株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。
株は配当金を狙って



 最後に、高配当の罠について触れておきましょう。


 今まで見て来た通り、PERもPBRも現在の値を反映しているに過ぎず、本当に割安なのかどうかは、将来を読み解いていかなければ判断できません。


 これは、配当利回りについても当てはまると思います。


 現在高配当であっても将来性のない会社であれば、株価は下がり、減配や無配転落が待っています。


 逆に、現在配当利回りが低くても、将来的に株価上昇や増配が見込めるのであれば、そちらの方が将来的には割安高配当ということになるでしょう。


 ここでも将来的な売上高や純利益の伸び具合が影響してくると思います。


 最近の好例として、ミツミ電機が上げられます。


 売り上げ絶好調のニンテンドーDSを背景とした強烈な業績の伸びで、株価上昇、増配となっていますね(従来予想25円が33円に大幅増配)。


 9月頃には、株価1600円程度で前期実績配当が15円、1%弱と大した配当利回りではありませんでしたが(25円の予想配当だと1・56%)、その時の株価を基準に今の配当を見れば、2・06%と配当利回りは格段に良くなっていることに気付きます。


 逆の例としては、光栄が挙げられます。


 同じくゲーム機関連銘柄ですが、こちらはソフト開発の遅れから減配を発表しました(従来予想50円から40円に減配)。


 光栄は配当利回りがとても良いゲームソフトメーカーですが、減配により配当利回りが若干悪くなってしまいました。


 光栄については、それでもまだ2%程度で高配当といえる水準ですので、比較的業績の安定した銘柄であれば、現在の配当利回りで選んでいくのも1つの選択なんでしょうけどね。


 但し、株価上昇による利益(キャピタルゲイン)を考えると、半年前の時点でどちらに投資すべきであったかは一目瞭然です(今後は分かりませんけど)。







 この他、配当利回りの罠にひっかからないためには、現在の配当性向(1株純利益のうちどのくらいが1株配当に回っているのか)や利益剰余金も見ておくとよいと思います。


 配当性向が低かったり利益剰余金の額が多ければ、まだまだ現配当維持や増配の余力があるといえると思います。


 逆の場合は、光栄のように業績悪化がすぐに減配となって跳ね返ってきます。







 また、スクリーニングをかけて出てくる高配当銘柄には、十分気を付けておきたいところです。


 株価が下がって結果的に高配当になっている銘柄の場合、急激な事業環境の悪化などで減配や無配となる場合もあるからです。


 ダイナシティという銘柄も、最近まで5%を超える配当利回りが表示されていましたが、現在は2%の後半です。


 経営状態が悪い場合は、株価が急落して配当利回りに不正確な数字が出ることになるので、慌てて飛びつかないようにしたいところです。


 また気が付いたことがあれば書きますが、以上のようなことに気を付けて、真の割安高配当銘柄を探していきたいですね。


応援ありがとうございます!人気blogランキングへ

株は配当金を狙ってTOPに戻る


ニンテンドーDS Lite
定価16800円で先着30名に販売。

コメント
この記事へのコメント
今回の連載記事を参考にいい銘柄探しをしたいですね。
2007/02/10(土) 22:25 | URL | ゆか #-[ 編集]
参考になれば嬉しいです。
反面教師にしてくださいね~(笑)。
2007/02/10(土) 23:17 | URL | 配当金太郎 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://kabuhaitoukin.blog48.fc2.com/tb.php/151-e4d58ed7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック