかなどと考えないと仰っているのは、基本的にこういうビジネスを念頭においていると思います。)


 個別のリスク要因で値下りした時などは、長期的な特性に変わりがなければ、絶好の買い増しチャンスとなると思います。


 これに対し景気敏感株だと、好景気の時ほど慎重に買い進める必要があると思います。


 明らかな不景気のとき以外、手を出さないという考え方も十分ありでしょう。


 この種の企業については、基本的に将来の需要や利益の動向が見えにくく、難しい事業なのだという認識を持っておくべきかもしれませんね。


 もっとも、不景気となると株価は大きく値下りするでしょうから、長期的確信を持てる企業であれば、逆に大きく買い進めるチャンスになると思います。







 私は基本的に売らない方針ですが、株価が上昇した場合、目標額に到達したとか、もう売りたくなったという事情があれば、売って利益を確定してもいいのでしょう。


 それぞれに、株価が上がったら実行しようと考えていたことを、実行していけば良いのだと思います。


 次回で、分散投資については一旦終わりです。


 最後に書くのは、いろいろな本や賢人達の教えに学んだ、ちょっと真面目な投資のお話です。


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