株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。
株は配当金を狙って


 配当金の高い株を狙うにあたっては、配当金だけでなく企業の将来性なども念頭においた銘柄探しが必要になると思います。


 業績が悪くなるような企業だと株価そのものが下がってしまい、配当金を得ても資産は減ってしまうことになるし、将来、配当金そのものが受け取れなくなる可能性もあるからです。


 こうなってしまっても対処法はありますが、なるべくなら遠慮したいですね。


 そこでまずは、銘柄選択の際の重要な指標などが分かるよう、証券用語の意味などを確認しておきたいと思います。





 まず最も基本となる指標であるEPSからいきましょう。


 EPS(Earnings Per Share)は、日本語で言うと一株利益です。これは、当期の純利益を発行済株式総数で割って計算します。


 一株利益 = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数


 EPSは、当該企業が一株あたり、どのくらいの利益を出すことができるのかを測る指標となります。


 また、株価の割安度を測るPER(株価収益率)や、資本をどれだけ有効活用しているかを測る指標であるROE(株主資本利益率)を算出する際に用いられます。


 利益を多く稼ぎ出す企業ほど優秀で投資に値するということですから、この値の重要性は推して知るべしです。


 アメリカの著名な投資家・ウォーレン・バフェット氏は、このEPSが毎年上昇していることを銘柄選択の際の重要な条件にしたそうです。


 当期純利益が上がれば(企業が成長すれば)EPSは上昇し、 発行株式数が増えれば(株式分割や新株発行による増資等を行えば)EPSは下がります。


 従って、 少ない株式総数で(資本が少ない場合が多いでしょう)高い利益を上げれば、EPSが上昇するということになります。効率の良い経営をしているということですね。


 この指標を用いる際は、株式分割に注意する必要があります。株式分割を行った場合に、実質EPSは変わらないのに、表示上はEPSが下がることになるからです。


 例えば、株式総数が10000の会社で100万円の当期純利益を計上し、EPSが100を表示していたとします。


 EPS 100 = 当期純利益 100万円 ÷ 発行済株式総数 10000


 ところが、1対2の株式分割が入ると同じ当期純利益100万円でも、発行済株式総数が2倍の20000となり、EPSは50となってしまいます。


 EPS 50  = 当期純利益 100万円 ÷ 発行済株式総数 20000


 そして、来期純利益で200万円と2倍の成果をあげたとしても、EPSは100で今期と同じとなってしまうのです。


 EPS 100 = 当期純利益 200万円 ÷ 発行済株式総数 20000


 この場合、今期と比較した場合の実質的なEPSは2株分の数値である200のはずですね。


 このように、EPSだけで企業成長の度合いを見ることはできません。会社のIR情報(ホームページで確認できます)や四季報で、純利益の増減を確認してみるといいでしょう。


 年度毎に増えていれば、順調に成長しているということです。株式分割等で左右されない実質的なEPSも増加しているといえるでしょう。


 このようにEPSは非常に重要な指標ではありますが、企業の成長の度合いを表すとは限りません。あくまで、現在の一株あたりの利益を示す指標と考えておきましょう。


 そして、株価や資本は会社ごとに異なる訳ですから、EPSを基本として株価に対してその利益が妥当であるのか、持っている資本に対してその利益が妥当であるのか、といったことが更に重要になってきます。


 それがPER(株価収益率)やROE(株主資本利益率)というわけです。


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2015/01/23(金) 14:20 | | #[ 編集]
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