株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 株価が急落すると、「バブル崩壊か!?」といった雰囲気が蔓延してきます。


 バブル崩壊以来、経済が長期間低迷してきましたから仕方ない面もあるのでしょうが、これ自体1つの「バブル後遺症」なんでしょう。


 しかし、「バブルとは何なのか。バブルの時の株式指標はどうなっていたのか。」と問われて、すぐに答えられる人は、あまりいないのではないでしょうか。


 バブルの定義については、経済学者で京都大学名誉教授の宮崎義一先生が「国民経済の黄昏」という本の中で、こんなことを仰っています。







 バブルとは、単なる資産価格の異常な高騰ではない。


 バブルの裏には、必ずそれを可能にした借金によるてこ(レバレッジ)が存在する。


 ファンダメンタルズを超えた価格は、資産の担保価値を上げ、これが巨額の借金を可能にする。


 この借金による更なる投資が、バブルの上にバブルを重ねるスパイラル現象となる。


 このスパイラル現象に見られるごとく、借金を急増させながら発生するファンダメンタルズを超えた価格の高騰、これこそがバブルの正体である。







 そして、この資産価格の暴騰が株式市場に波及している場合、どのような指標となっていたかというと、バブル絶頂期の1989年末に東証1部225銘柄の平均PERが70・6倍を記録しているそうです。(89年末の主要取引所については、米国のPERは11・66倍。英国のPERは11・25倍。)


 ウォール街のランダムウォーカーでは、この頃の話も載っており、平均PBR(株価純資産倍率)が5倍を超え、配当利回りも0・5%以下になっているにも関わらず、日本の証券会社は強気一辺倒で様々な回答を用意していたんだとか。


 そして、この回答をほとんどの人間が信じて疑わなかったでしょう。


 バブルの時には、「バブルだ!」と言う人間の声はかき消されて見向きもされません。


 だからこそ、弾けてみないと分からないのでしょう。







 さて、上のような指標やお話を参考にしてみると、株式市場がバブル状態なのかそうでないのか、個別株でも人気がありすぎるのかそうでないのか、素人でもある程度の判断はできそうじゃないですか?


 個人的にはサブプライムショックの前の状態はバブルではないし、従ってバブル崩壊後のように株価が70%も下落する(株価が3分の1以下になる)といった事態が生じる可能性もないかなと思っています。


 あ、70%で思い出しましたけど、大相場の後の下落は大抵このくらいになるそうですよ。


 最近の新興市場もこれ以上に下げて、ようやく底をうった感じです。


 ということで、この数字は底値の目処に使えるんじゃないですかね(笑)。


 世間の雰囲気に飲まれず、自信をもって自分の判断で投資するために、以上のことを参考にしてみて下さい。


 今は満足できなくても、将来満足できる結果に結びつけばいいのではないでしょうか。


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2007/11/09(金) 14:34 | | #[ 編集]
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