日経新聞に優良企業ランキングが出ていました。
NEEDS-CASMA(日本経済新聞デジタルメディアの多変量解析法による企業評価システム)を使い、上場企業を総合的に評価したものだそうですよ。
財務データと日経新聞の記者さんの日頃の取材を通じたイメージを加味して、統計的に評価するそうです。
以前に紹介したプリズム(だったかな?)とは違う評価方法みたいですね。
一般にどういった企業が評価を受けているのか、というのは参考になると思います。
後は、これに自分の評価を加えて見てみるといいでしょう。
自分が良いと判断したら他人がどうこう言おうが良いものは良いですし、他人がいくら良いと言おうが自分が悪いと判断したら悪いものは悪いです。
リーマン・ブラザーズの社長が、優秀なCEOだとマスコミに言われていたことを思い出してみて下さい。
エンロンが優れた企業だったことも。
結局、最終的には自分で判断するしかないですよ。
以下に、主要な結果を残しておきます。
<2008年総合ランキング>
1 任天堂
2 ファナック
3 アステラス
4 武田薬品
5 キーエンス
6 ローム
7 キヤノン
8 トレンドマイクロ
8 トヨタ
10 NTTドコモ
新興市場と金融は除いているそうです。
それから、今回は安全性に重点をおいた評価になっているようですね。
自己資本が厚くて、手元資金が豊富な企業が上位にきていると思います。
ただ資本効率が悪くなる面もあります。
もっとも、任天堂は資本効率も突出しています。(絶好調ですからね。)
それから自己資本が厚いということは、安全性を示す反面、難しい事業である可能性もあります。
つまり、研究開発や商品開発がうまくいかないと業績悪化が早く進み、自己資本を毀損する恐れがあるということです。
それに備えて自己資本を厚めにせざるを得ないという事情があるのかもしれない、ということは留意しておくといいかなと思います。
まあ個人的には、それだけ用心深い企業ということで、逆に安心して保有してていい企業かなとは思っています。
問題なのはリスクが高い事業をしているのに、やたらとレバレッジを効かせて自己資本を厚くしていない場合です。
また創設して10年も経っておらず、大した信用も築いていないはずなのに、自己資本を大手企業より薄くしているような企業も注意しましょう。
潮が引いたときに素っ裸で泳いでいることがバレてしまうのは、バフェットおじさんの言葉どおりです。
<過去5年の上位5社>
2004 2005 2006 2007 2008
1 武田 キヤノン 武田 任天堂 任天堂
2 NTTドコモ トヨタ自 ファナック ファナック ファナック
3 セブンイレブン ヤフー NTTドコモ 武田 アステラス
4 キーエンス ファナック トヨタ自 HOYA 武田
5 キヤノン 日産自 キヤノン キヤノン キーエンス
<業種別トップ>
社名 業種 総合順位
ホクト 水産 644
石油資源 鉱業 145
大東建託 建設 27
JT 食品 33
東レ 繊維 186
王子紙 バルプ・紙 302
信越化学 化学 11
アステラス 医薬品 3
ブリヂストン ゴム 68
日電硝 窯業 85
新日鉄 鉄鋼 20
SUMCO 非鉄金属 14
コマツ 機械 24
ファナック 電気機器 2
川崎重工 造船 295
トヨタ 自動車 8
シマノ 輸送用機器 158
HOYA 精密機器 29
大日印 その他製造 72
三菱商事 商社 28
ローソン 小売業 55
立飛企 不動産 138
JR東日本 鉄道・バス 199
ヤマトHD 陸運 87
商船三井 海運 32
上組 倉庫 76
NTTドコモ 通信 10
中部電力 電力 188
東京ガス ガス 175
任天堂 サービス 1
応援している企業が入ると嬉しいですね。
ここに入ってないけど応援している企業が、何年か後に入ってくれたら小躍りしてしまいそうです。
あちこちのセミプロさんのブログとか日経新聞をよく読むようになりました。
まだその問題の行方はわからないですね。
でも過去の例が示すようにきっとこれを契機に伸びる国があるはず。
たとえば、半導体で日本が優位だったのが、日米半導体交渉の隙間をついて突出したのが、韓国というじゃありませんか。
アメリカ駄目、ヨーロッパももぱっとしないという状態が続くなら
日本かというと政府がデフレ政策を続けててもっと駄目。
ではどこか?
