株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 先日、うちの住商が2700億円の損失を発表した。


 ………。


 …………痛ッ!


 資源部門の強化を掲げて、前のめりになっていた感があったが、やってもうたか!


 某大学の教授が大喜びで本のネタにしてしまいそうな、そんな経営判断の失敗である。


 シェールオイルの投資の失敗が大きく、思わずシ……やめとこ。


 株価はそれほど下落したという感じもなく、現在の株式市場の底堅さに助けられた面もありそう。


 赤字決算は今のところ避けられそうで、不幸中の幸いかな。


 経営改革特別委員会も設置したようで、今回の失敗の経緯やこれからの方針に注目しておきたい。


 今のところ、信頼を失うというほどではなく、保有は継続。


 巻き返しに期待だ。





 さて、うちの投資先のことなので、何か書けば我が身にそのまま跳ね返ってくるのであるが、今回の失敗から教訓を得よう。


 まず最大の損失原因となったシェールオイルについては、金融危機後に注目されて開発が次々と進められ活況であった。


 その中で、資源では後発組の住商が頑張って投資したら、不採算でこけた。


 シェールバブルとまでは言わないにしても、皆が飛びついていたことは確かで、そういうものには大きな落とし穴が待っている。


 皆がはやしているところには、大きな損失のリスクがあることに気を付けよう。


 次に、オーストラリアの石炭開発、ブラジルの鉄鉱石開発でも巨額の損失を出した。


 石炭、鉄鉱石と聞けば、まず三菱商事と三井物産が思い浮かぶ。


 住友といえば、銅だ。


 自分の投資でも、よく知らない事業というのは、何が起こっているのかの理解も遅い。


 単に安くなったというだけで、あるいは儲かりそうというので手を出せば、大抵、大きなしっぺ返しが待っている。


 おそらく、人間の能力にも、その集合体である組織の能力にも限界がある。


 得意分野に集中しその中でリターンを求めていくべきで、はみ出すと余計な損失を被るリスクが飛躍的に高まるのではないだろうか。


 投資先の痛い損失ではあるが、学べることはたくさんありそうだ。


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