株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 株や経済、そして企業についての新聞記事や本を読んでいて、経営、環境問題への取り組み、従業員の質、なんだかんだで一番目にとまるのがトヨタ自動車でした。


 書店に行けば、ズラズラと関連本が並んでいます。


 しかし、株の話題でトヨタ自動車というのは地味な気がします。


 恐らく、既に巨大企業となっており、今後の成長性等を考慮しても「すぐに儲かりそうにない」と思われてしまう銘柄なのでしょう。


 実際、投資を始めた当初は、僕もこんな考え方に引きずられてしまいました。


 その結果、せっかく買ったのにすぐに手放してしまい、逆に大損をこく羽目になったわけですが(笑)。


 でも、今まで勉強してきたことから、ちょっと立ち止まって考えてみると、大型株であろうが小型株であろうが、成熟産業であろうが成長産業であろうが、良い企業の業績は長期間でみるとやっぱり良くて、株価もそれを反映すると言えそうです。


 ならば、一応は誰もが認めるこの素晴らしい企業を基準にして、銘柄選択をしてみるというのが1つの方法ではないでしょうか。


 トヨタと比べてどの点が優れているのか、トヨタにないどんな素晴らしいものを持っているのか、 逆に、どの点が劣っているのか、それを総合的にどう評価するのか、などなど。


 せっかく多くの企業にとって巨大な存在となってくれているわけですから、これを利用しない手はないと思います。


 もちろん、単元未満株ででもいいから、トヨタ自動車そのものを自分ファンドに組み込んでおくというのは、立派な戦略かなと思います。


 実際、ああっという間に、さわかみファンドの組入比率1位に大躍進しているのがトヨタ自動車。


 他のファンドでも、大抵は組み込まれています。


 今一つ大人になりきれずホンダジェットとアシモに惹かれてしまう僕が、個人的に保有しているのはホンダなのですが、ホンダのできることはトヨタにもできて、すぐに追いついてくるんだろうなと思っています。


 いつの日か、両方持つという欲張りさんになってるかもしれませんね。







 ところで最近、『トヨタの闇』という本を読みました。


 内容的には、週刊誌を読んでいるような感じになるところもあって、そこは少し残念でしたが、普段なかなかお目にかかれないトヨタの悪い面が書かれていて、非常に興味深かったです。


 社員の自殺、下請け企業での偽装請負、各国で労働者が起こす反トヨタキャンペーンなどなど。


 こういう見方があるというのは、参考になります。


 しかし、個人的には、これらの問題はトヨタ固有の問題点では無いように感じました。


 なお、ビジョナリー・カンパニーでは、「ビジョナリー・カンパニーは誰にとっても良い職場ではなく、そこに合う人間にとってのみ良い職場である。」といったことが指摘されていました。


 トヨタで働く人、トヨタの取引先企業にも同じことが言えるのかもしれません。


 利益をあげるための最良の方策を、関わる人や企業にも厳格に求めるわけですから、生半可なことでは務まらないのでしょう。


 もっとも、多くの人や取引先には良い企業となっているはずであり、そうでなければ、あれだけの人材を育成して利益をあげ続けるなんてことは不可能でしょう。


 『トヨタの闇』が指摘する内容については、トヨタに勤めている知人に一度聞いてみたいですね。


 トヨタ批判はなかなかお目にかかれないので、興味のある方は一読されるとよいかなと思いました。


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コメント
この記事へのコメント
私もそう思ってました。
巨大企業は株価が騰がっても知れてると。
でも実はそうでもないと気づいたのが最近。
もうひとつ思ったのがローリスク=ローリターンであるとは限らないということ。
財務が良く無難に利益をあげている変化率のない企業でも株価はきっかけさえあれば騰がっていくと。
逆も言えます。
つまり・・・企業の規模など気にせず将来のスター株を見つけられるかどうかだけだと思いました。
2007/11/21(水) 23:20 | URL | 京 #-[ 編集]
こんばんは。
実際問題、長期間で考えた場合、市場平均を上回ろうと思ったら、市場平均を上回る素晴らしい企業を選び出さないといけないですよね。
ところが、素晴らしい企業といっても、株価だけみると一時的に噴いてるだけのものもあって、長期間で考えた場合には、どうしようもない企業であることだって多いです。
大型株だとか、小型株だとか、将来性があるとかないとかは、気にしない方がいいのかなと思います。
大型株で復活して成長軌道に乗ったかと思いきや、サブプライム問題でピーピー言ってる企業さんもありますしね(笑)。
株価でなくて、実際の企業の中身をじっくり見て、株価が下がろうが上がろうが保有を続け配当金は再投資。
下がってお手頃価格になったら、躊躇せず買い増し!
実るのを待っててやれば、後は利益をがつんがつんと生み出してくれるのかなと。
後、よっぽどのクズ株でない限り、長期間で配当金を再投資していけば、元は取っちゃうのかなと思ってますよ。
もちろん、資金投入のタイミングは回収の期間にかなり影響してくるでしょうけど。
頑張って、金の卵を探しましょう!
 (⌒0⌒)/
2007/11/22(木) 23:55 | URL | 京さんへ #-[ 編集]
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