株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 ああっという間に記録を更新してしまった2008年10月27日の株式指標を残しておきます。


 遂にバブル後最安値更新です。


日経平均終値       7162円90銭
             ー468円18銭

NYダウ(現地12時)  8384・69ドル
             +5・74ドル

為替           1ドル92円95銭~98銭

             1ユーロ115円65銭~69銭

長期金利         1・470%

ドバイ原油        1バレル54・10ドル~54・20ドル



純資産倍率(PBR、倍、前期基準)

 225種        0・87

 東証1部全銘柄     0・83

 東証2部全銘柄     0・54

 ジャスダック      0・89



株価収益率(PER、倍、前期基準、予想)

 225種         8・58      9・53

 東証1部全銘柄      9・54     10・07

 東証2部全銘柄     12・64      9・18

 ジャスダック      17・88     12・21



株式益回り(%、前期、予想)

 東証1部全銘柄     10・47      9・92



平均配当利回り(%、売買単位換算、前期基準、予想)

 225種        2・97      3・07

 東証1部全銘柄     2・94      2・96

 東証2部全銘柄     3・02      2・97

 ジャスダック      3・25      3・14



25日移動平均乖離率   ー28・42%

75日移動平均乖離率   ー39・80%

200日移動平均乖離率  ー44・54%







 あっけにとられて、もはや言葉が出ないという感じでした。


 なんて安いんだ~!(違うか w)


 業績の下方修正が相次ぎ、予想PERが若干高くなっていると思います。(利益の低下により、分子となる株価の値下り以上に分母が小さくなってしまうため)


 実際はこの後も下方修正連発でしたので、PERはどんどん高くなっていくことになると思います。


 実際、9月中間決算が出そろった後のPERは、15倍程度に急上昇しています。


 各国中央銀行の利下げに伴い円が相対的に強くなり、急激な円高が進行。


 輸出産業の業績悪化懸念が噴出し、特に急激な円高の進んだユーロが警戒され、ユーロ圏への輸出が多い企業が軒並み下落。


 商品市場に流れていた投機資金も、経済停滞を嫌って一斉に引き揚げられました。


 原油市場も暴落。


 投機資金は右往左往しつつ、最終的には現金へと急速に巻き戻されたようです。


 不況の到来です。







 ところで、「本当に今の値段が割安か?」という疑問を抱くことがあるかもしれません。


 予想利益が下がって、予想PERが15倍に急上昇したからですね。


 まあ、いつも書いているんですけど、単に現状だけ見るなら相応の値段はあっても割安な値段など、ほとんどありません。


 株価は大体、その時その時で相応の値付けになっていますので、現状を見て「割安か?」の問いには、「割安ではありませんが、割高でもありません。現在の状況からすれば相応の値段です。」と答えるしかありません。


 さて、では「将来価値から見て割安か?」の問いには、どう答えるべきでしょうか。


 現在は不景気です。


 企業の収益力は低下した状態です。


 株価は企業の解散価値をも下回り、事業存続の価値がないと市場が判断しているのと同じです。


 さて、このへこんだ状況を基礎として算出されている株価を「将来価値から考えて割安」と考えられないなら、もう株価バブルの時にやってきて「まだまだ割安!」と言って買うしかないですね。


 ということで、将来価値から考えてということなら、個人的には割安と考えていいと思います。


 不況の時の低下した収益力を根拠にして、メチャクチャに下落した株価を割安と言わずして、何を割安と言うのでしょう。


 バフェットおじさん風に言うなら、「株価は公平で正当な値段から、不可思議なくらい魅力的な値段になっている」といったところでしょうか。


 ただし、これ以上魅力的な値段になることも考えて、資金投入計画は慎重に練っておくくらいの用心深さもあってよいとは思います。







 ざくっと大雑把な考え方ですが、直近の成績を見ても株主還元態度を見ても、日本企業は資本効率10%を達成することは可能と思います。


 現在、日経平均の株主資本を算出すると、8233円。(株価÷純資産倍率)


 ここから日経平均の収益を算出すると、ROE10%で823・3円。


 これを元にPER15倍を妥当な株価水準と考えて、15倍すると12350円。


 個人的には、日経平均でこれくらいの実力は、「最低限」持っていると思います。(因みに、20倍なら16466円です。)


 この株価までは、売られている優秀企業を中心に買っていくつもりです。


(もちろん、純資産価値を下回る価格が将来的におかしいと考えているだけですので、日本企業が軒並み大赤字なんぞを出したれて、純資産価値が傷ついたり、資産価値そのものが毀損している場合には意味がないのですが。w)


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