株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 さあ、ようやく反騰しました。


 米国発金融危機も大詰めを迎えた………と思いたい、血の惨劇が繰り広げられた10月10日金曜日の指標を残しておきます。


 つ~か、これ以上下がると嫌なので、金曜日が大底と勝手に決めつけました。w







日経平均終値       8276円43銭
             ー881円06銭(下落率9・62%は歴代3位)

NYダウ(現地12時)  8146・30ドル
             ー432・89ドル

為替           1ドル99円15銭~18銭

             1ユーロ134円96銭~135円00銭

長期金利         1・520%

ドバイ原油        1バレル72・70ドル~72・80ドル



純資産倍率(PBR、倍、前期基準)

 225種        0・98

 東証1部全銘柄     0・93

 東証2部全銘柄     0・53

 ジャスダック      0・87



株価収益率(PER、倍、前期基準、予想)

 225種         9・68     10・61

 東証1部全銘柄     10・67     11・01

 東証2部全銘柄     12・41      8・76

 ジャスダック      17・09     11・51



株式益回り(%、前期、予想)

 東証1部全銘柄     9・37      9・07



平均配当利回り(%、売買単位換算、前期基準、予想)

 225種        2・56      2・66

 東証1部全銘柄     2・73      2・75

 東証2部全銘柄     3・09      3・04

 ジャスダック      3・33      3・24



25日移動平均乖離率   ー27・42%

75日移動平均乖離率   ー33・99%

200日移動平均乖離率  ー37・50%







 株式指標から見れば大笑いですが、実際の相場は悲観一色でした。


 株価純資産倍率(PBR)は、バブル後最安値をつけたときに刻まれた1・20倍をあっさりと割り込んでいます。


 3月17日につけた安値11787・51円は、その後上昇し6月6日に14489・44円をつけ下落に転じ、半年かけて激しい安値更新となりました。


 6月6日から9月18日までの期間の合い間に、日経平均は歴史的連敗記録を達成。


 アーバン・コーポレーションなど、新興不動産企業や建設関係が相次いで倒産。


 貸し倒れによる損失拡大の懸念から、関連金融株が下落。(経済活動の血脈、金融は不景気の時に買いましょう。また、堅実な経営をしているところにしましょう。)


 アメリカでは9月15日、米国で証券第4位のリーマン・ブラザーズが破綻し、創業以来158年の歴史に幕を閉じました。(リーマン・ショックで、さらに不良債権が増え疑心暗鬼に)


 また、米国で証券第3位のメリルリンチも米大手銀行バンク・オブ・アメリカに救済合併されることになりました。


 さらに9月16日、米国保険最大手AIGにも破綻懸念が浮上し、公的管理化に置かれることが決定。


 連鎖的に破綻が広がる緊急事態に、市場重視で放ったらかしを是としていたアメリカ政府もたまらず救済策を発表。


 株価も一旦底を打ち、反転急上昇となりました。


 が、米議会で救済策が否決されるや、ああっという間に大幅下落。


 マーケットには大嵐が吹き荒れ、互いに疑心暗鬼となった金融市場は、貸倒を恐れて凍り付きました。


 株価も世界的に暴落。


 随分、振り回されちゃった人もいるでしょうね。







 長期金利と平均配当利回りは、大逆転したままです。


 当然、株式益回りとの差も、大きく拡大しています。


 長期金利と益回りの比較は、株価の妥当性を測る1つの指標ということですので、気に止めておくといいでしょう。


 日本国債は低い利回りですから、あまり参考にもできませんが、アメリカ国債の平均利回りが5%程度というのは、参考になると思います。(つまりは、益回り5%、PER20倍が一応の目安になるんじゃないかなということです。因みに5%というのは、アメリカの長期に渡るインフレ率ともおおよそ一致します。)







 日本はアメリカ以上に株価の下落が激しいですが、外国人投資家の占める割合が多いことに加えて、為替の影響が大きいことも原因かなと思いました。


 ドルベースで見ると、円高なので相対的に下落幅は縮まり、外国の投資家からは日本人が感じる程の下落にならないということです。


 裏を返せば、アメリカ好景気 → アメリカへの投資拡大 → 円安ドル高 → 日本の輸出産業も為替効果が加わりダブルで好景気 → 為替でも割安感の出る日本企業へ外国人が投資拡大 → 円ベースの株価は激しく上昇 といったことが起きていたのではないかなと。


 逆回転すれば、結局のところ日経平均もダウ工業平均並みの値段まで落ちてくると。


 円ベースで見る日本人にとっては、変動が大きくなるばかりで、とても悲しいですね。 (ToT)


 輸出頼みの日本株は、世界の景気敏感株ということで、注意しておきましょう。







 今回は歴史的な暴落ですので、私たちが生きている間に同じことが起こる可能性は低いでしょう。


 上にあげた数字も、二度とお目にかかれないのではないかと思います。


 というか、そうあって欲しいです。w


 この指標が参考にならないことを祈りつつ。


 あっという間に記録更新したりして………縁起でもない。


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コメント
この記事へのコメント
まだ賢い個人は動いてないみたいですよ。
なぜならもし今が数年後、数十年後
大底だったとしたらもう貯蓄から
投資への流れがあるはずで、
いまだに貯金ばっかりやっとる(私もですが)個人を当てにしてても。
2008/10/15(水) 18:40 | URL | あくび #-[ 編集]
そうですか。
賢い個人が動き出したら、株価が押し上がってたまらんことになりますね。
何せ、何に使うか分かりもしない現金が、やたらと増えてるみたいですから。
1500兆円でしたっけ?
当面、懐疑が残るうちは、買わせてもらえるというわけですね。

