株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 リーマン・ブラザーズを破綻させたとき、アメリカのポールソン財務長官は「救済は全く頭になかった」と、カウ・ボーイのような勇ましさで語っていました。


 しかし、リーマン・ブラザーズを救済しなかったのは、平時においては正しくとも、今回のような有事の際には大失敗だったのでしょう。


 ただでさえ疑心暗鬼で重たい雰囲気のマーケットに、さらなる疑心暗鬼の種(リーマンへの貸倒債権)を撒いてしまったというわけです。


 お陰で、リーマンの怨霊がマーケットにのしかかったような感じです。


 アメリカFRBのバーナンキ議長は「大恐慌」をよく研究されていたようですが、お勉強のできる頭の良い人ほど基本を忘れてしまうのかもしれません。


 それはつまり、「不安と恐怖」です。


 単刀直入に問題を解決しようとするなら、人々の「不安と恐怖」を取り除く方法を、ただそれだけを突き詰めて考える必要があると思います。


 ところが、アメリカでの議論を見ていると、なぜか「散々儲けた投資銀行を助けるのはモラルに反する」だとか「銀行への資本注入は社会主義だ」とか、議論を脇道へそらす視点が散見されます。


 そんなことは、危機が去った後に考えることのはずです。(そもそもモラルのない人間に、やりたい放題させておいて、今さら何がモラルやねんって感じです。)


 なりふり構わずやって欲しいのですが、未だに歯切れの悪い印象がぬぐい去れません。


 かなり辛抱せんといかん展開になりつつあるのかもしれませんね。


 それもまたよしで、徐々に買い増していくだけの話ですが。







 ところで、投資銀行全盛のほんの少し前、自ら富を生み出すことのないこの分野に、カネを求めて多くの人が群がりました。


 若く実績もない人間が、入社した瞬間から大金をせしめます。


 盛り場で高級ワインを次々と空け、大金をばらまいていたという話も聞きます。


 昔から好景気の時に現れるおかしな風景が、今回もまた見られたというわけです。(そういや、いかに自分が稼いでいるか自慢する本もありましたよ。w)


 思えば、ITバブルの時も、にわか成金が我が物顔で闊歩していました。


 きちんと苦労して得た金なら、いくら儲けてもこういう行動はできないはず。


 こういう行動ができるのは、浮利を追いかけて楽に稼いでいる証拠でしょう。


 悪銭身につかず。


 そういうところでは、自分の大切なお金も働かせるべきではないのでしょうね。


 次の好景気の時、このような光景を見ることがあったら要警戒です。


 徐々に売り上がっておくか、そうでなくとも景気敏感株への大きな買い増しは止めておくのが無難でしょう。


 今は大変な時期ですが、今後の投資に備えたお勉強の材料が目白押しです。


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