株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

「上げに儲けるな、下げに儲けよ」


 これは「大黒柱に車をつけよ」(立地条件に対応して店を移しなさいという意味)と並ぶ、イオングループ、そしてジャスコの前身である岡田屋の家訓です。


 この家訓が生まれたのは、大正9年(1920年)夏、第一次世界大戦後の大正の大暴落のときだそうです。


 戦争終結後、投機熱が急速に冷め、生糸、綿糸などの価格が暴落したのですが、当時呉服屋だった岡田屋は丁稚に付けさせた破格の安値で在庫を売りさばき、いち早く商品を現金化。


 そのお金を持って産地に走り、安値で商品を買い集め、その商品を安く売り、さらにそのお金で安値で仕入れるということを繰り返して、大きな利益をあげたそうです。


 この家訓のおかげで、バブルの時にも不必要な投資を避けることができたという話ですよ。


 この岡田屋の家訓は、投資にも使えそうですね。







 このお話は、岡田卓也の十章という本に出てきます。


 岡田屋は近江商人の系譜に連なり、複式簿記などが伝わっているそうです。


「木を植えてます」という現在の環境保護活動が、いかにして生まれたかも書いてありました。


 それから、「日本は今でも士農工商(公務員・農業・製造業・商業の序列)だ」という指摘。


 これを消費者・生活者に一番近い「商」が頑張って、生活者目線の国に変えていかないという考えも書かれていました。


 この他にも、先代・岡田卓也さんの多くの経験や哲学が語られていて、面白かったです。


 イオンへの投資を考えるなら、読んでおくといいでしょう。


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