その賢い個人の人達に、今が大底かどうかは分からないのでしょう?
もちろん、私にもとんと見当もつきません。(一応、急騰したので、さっさと指標を上げてはみたんですけどね~。おっかなびっくりですよ。w)
だったら、値段が下がっている間に、皆が様子見をしている間に、ちょっとずつでも買い進めておいた方がいいのでは?
群がってくる前に買っておかないと、高くなってから慌てて飛びつくのは、もっとバカらしいですし。
怖かったら、ちょっとずつ買い下がる。
そもそも買い下がり前提で、売る気がないですからね、私。w

後、腰が引けてる賢い個人をアテにしなくても、傷の癒えた餓えた外国人がやってくるのでは?
やってこなかったらこなかったで、良い利回りで回りますよ。
恐怖はファンダメンタリストにとって友達というのは、つまりそういうことでしょう?
減配とかが怖かったら、ディフェンシブ銘柄で回してみるのも一興ですよ。
見てても、比較的価格の変動が低いですし。

特に、直近は凄まじい暴落でした。
色んな数字を見ますけど、どれも歴史的です。
バフェット氏は、パールハーバー(日本軍の真珠湾攻撃)に例えてましたよ。
恐怖と懐疑が残る間、恐らく、上がる時は一気に踏み上げるのではなく、徐々にだと思っています。(賢い個人は、ちょっと上がった所でつかまされて、また梯子を外されるのが怖いのでしょう?)
上げ足を早める頃には、恐らくお値段も相応のものになっているでしょう。
今のお値段、これ以上下がるかどうかは置いておいて、魅力的じゃないですか?
他人様を見ていてはダメというのは、バフェット氏もよく仰ってますよ。

以上、ご参考までに。(ならないか。w)
2008/10/15(水) 23:59 | URL | あくびさんへ #-[ 編集]
金太郎さん、なかなか手厳しい。
今の状況をどう捉えるか、考え方は人それぞれだと思いますが、
>他人様を見ていてはダメ
ここは100%同意です。
他人の手法を学んで自分の物にする、というのは大事ですが、他人の動きにつられるというのは、特に今のような状況ではマズイですね。

今は誰にとっても、自分の投資手法を貫けるかどうか、試練の時ですね。
2008/10/16(木) 20:56 | URL | シンゾー #-[ 編集]
様子見、買い、売り、それぞれ自分の立場に応じてやれば良いと思います。
ただ僕の経験上、他人に流されるとロクなことがないのです。
自己責任でやるからには、自分の信念と方針をしっかり持ってやらないと、振り回されるばかりになるでしょう?
長期投資というのは事業を買うことで、自ら事業を組み合わせる以上、自分が最高経営責任者。
最後は孤独な決断を迫られるわけです。
他人を見ていてはダメだということは、多くの優秀な投資家たちの言葉でもあります。
これは他の投資でも同じでしょう。

歴史的な暴落、本当に今は試練の時です。
退場を迫られる個人投資家も多いです。
生半可な気持ちで投資なんて出来ないということを思い知らされます。
でも、借金して投資しているわけじゃなし、会社が潰れてしまうわけじゃなし。
上がってよし、下がればなおよし。
長期投資では、下がれば再投資が有利な条件でできると考えるので、これまた問題はないわけですよ。

僕はこの投資法が自分に合っています。
こうなりたいと思う世界最高の投資家が勧める投資法です。
仮に大失敗しても納得のいく方法ですよ。

あくびさんへのコメント、手厳しかったかな?
ご指摘ありがとう。
謝っておきましょうね。

2008/10/16(木) 22:32 | URL | シンゾーさんへ #-[ 編集]
シンゾーさんより、コメントが手厳しいと御指摘いただき、深く反省しています。
お気を悪くされたら申し訳ない。

私の考え方はまるっきり参考にはならないでしょうが、色々と見聞きしたこと、実際の経験から考えていることを率直に書いています。
普通に世間に通用している常識と言われているものとは異なったことを書いていると思います。
ただ、常識的にみて賢い行動が、投資の世界では必ずしも賢い行動でない(かもしれない)ということは、いの一番にお伝えしたいことでもあります。
実際、私の周りにも常識にとらわれて大損している人間が、たくさんいるのです。
株価が下がっては、慌てて損切りを繰り返すというのが、その最たるものです。
どういった投資法を採るかは人それぞれだと思いますが(最適の投資法は人によって異なります)、揺るぎない御自分の投資法を見つけられれば、他人の言動など気にしなくてよくなると思います。
書いていらっしゃる通り、他人の言動や感情ほどアテにならないものはないですから。
よく訪問していただいて、コメントもいただいている大切な方ですので、共に投資で成功できることを願ってやみません。
2008/10/16(木) 23:27 | URL | 続、あくびさんへ #-[ 編集]
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