中国か、インドだという。
中国はバブル崩壊の危険もあるのですが、お安くなった日本の株
特に特許を持ってて大企業の配下の
製造業をごっそり買い占めるかも
という記事を目にしました。
この金融危機が顕在化して不況が5年?続いた後
焼け太るのは中国では。
色んな情報や見方が溢れてますよね。
でも、本当に大事なのは、この記事でも書いた通りで、あくびさんがどう思うのか(人がどう思うかでなくて)。
そして、思ったことに対して、それを徹底していけるかどうかだと思います。
長期投資家に関する限り、皆、相当に頑固ですよ。
で、どの国が来るのかですが、現在、アメリカがこけちゃってます。
アメリカがツケを払う間、消費していた分をどこかが肩代わりしないといけないわけでして、そういったことがG20だかなんだかの首脳会議で話し合われることになると思います。
新たなお金の流れを創る枠組みづくりですね。
この世界協調体制というのは、世界恐慌の時と異なるところです。
しかも、この流れが問題発覚からわずか1年ちょっとで出てきています。
多少、楽観的ですが、問題処理の方向性の正しさと早さは、気にしておいていい点だと思います。
で、やっぱり良い方向に向かおうと思ったら、なるべく格差を拡大させないようにして、大きな消費を生み出すということになります。
人口の多いところにもうちょっと豊かになってもらうというのは、1つ魅力的な方向ですよね。
ということで、世界で人口が最大級を誇る新興国は、当然注視しておくべきかなと思っています。
後は、資源高でしこたま金を稼いだ国ですね。
ここのお金にも働いてもらうことになるのでしょう。
それで、その時に何が起きるのかということですが、グローバル化の中では、繋がっている国の全てに影響があると思います。
つまり、国際競争力というものを気にしておくべきではないかなと思います。
新興国だろうが先進国だろうが、人々に受け入れられないモノやサービスではダメということですよね。
で、1つ、日本の国際競争力の強い企業群を応援させてもらおうという視点が出てきます。(これは、さわかみファンドがやっていることでしょう。)
アメリカも同じ視点で見てみるといいですよね。
ただし、為替には注意しておいた方がよいかもしれません。
次に、新興国の企業をこの観点から見てみることが大事かなと思います。
本当に国際競争力が強いと言えるのだろうかということですね。
強いと思えば、それは買いたいですよね。
新興国だけでなくて、逆上陸してくる可能性だってあるわけですから。
で、ほら、車とか電気製品とか、先進国が供給できるモノやサービスがあるでしょう?
それは、やっぱり比較して考えておく必要があると思います。
個人的には、比較するほどよく知らないということになりますので、手は出しません。
むしろ、その国の企業でないとできない事業で魅力的なものがあれば、それは買って資本参加してみたいです。
日本にも日本企業しか供給できないものがあるでしょう?
まあ、ぶっちゃけて言えば、内需系の企業さんですね。
中国最大の銀行とか、経済力の強い地域の鉄道系とか、魅力的じゃないですか?
以上は個別株なんですが、ファンドとかで全体的にということになると、どうでしょうね。
よく分からないけど新興国は魅力的だから分散投資したいってことになると、僕だったらETFでも買ってずっと保有と買い増しを続けるかな。
色々と新興国ファンドを見ますが、手数料とか高くて正直引きます。w
世界中の新興国に分散投資できるETFがあったはずですよ。
特定の新興国狙いで、中国やインドというなら、香港市場に同じくETFが上場しているはず。
こちらも10万円以内で買付できたと思います。
僕はこの手の分散はもうしませんが、新興国に投資されるなら、一番いい方法かなと思っています。(もちろん、長期投資で短期的な株価の下落にびびらないことが前提ですよ。)
中国ですが、既に株式の方ではバブル弾けたと見ていいかなと思います。
一時、上海市場で株価収益率70倍を超えたとかいう話も聞きましたし。
で、株式市場のバブルが弾けたからといって悲観することは全然なくて、値が下がったんだから買い下がっていくというのは、いつも通りの考え方です。
長期投資はいつも先回りです。
価格と価値を見て、相応の値段になったと思えばゴーですよ。
大底で拾うのは非常に難しいですから。
中国株については、PER10倍になったら買い始めるなんてファンドが、新聞記事に出ていた記憶があります。
今は現金を抱えて息を潜めているようですね。
うまく買わせてもらえるのかどうかは、僕の知るところではありませんが。
ご参考までに。
