株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 最近、ようやくにしてウォーレン・バフェットの本を読み始めました。


 長期投資と言いたれながら、まだ読んでなかったのかと言われそうですが、実はそうなんです。


 前々からその存在は知っていましたし、バフェットに関する本を読んでみたいとも思っていたのですが、いかんせんそれだけの知識と経験が……。


 大した知識も経験もない状態で読んでも、恐らく論語読みの論語知らずで、自分に都合の良いところを適当につまみ食いして、分かったような気になってしまうだろうとね。


 そろそろ良い頃合いだろうと思い読んでみると、やはり思った通りでした。


 バフェットの話は、あちこちの投資の本やブログで見かけますから、当然ある程度の予備知識はあるわけです。


 でも、実際に読んでみると違うんですよね。


 どう違うかって?







 何から何まで~!







 バフェットについて持っていた知識は全て断片に過ぎず、継ぎ合わせても全体の半分にもなんねぇや、あーはっは!


 で、「お前は理解できたのか?」と問われたなら、こう答えるでしょう。







 イチローのバッティングは、イチローにしか理解できまへん。







 存在自体が奇跡のような人のことはね、理解なんてできません。


 え、バフェットのようになれるか?


 なれますよ!


 投資が文化といえる程に根付いた国に生まれ、小さい頃からビジネスと投資に興味を持ち、写真機のような記憶力を持って、あくなき探究心で考え行動できるなら。


 ベンジャミン・グレアムのように、当代きっての投資の大家に直に教えを請う機会に恵まれたなら。


 次々と超一級の投資家やビジネスマンと出会い、その薫陶を受けることができたなら。


 三国時代の劉備が諸葛亮を得たように、曹操が郭嘉を幕下に招いたように、孫権が陸遜という参謀に恵まれたように、戦国時代に豊臣秀吉が竹中半兵衛や黒田官兵衛といった参謀に恵まれたように、ローマの皇帝アウグストゥスがアグリッパという腹心に恵まれたように、安倍首相が赤城農水相を得たように、自分にとって自分よりも優れた存在であるチャーリー・マンガーのような盟友を手に入れることができるなら。


 投資で莫大な富を築き上げても、自身は極めてつつましい生活を崩すことなく、財産の99%をも寄附に回すだけの度量があるなら。


 何が正しくて何が誤りなのか、それを見抜く目を持っているなら。


 誠実で謙虚で質素で、機智に富み、ユーモアを併せもっているなら。


 自分自身の行動規範を持ち、信念に従って行動できるなら。


 きっとバフェットのようになれることでしょう………。







 でもね、こういう条件を差し置いても、多くの人はバフェットのようにはなれないでしょう。


 なぜなら、ほとんどの人間がバフェットのような人間になりたいのではなく、バフェットのような大金持ちになりたいと思ってるだけですから。


 そして、どうしようもないお金の性向というやつが、あなたの資産形成を、あなたが一生懸命積んだ賽の河原の石を、地獄の鬼のようにやってきて蹴散らしてしまうんです。


 え、どうしようもないお金の性向って何か?


 それはね、







 お金はあまのじゃくで、物好きなんです。







 あまのじゃくだから、「もういらんわ~!」って言うような人のところや、明らかに必要ないよねってところにばかり行きたがるんです。


 欲しい欲しい言うてる人のところには、来ないんです。


 物好きだから、仲間が集まっていると「何が起きてるんだろう?」って自分も行ってみたくなって、仲間の多い場所へ多い場所へ流れていくんです。


 手持ちの少ない人のところから、手持ちの多い人のところへ行ってしまうんです。







 まね~、かむば~っく!!


 <(ToT)>







<付記>

 仮にお金の性向がこうであるなら、増やすための戦略は明らかです。


 まず自分がお金持ちであること。


 あまりお金を持ってない場合は、お金への執着を捨て去ること。


 或いは、お金が最初から集まっているところへ、お金を養子に出すこと。


 養父がお金に執着する人の場合、危険度が高まります。


 この観点からは、バフェットとマンガーが率いる米国バークシャー社への投資は非常に理にかなっていたと思います。


 ぎぶみー、まね~!(←だからそれを言うと逃げていくんだってばッ!)


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コメント
この記事へのコメント
そうですよね。
儲けようと思ってると不思議なことに全然うまくいきません。
以前取引したことのある企業の株価を今見てみると2倍や3倍とか結構あるんですよ。
ずっとただ放置しておくのが一番儲かってるんですよね。
だんだん考え方が変わってきました。
キャピタルゲインよりも投資先の企業を応援しようと少しずつ成長してる?ところです。
これを極めれば目を瞑っていてもお金が入ってくるんでしょうね。
2007/08/27(月) 01:34 | URL | 京 #-[ 編集]
個人投資家の一番の強みは、ファンドマネージャーたちのように、市場平均に打ち勝つ必要がないことでしょう。
応援したい好きな企業を選び、株式購入で「所有して」、じーっと待ってれば、会社の皆さんが勝手に稼いできてくれますよね(笑)。
そして、これこそが金などの商品を買うこととの違いでしょう。
モノはあくまでモノでしかなくて、自分でお金を稼いでくることはないですから。
選択はきちんとしないとダメでしょうけど。
もし負けたくなければ、インデックスファンドを購入しておけばいいですしね。
でも、自分で選んだ企業が、放ったらかしておいたら市場を打ち負かしたってのが、一番愉快ですよね。
2007/08/27(月) 12:58 | URL | 京さんへ #-[ 編集]
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