株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 メルカリも無事上場を果たしましたね。


 時価総額7000億円とか。


 IPOは当然のごとく外れ、市場で買う気もなく株価を見てます。


 値動きが初手から荒いですね。


 落ち着くまでしばらくかかるんでしょうか。


 ちなみに、ヤフーの時価総額が2兆1千億円くらいでしたので、およそ3分の1ですね。


 アメリカ市場で目論見通り成功すれば……て感じですかね。


 経営は勉強になりそうなので、気にしてようかなって考えてます。






 今年も株主総会が次々終わり、議決権も行使しましたが、まあなんだかなぁって会社もちらほら。


 ほぼ確信しているのは、企業統治だなんだっていってやってますけど、効果ないんじゃないのってこと。


 まー、外部の人間呼んできて貴重でもないご意見聞いてもいいんですけど、株主の金使ってやってほしくないですね(笑)。


 なんだか外国人投資家に言われるから、形式的にそれらしい体制つくってみましたみたいな感じです。


 もちろん、そうではなさそうな会社もありますが。


 個人投資家的には、企業統治体制を気にする前に、それを作っている中心人物、つまりは代表取締役とかCEOとか呼ばれる人間の資質に集中した方がいいです。


 あと、毎年、いい歳したおじさんたちから報酬あげてのおねだりがくるんですけど、もう大人なんだから自分で自分の経営する会社の株式買って長期保有して儲けなさいって。


 自分の能力知ってて、究極のインサイダー取り引きが許されているのに、おねだりなんてしなくていいのでは?


 それに、従業員さんの給料ってそれほど上がってましたっけ?


 高い報酬は、本当に見合っているのなら大歓迎だけど、見合ってるのかな?


 そんな疑問を抱きつつ、議決権行使しました。


 総会の前から結論出ててるの知ってるから、虚しいっちゃ虚しい行為ですな(苦笑)。


 総会終わると、速攻で議案通りに可決されましたって通知が来ます。



 今回は慎重になんて思っていたら、中途半端に下げた後で戻っていってます。


 なかなか思うようにいきませんね。


 でも個別株を見渡せば軟調なものもあって、どうしようかなと思案中。


 そんな中、メルカリの上場が今度こそは本決まりのようです。


 上場に伴って、様々な問題点も指摘されて、いろいろと参考になりました。


 新興企業は様々な問題点が、高い株価に覆い隠されていることも多くて、ハイリスクノーリターンなこともしばしば。


 注目していたユーグレナも高値からズルズルと下げてきています。


 公募価格くらいが妥当な値段なのかなという気もしますが、そこを割るような企業はおそらく買いたくもないでしょうし。


 難しいですね。


 短期の売買でなら面白いのでしょうが、長期投資が前提となるとなかなか手を出しにくいのではないでしょうか。


 IT系の企業は、注目してた企業さんが、グーグルの動向で業績ガタ落ちってなことがあって、改めて難しさを認識したことがありました。


 アップル、グーグルのアプリを介して儲けようという場合、両社に手数料がいく仕組みなので、それならアップルやアルファベット持ってた方がいいんじゃないかってなケースもあるでしょう。


 検索はグーグル頼みとなると、検索エンジンをいじられたり、先に顧客にアクセスされると、これまた事業基盤が揺らぎます。


 いろいろと見ていると、思案しなければいけないことがたくさんありますね。


 買ってない企業も買ったつもりで見ていると、日々失敗と勉強の連続です。


 買っていると、あいたたた、です。




 毎年2月末にウェブ上で更新されるバフェット氏からの手紙。


 今年も拝読しました。


 昨年に引き続き、投資のプロのファンドがいかにダメダメかというお話もあり、参考になりました。


 10年前に行った賭けのお話なのですが、結果はS&P500が勝つと予想したバフェット氏の勝ち。


 読んでいると、投資成績がどうであれ高い手数料を取るファンドの仕組みに問題がありそうです。


 個人的に問題だと思うのは、投資成績が悪くても、射幸心をあおったり過度な期待をもたせたりして、お金さえたくさんかき集めれば、それに応じた手数料が%で入るところです。


