2011年に1千億円を投資して世界最大級、年産1000メガワット規模の太陽光発電パネル工場を建設予定と報じられました。
現在は、シャープの葛城工場が710メガワットで世界最大規模ですが、これを上回る規模となりそうです。
シリコンを原材料とするシャープと異なり、次世代CIS太陽光発電バネルを量産する予定です。
シリコン型は世界中の多くの企業が採用する方式で、供給不足から原材料高騰となり利益を圧迫しているようです。
シャープや三洋電機、京セラはもちろん、シリコン供給サイドに注目してみるのも良いかと思います。
なお、太陽光発電では、シリコン型、CIS型、色素増感型の3種類が開発されているようです。
色素増感型では、TDK、ソニー、太陽誘電といった企業に注目です。
石油産業は、原油高で化石燃料からの脱却が進むと将来性はないかに思えますが、そういった将来をにらんで経営の舵取りをしています。
昭和シェルの太陽光発電事業もその1つですが、他に水素ガス供給ステーションといった構想も持っています。
燃料電池の普及をにらんでのものです。
新日本石油など他の企業も、このような転換をにらんで着々と布石を打っているはずです。
企業経営のダイナミズムを実感できる産業ではないかと思います。
つまるところ、素人があ〜だこ〜だと屁理屈をこねて買えない買えないと思っている間に、企業の方はさっさと変化し将来へ向けた体制を整えているということです。
そして、買いたいと思う頃には、株価は高くなった後というのが相場でしょう。
もっとも、こういう不確実な産業は避けて、バフェット氏のように確実なものにだけ集中して投資していくというのも1つの手段ですが。
昭和シェルは、普段使うスタンドであることと資本効率が高いことで、半永久で保有してみることにしました。
資本効率(ROE)は収益次第で変わる面もありますが、株主還元を意識した経営をしているかどうかを見る良い指標だと思います。
因みに、平成19年度(12月決算)までの5年間の平均ROEが12・54%となっています。(業績には振幅がありますので、買うのは当然悪いときですね。)
現在は、配当利回りも3%を超えていたと思います。
先行きは不透明ですが、大船に乗ったつもりで追い風が吹くのを待つことにしています。
<付記>
バフェットおじさんも、サブプライムショック前まで中国石油に投資していたようです。
もっとも、バリュエーションの観点から、サブプライムショック前に売っていたようです。
また、サブプライムショックの最中、コノコフィリップスという石油会社へ投資していたという話も読みました。
文中に書いた感想とは異なり、石油会社に積極的に投資されているようなので、書き留めておきます。
