株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 市場に勝つことが難しいということは、少し立ち止まってインデックスファンドの成績と自分の成績を比べてみれば、すぐに分かることでしょう。


 また、現在投資成績においてインデックスファンドに勝っていたとしても、それが株価の変動を利用して値上がり益を狙う投資法による場合、インデックスファンドのもつ複利という恐るべき効果を考慮に入れねばなりません。


 株式保有は、単に会社資本というモノを所有することではありません。


 会社の持つ資本に加え、経営者や従業員も参加した一体としての事業組織の所有だと思います。


 この事業組織は、ただじっとしているわけではありません。


 事業継続に必要な利益、成長に必要な利益、株主に還元すべき利益を稼いでくるように設計されており、設計通りに機能すれば大きな利益を生むのです。


 これについては、GAME : プラスサム×マイナスサムの CHARO さんが、これ以上無いうまい説明をしてくれています。(GAME : プラスサム×マイナスサムの参考記事


 まして株式会社は、会社の中でも大きな資本を集めて大きな利益をあげるように設計された最高の形態です。


 さらに上場会社ともなると、その株式会社の中でもトップクラスが集まっているわけです。(若干NPO法人も混ざってますけど)


 これらトップクラスの株式会社が稼ぎ出す利益、配当金の再投資により利益増加のスパイラル現象が生じます。(株価バブルのことではありません。あくまで実態に基づいた利益です。)


 これが複利の効果となって、投資当初はじわじわ、長期間になるとどっかんと効いてきます。


 どれくらいになるかというと、アメリカでは1926年1月1日に市場に投資した1ドルが、1990年12月31日には415ドルになっているそうです。


 日本ではどうかというと、日本株の平均投資収益率は1952年から2002年までの50年間で、年13・5%だそうです。(財団法人、日本証券経済研究所の調べ)


 暇な人は1円に1・135を50回かけてみて下さい。


 計算苦手なんでやりませんが、10年で3倍くらいにはなるでしょうか。


 未曾有のバブル崩壊を挟みながらも、この数字です。


 ただ黙ってインデックスファンドを保有しているだけで(株式市場に連動するポートフォリオを保有しているだけで)、これくらいの利益にはなったということです。


 もちろん、長い年月の間に起こる物価上昇は考慮に入れておかないといけませんが(物価上昇で実質的には徐々に貧乏になります)、それでも凄い数字ですよね。







 え、もう高度成長期は終わったから、それほどの利益は期待できない?


 そうかもしれませんね。


 でも、長い目で見ると預金や債券よりはいいでしょう。


 だって、預金や債券はこういった企業活動による利益の上に成り立っている商品ですからね。


 それに新興国の勃興で、新たな市場が育ちつつあります。


 加えて、日本人や日本企業の先を見て長期的に物事を考える性向。


 おかしな時代はありましたが、御先祖様から代々受け継がれてきた、この有り難い遺産が、この後きっと効いてくるのではないかなと思います。(参考記事、NHKスペシャルを見て







 話がそれましたが、インデックスファンドで市場に投資するという戦略が、相当に有効なものであることはイメージできるでしょう。(将来のことなど分かりませんから、あくまでイメージですけどね)


 次回は、インデックスファンドの功罪について、考えていることを書いてみたいと思います。


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コメント
この記事へのコメント
どの銘柄が大きく上げるかなんて考えるのも
わからなくなるような雰囲気の相場のときは良いでしょうね。
日本の新興市場の底入れってあるのかないのかわからないのですが、次
儲かるとしたら大きく下げた市場でしょうね。
世界的に見渡しても、日本の新興市場ほど下げたのも、私の知識の中では無いようです。
構造改革が進めば、新興企業の出番のはず。
進まないから老舗企業が居残る。
新興市場特化型ファンド 新興インデッススETF早く作って欲しいと思ってます。
2007/09/30(日) 13:31 | URL | あくび #-[ 編集]
株式会社が利益をあげるように設計された最高の形態だとすれば、市場は株式会社を公平に評価する最高の形態なのかもしれませんね。

それでもやはり評価を下すのは感情の起伏を持った人間ですから、非効率な部分は存在するはずなので、足掻いてみたくなっちゃうんですよ・・・

コア部分はインデックスファンドで構成しておくことが賢明だとは思いますけどね。

要はバランスの問題でしょうか?
2007/09/30(日) 19:36 | URL | CHARO #-[ 編集]
相場の転換点が分かる方には、インデックスでなくてもいいんでしょう。
但し、長期間に渡り継続的にインデックスを打ち負かすには、70%の確率で相場の転換点を当てる必要があるとされていました(あくまでアメリカ市場での話でしょうけど)。
正直、僕にはこんな能力はありません。
(T_T)
新興市場インデックスが無いのは、確かにもったいない感じです。
こういうのって、相場が好調な時じゃないと買う人いないだろってことで、作ってもらえないのかも。
ライブドアショックの前に作っておいて欲しかったですね。
2007/09/30(日) 21:08 | URL | あくびさんへ #-[ 編集]
うん、非効率な部分は確実に存在すると思います。
だから、それを探り当てようとしてる CHARO さんの投資法は大好きですよ。
絶対に成功して欲しいと思います。

インデックスの問題点というか、嫌いなところというのは、CHAROさんのようにモノの分かった人まで、無機質な投資に走らせそこから一歩も出ない引きこもり状態を作ってることかなと。
インデックスが賢明だとしても、モノの分かった、また分かるべき立場にある人間なら、やっぱり自分の投資の色ってもんがあるんじゃないかなと思うわけです。
まあ、甘っちょろい意見なんですけどね(笑)。
2007/09/30(日) 21:20 | URL | CHAROさんへ #-[ 編集]
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