株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 本書は経済学の入門書で、分かりやすく説明されていて、お勧めの本です。


 著者は、伊藤元重・東京大学教授です。


 伊藤教授は、日経新聞でも度々お目にかかります。


 いつも的確な視点を教示して下さり、参考になります。


 新聞記事もそうですが、この本も最高学府の教育が文庫本2冊で受けられるという、何だかキツネに化かされたようなお話ですね。


 投資というと、すぐにチャート分析だなんだと株価の勉強を始めるのが一般的だと思いますが、個人的には、まず経済のお勉強から入った方が良いと思います。


 株価を動かすものと、現在何が起きているのかを把握するためです。


 まあ、把握する頃には動いても既に遅いので、把握してその先の動きに備えるということです。


 これを長期投資の視点から簡単に言うと、株価が下がってるから買っていけというだけですが。w


 また、長期投資の場合は、理解することで恐怖心を克服できる………かもしれません。(この心理面の克服は、頭が良いとか知識があるとかいったことではどうしようもないかもしれません。多分、バフェットおじさんの仰るように、知性や教養とは関係ないです。逆に言うと、頭が悪いとか学が無いとかは関係なしに、誰にでもできるということです。)


 大雑把に経済学を理解して、詳しいことはまた別の専門書でということもできます。


 巻末に、きちんとそういった本の紹介もして下さっています。


 経済学は小難しい数式をこねくりまわすだけではないので、興味のあるところだけ読んでも面白いですし世界がグンと広がると思いますよ。



はじめての経済学(上)
はじめての経済学(下)


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