株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 さて、話を戻して「市場に勝てる?」ということについて、少し考えてみたいと思います。


 まず、市場そのものを長期間保有する投資の基本中の基本、インデックスファンドが教えてくれたことって何でしょう。


 僕にとってそれは、







1、取引手数料と税金によるコスト、ファンドの場合は信託報酬や販売手数料のコストを下げなさい


2、長期間でみると株式投資はプラスサムだから、下手に売買しようとせずに保有し続けなさい


3、配当などは使わずに再投資して複利効果を出しなさい


4、保有銘柄は幅広く分散しなさい


5、将来はそれが近ければ近い程、予想しにくいのだから(ランダムウォーク)、また仮にある程度予想できたとしてもインデックスファンドに勝つのは難しいから、短期の売買はやめておきなさい


6、また、借金して投資をしてはいけません


7、株価は下がれば上がり、上がれば下がるのですから(本来の企業価値に回帰していく)、株価の動きに左右されないように時間を分散して買いなさい


8、株価が下がっても売ってはいけません(怖くなって皆が売る頃が実は底値、むしろ買い増しなさい)







 なんだか当たり前のようなことですが、だからこそインデックスファンドが万人向けで優れた商品なのでしょう。


 そして、ここから離れる程に、市場に大勝利できる可能性は高まると思います。(もっとも大敗する可能性も高まりますし、一時大勝利したとしても、ロスチャイルド家のように、その状態を子々孫々まで長期間継続できるかは大問題でしょうけどね。)


 大勝利できる良い例が、信用取引で短期売買なんていう超ハイリスクな取引ですね。


 しかし、これは能力も運もない普通の人にとって、資金をすり減らすだけでしょう。


 このやり方で市場を打ち負かすのは、きちんとした客観的なリスク管理手法がない限り、やめておいた方が無難だと思います。


 でないと、短期利益追求、損失回避といったどうしようもない人間の心理的要因によって、ずるずると市場のプレッシャーに押しつぶされてしまう時が来るでしょうから。(システムトレーダーさん達は、ここを克服しようと日夜システムの構築に励んでいるのでしょう。)


 SBIの北尾CEOがライブドア事件の時に仰っていた「きちんと汗をかいて働いている企業の株をずっと持つ。それが結局一番儲かるんだ!」というお言葉は、僕のようなシステムを創る能力もない普通(普通以下ですけどね(笑))の人間にとって、非常に重たいです。


 なお、これに関連してね、レバレッジがばりばりかけられるけど元本以上の損失が出ないeワラントって商品がありますからね、試しに1万円くらいでやってみると恐怖感が味わえていいですよ(笑)。


 脳みそがちびれます。


 それとね、もしこういうハイリスクな投資がやりたいなら、長期志向の資産運用とは分けて、純粋に遊ぶためのお金としてやってみることをお勧めします。


 例えば、100万円あったらそのうちの10万だけ、旅行にでも行ったと思って遊んでみる。


 かくいう僕もヤマっけが抑えられずに多くの損失を出しましたが、半永久保有目的のファンド運用による収益でカバーできつつあるのです。


 分散投資によるリスク回避の大事さを身に染みて味わった次第です。


 ってか、最初から長期志向で全てファンド運用してたら、今頃えらいことになってるんですけどね~(笑)。







 次に、1番に関連して、市場に勝てるファンド探しということを考えてみましょう。


 市場は平均的なファンドには勝てるが、優秀なファンドが継続的に市場を打ち負かしているのも事実です。


 探すのが面倒だし、これからも継続的に打ち負かせるかは分からないから、インデックス運用という結論になるのでしょうが、本当は素晴らしいファンド(例え負けても自分にとって価値あるファンド)を自分で見つけて投資すべきだと思うのです。


 まず平均的なファンドは長期間で市場に負けるのですから、負けてしまう理由の1つである販売手数料、信託報酬手数料が低いものを選ぶことが1つ。


 特に、販売手数料を取るファンドは要注意だと思います。


 誰が儲かるって、販売してるところがノーリスクで一番儲かる仕組みですからね。


 またファンドは長期的に利益を出すことを目指して設計されているはずですから、ころころころころ保有銘柄を入れ替えているもの(運用者が短期利益追求指向のもの)は避けた方がいいでしょう。


 僕が持ってるファンドの1つが、ころころ銘柄を入れ替えてますが、しっかりと市場に負けてます(笑)。


 これは売買回転率(売買高比率)で分かります。


 期中の株式売買代金を、組み入れた株式の時価総額の平均で割った値だそうです。


 投信のホームページにある運用報告書で分かるようですよ。


 因みに、売買回転率が低い主な日本株投信として、アクティブバリューオープン(T&Dアセット、0・52)、バリュー株・オープン(大和投資信託、0・68)、さわかみファンド(さわかみ投信、0・72)などがあるそうです。(いずれも2007年6月26日付け日経新聞のデータ)


 短期保有目的の資金が入りやすい特定テーマのファンドも、長い目で考えるなら止めた方がいいです。


 テーマへのお熱が冷めたら、あっという間に資金が引き揚げられて痛い目を見ますし、何より投資対象が限られてしまうのが痛すぎです。


 ファンドを購入するファンド仲間が、どういう人間かも大切だと思います。


 短期保有目的の人間が多そうだと、ファンド全体の資産運用にはマイナスでしょうから。


 絶好の買い時の時に、恐怖にかられてさっさと資金を引き揚げたりされるとね、もう最悪です。


 この意味では、ファンドの運用方針や理念に共感できるかも大切でしょう。


 同じ目的を持った仲間が集まった時の凄さは、会社組織だけではないと思うのです。


 恐らく、これから投信運用が本格化してくるにつれて、本格的な長期運用志向の投信も増えてくると思います。


 是非、自分の目で探し当ててみて下さい。


 一生お付き合いできそうなファンドは、人生、いや、子々孫々にわたる宝になると思いますよ。







 次回からは、個別株の運用について思うところを書いていきたいと思います。


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