株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 さて、商事、物産、住商と、ものの見事に不滅の赤字を刻み込んだうちの商社トリオであるが、ここまでの投資を振り返ってみたい。


 リーマンショックの最中、かねて気になっていた商社への投資を検討していたのであるが、資源がコモディティで価格も市況に左右されそうなことや、総合商社の名前のとおり総合力も考えて、二大商社の中から資源への傾斜が少ない三菱商事をまず筆頭候補にしてみた。


 そして、三番手以降から分散投資の意味合いも込めつつ、メディアに強いとされ映画のエンドロールでよく名前を見る住商を選択。


 ちょびちょびと買い足しつつ反騰を辛抱強く待った。


 そうこうするうちに、住商が資源へ投資することを決定し、あんぽんたんはこう思った。


 あれれ、石橋を叩いても渡らない住商が、資源投資を始めたよ。


 そういうことなら、こっちも本気で資源を取りに行かなきゃねー。


 そして、資源最強商社の三井物産へと手が伸びた。


 思えば、住商も自分も石橋どころか砂の橋を、ルンルン気分で口笛を吹いて踊りながら渡っていたに違いない。


 ここにきての資源大暴落、赤字トリオの完成である。


 んが、しかし、赤字は出したが、自分のポートフォリオは痛んでいない。


 ここがキモであろうが、商社はそもそも万年割安株で、それほど買い上げられていないし、リーマンショック後の暴落で買っていたので取得額が低いのである。


 赤字を出しても笑って見ていられるのは、こういうわけ。


 あくまで、今のところ、ではあるが。


 ふっふっふ、赤字を出した商社経営陣よりも、一介のあんぽんたんの方が勝ったね。


 と、妙な優越感を抱くのであった。


(注、当然のことながら、世間的には完全に負けてます。)


 住商は今が資源投資の絶好機だったろうに、損失処理に追われて残念。


 資源に限らず、他がこけてバタバタしている時に、悠然と余力十分で投資に向かう企業が強い。


 これは普段から気にして見ておくと、企業観を養ったり、自分の投資に生かしたりと勉強になること間違いなし。


 今後については、それほど心配はしていない。


 投資事業は資源だけではないし、ここからが総合力の見せどころのはず。


 日本全国良い子の学生さん憧れの優秀な商社マンが、きっと取り返してくれるはずだ。