株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 さて、インデックス戦略がかくも有効であることが分かった結果、優秀な投資家達は気付きました。


 インデックスファンドより手数料が低い商品があれば、長期間で見ればインデックスファンドよりお得じゃないか!


 こうして、市場に連動するよう設計されたETF(上場投資信託)というものに人気が集まるようになりました。


 売買コストはかかりますし、市場の需給動向によって不適正な値付けがされることがありますが、信託報酬手数料の安さが長期間でボディーブローのようにじわじわ効いてきます。


 買うのにまとまったお金が必要な欠点もありますが、まとまったお金がある人には問題なしですね。


 無い場合には、インデックスファンドで積み立てておいて、貯まってから途中で乗り換える戦略もあるようです。


 その際の税金、売買手数料等のコストがどうなるのか、どこからお得になるのか、そういった細かいことは計算が苦手なので僕は分かりません。


 この投資法では、こういった細かな問題もきちんと取り上げて、どっちが得でどっちが損かを調べ上げてくれます。







 ここからはランダムウォーク信者の投資法に対する、ごくごく個人的な疑問です。


 その投資法の先にあるものは、一体なぁに?


 実際、理解しようとすればする程、この投資法の目的がカネ以外に何も無い無機質なものではないかという疑問がふつふつとわき上がるのです。


 組み込まれている銘柄に目を向ける人などは、恐らくいないでしょう。


 市場に連動するように投資されていれば、中身(自分のお金の行き先)などどうでもいいのではないでしょうか。


 この投資法では、企業がどんなに良い活動をしていようが、どんなに世間様に迷惑をかけていようが区別しません。


 全て市場の気の向くままにです。


 この信者が時折小馬鹿にするデイトレーダーやチャーティストだって、少しは取引する銘柄を選びます。


 ウォーレン・バフェットさんや澤上篤人さんといった優秀な長期投資家が、この投資法の有効性を認めながらも毛嫌いしている理由も、この辺りにあるのではないでしょうか。


 確かに、この投資法は基本中の基本で、投資の初めに据えられるべき大切な考え方であるとは思います。


 だからこそ、投資に興味も無いし、これからも興味を抱く必要も無いという人(初心者であり続ける人=バフェットさんの言う愚鈍な人)にとっては、最もよい商品であると自信をもって言えます。


 しかし、必要なファイナンシャルインテリジェンスを備えていると思われる人が、この無機質な投資法から一歩も外に出ずに、外国株はともかく日本株まで全てインデックス運用しているというのでは、若干の皮肉を込めて「賢いんですね」とは言えますけど、「尊敬します」とはとても言えません。


 モノの分かっていない僕にとってさえ、この投資法は出発点に過ぎないのですが、この人達にとっては終着点だということなのでしょう。


 ただ、この哲学も無く心もなく苦労もない、ただ人の言うことに唯々諾々と従っただけの無機質な投資で増えたカネは、僕のしょぼい経験上ではありますが、ロクな結果を招きはしないと思います。


 例えば、増えた後でしょもない失敗で失ったり、しょもないことに使ってみたり、死後に遺産相続で子供が喧嘩したり………。


 無機質なカネは、無機質な結果しかもたらさないのではないかと、負け犬の遠吠えをしてみたくなるのです。







<参考にしたい偉大な投資家のお言葉>

 もしあなたが企業の経済状態を理解し、相応の値付けがされている重要な長期的競争力を有する企業を5社から10社ほど見つけられる「物の分かった」投資家なら、ありきたりの分散化は勧められません。


 単に収益結果にダメージを与え、リスクを増やすことになりかねないからです。( ウォーレン・バフェット)


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2007/10/02(火) 00:41 | | #[ 編集]
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