株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。
 企業不祥事が続く。


 某ファンドを通じて保有する旭化成の謝罪会見もまた、複雑な気持ちで見ることになった。


 問題行為の当時はまだ保有していなくても、そのツケは現在の株主が払わされる。


 なんだか理不尽な話だ。


 不祥事の背景に短期的利益を求める株主からの圧力がある、という指摘も聞いたが、そんなもんは無視して構わないはず。


 バフェットじっちゃまの『我々には損失を出す余裕はありますが、評判を落とす余裕はありません』という言葉は、投資先の経営陣に肝に銘じておいてもらいたい。


 例え短期的に損失を出しても、信用を失うような行為は絶対ダメ。


 経営陣も関与していない現場で行われる不祥事が多いが、そもそも現場に過大な責任を負わせるなら、それに見合った保障や賃金を与えているのだろうか。


 企業内部で「俺らと奴ら」が分かれていないだろうか。


 おざなりの検証作業で終わらせるのではなくて、もっと根源的な問題まで立ち入って考えとかないと、今後も次々と不祥事にお目にかかることになるだろう。





 と、マジメな話をしたところで、投資との関係であるが、株価が下がるので買い場を与えてくれている可能性があることも事実。


 ただ、信用の回復には時間がかかることもあろうし、業績そのものも短期的にはよくないだろうから、買うには相当覚悟がいる。


 個人的には、経営陣が関与していない不祥事で、事業の中核部分でなく、本来優秀な企業であり、企業の事後対応がよければ、買ってもいいかなと考えている。


 経営陣が関与している場合、会社自体が根腐れをおこしている可能性を否定できず、これはパス。


 事業の中核部分で起きた場合、損失も巨大だろうし、信用の回復も大変そうなので、よくよくその影響を見きわめる必要がある。


 独VWのケースは、個人的にはパス。


 本来優秀な企業であれば、値下りを買う価値は高まる。


 企業の事後対応がよければ、不祥事はどこでも起こりうることなので、かえって好評価。


 積極的に応援して回復を待つべきだろう。


 旭化成のケースでは、3番目と4番目が黄信号ではあるが、打診買いを始めている。


 今後の様子を見ながら、買い増すか、白旗をあげて撤退するかを決めることになるだろう。


 ちゃんとしてねん!