株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 今日のお勧め図書は、『米国はどこで道を誤ったか』。


 副題は、「資本主義の魂を取り戻すための戦い」です。


 著者は、ジョン・C・ボーグル氏。


 インデックスファンドの創設者といってもよく、インデックス派の方なら名前は聞いたことがあると思います。


 内容は、ここ最近の米国で見られた資本主義のあり方を再考しようというものです。


 ファンド資本主義への警鐘、企業統治のあり方に対する警鐘など、多くの示唆を含んでいて、とても勉強になります。


 もちろん、投資についても多くの指摘がなされていて、興味深かったです。


 一例を挙げますと、「いま配当性向が低いなら、将来力強い増益が見込めるとの説は再考を求められる。」という指摘。


 平均すると、配当性向がとくに低いグループの将来の増益率は年率3%と、とくに高いグループの7・5%に比べて、年率でじつに4・5ポイント低くなっているのだそうです。


 もちろん、全体的に見てということであり、配当性向がゼロ%でも力強い増益を達成する企業はあるでしょう。


 しかし、多くの場合、留保利益はより良い投資先に向かわず、凡庸な経営者によって浪費されている事実がうかがえます。


 この他にも、長期投資において参考になる有益な指摘がたくさんありました。


 インデックス派にも、そうでない方にもお勧めです。


 読んで企業や投資についての色々な問題点について考えてみると、それぞれに良い答えが得られるでしょう。


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