株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 2014年10月31日終値ベース、時価総額1000億円以上の今期予想高配当利回りランキング。(SBI証券のスクリーニング検索による)


1  昭和シェル石油          4・02 ○
2  東燃ゼネラル石油         3・91 ○
3  松井証券             3・85 ○
4  三井物産             3・84
5  キヤノン             3・84
6  あおぞら銀行           3・76
7  武田薬品工業           3・75
8  SANKYO           3・72
9  オートバックスセブン       3・68
10 丸紅               3・67 ○

11 積水ハウス            3・67
12 第一三共             3・62
13 ダイハツ工業           3・58 ○
14 平和               3・55 ○
15 日本たばこ産業          3・54 ○
16 オンワードHD          3・53
17 東海東京FG           3・52 ○
18 アコーディア・ゴルフ       3・51
19 みずほFG            3・50
20 エーザイ             3・49

21 伊藤忠商事            3・44 ○
22 ユニーグループHD        3・41
23 JXHD             3・37
24 電気化学工業           3・34
25 日産自動車            3・31
26 三菱商事             3・24
27 NTTドコモ           3・22
28 ローソン             3・20 ○
29 信金中央金庫           3・15
30 日本電気硝子           3・12


※ROE10%以上の企業は末尾に○印


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続き


 住友商事が巨額損失を出してランクアウト。


 保有企業の1つですが、これから経済を好転させなければいけないという時にいただけません。


 思い返してみると、事業報告だったと思いますが、リスクを取らなければリターンはないという内容のことを書いてきたことがありました。


 それは自分の投資経験からも「おかしい」と思う考え方だったので、おやっと思ったことを覚えています。


 社長さんが交替して、弱点の資源ビジネスを強化しようという時期だったので、まあそういうもんかいなと思ったのですが、その時のおやっがこういう形で返ってきました。


 残念。


 リスクを取りにいく経営には注意が必要です。


 なぜなら、取りにいくべきはリターンであって、リスクではないからです。


 リスクは、リターンを取る過程で極限まで回避するために、まずは認識するものだと思います。


 単にリスクを取るなら誰にでもできます。


 ゴー、ゴーと言って、決済のハンコをポンポン押しておけばいいのです。


 そもそも、誰にとっても毎日の行動それ自体がリスクテイクで成り立っています。


 だからといって行動しなければ、それもリスクで、特に企業経営においては最大のリスクとなります。


 マネジメントのお仕事とは、リスクを取ることではなく、リターンを得るために不可避的に伴うリスクを精査し、支障があればそれを回避するために知恵を絞ることだと思います。


 今回、シェールガスの権益については、三井物産がスルーした案件を住友商事が見事に巨額損失ゴールを決めたという話も読みました。


 正に、リスクを取ったというべきでしょう。


 そして、そのリスクが現実化すれば、株主にもたらされるのはリターンではなく巨額の損失なのです。


 差し当たり、なんとか黒字で踏み止まり、これ以上の損失はないという話でしたから、完全にリスクマネジメントに失敗したというべきではないと考えています。


 いただけない話でしたが、頑張って挽回して欲しいところです。





 本日、日銀の追加金融緩和が発表され、株価も大きく上昇しました。


 ただ、ランクイン企業の配当利回りはそれほど減っておらず、買い上げられている企業との差を感じます。


 問題を解決して、利益をあげて、株価上昇と配当増加の一石二鳥を達成して欲しいところです。


 現在、好調の企業さんは、こういう好循環にありますね。


 できれば、もたついている企業さんを株価の安いうちに仕込んで、好循環が訪れたときにニンマリしながら眺めていられるといいですね。