 インデックスファンドに勝てればいいのですが、難しいのは結果が示す通り。


 結局のところ、何の貢献もない人間に不必要に多くのお金が流れる仕組みで、全体として不毛なこの組織には、結構な高学歴の方が多数、報酬目当てに入り込んでいると聞きます。


 優秀、と少なくとも世間的にはされている頭脳の使い道として、これ以上無駄なものがあるのでしょうか。


 ファンドの報酬の仕組みは、そろそろ別の方式を考えた方が良さそうです。





 バークシャーのポートフォリオでは、アップルの存在感が高まったのと、昨年に引き続き航空会社が複数入っていること、一時抜けていたはずのBYDが表記されていたことが目を引きました。


 航空会社への投資は、ずっと以前に失敗したと書いてらしたはずですが、再チャレンジでしょうか。


 BYDもナイスタイミングで売り払って、一時撤退していたはず。


 こういう組み替えは参考になります。


 もちろん、ウェルズファーゴやコカコーラなど、以前からの会社もあります。


 昨年だったか、ご自分の投資について、買ったら永久に持ち続けるという誤解があるようだが、それは持ち分比率が高く自分でコントロールできる会社の話であって、そうでない会社については普通に売買していると書かれてました。


 バフェット式の運用をされる方でも、無条件に持ち続けるのではなく、ダメだと思えば撤退して他の企業に組み替えるとか、株価が明らかに割高だと考えれば、より条件のいい株式に乗り換えるといった柔軟な対応はすべきでしょう。


 基本的にビジネスがうまくいっている企業の株価は上がって、相応の投資リターンが得られるという考え方があり、それに従ってポートフォリオも構築されているようです。


 特に、BYDの再登場は、この考え方を反映したもののように見えました。


 株価吹き上げて売却、その後業績低迷、業績回復とともに再び購入ってな感じです。


 ちなみに、この間、BYDがバフェット氏の投資対象だと知っていた私のポートフォリオはこんな感じ。


 業績低迷で株価が下落した時に買い下がり、バフェット氏が高値で売り抜け、その後買ってないことを知り、あれれ?


 業績回復で株価が大きく戻って、じゃあもう売っちゃえ。


 で、現在に至り、再びバフェット氏が購入してそれなりの量を保有していることを知り、またもあれれ?


 ということで、現在は参考にするだけで、同じ投資対象にしてみようなどという気は失せています。


 結局、自分でよく理解していない事業を保有してみても、買い増し、保持、撤退の判断ができないのです。


 ということで、真似してみても、あまりいいことはないかもよってお話でした。


 真似したけりゃ、バークシャーの株を買うのが一番てっとり早くてお利口さんです(笑)。





 アメリカで長期金利の上昇を理由に株価が下げて、株式市場も動揺しはじめました。


 報道を見ていると、リーマンショック時になぞらえて株価の下落幅を金額で言っているものを見かけます。


 1万円から1000円下がるのと、2万円から1000円下がるのでは、%で見たとき、それぞれ10%と5%です。


 2つの間には違いがあるはずなのに、同列に論じるのは明らかにおかしいです。


 センセーショナルに報じたいのか、それとも他に意図があるのか、あるいはそもそも考えてもいないのか、分かりませんが、投資している身としては少し冷静になる必要ありと考えます。


 日本市場は2015年半ばからカッコンと下落に見舞われましたので、またかって感じもあります。


 前回は下落の初期に買い始めたので、今回は半年くらい様子を眺めて、それからどうしようか考えようかなと。


 あんまりせかせかしても、いいことはないですからね。


 アメリカ市場は、確かに割高だったと思います。(と言っても、売るほどでもないかなと思っていましたが)


 長期金利が上昇していくなら、割高感は大きくなるでしょうし、企業の貸借対照表に載っている負債の負担が業績にも悪影響を及ぼし始めるでしょう。


 それが日本市場にも影響して株価が大きく調整するなら、買いのチャンス到来です。






 ところで、金利が上昇したとき、株式投資をどうすればいいのでしょうか。


 学んできたところでは、どうもしなくていい、です。


 基本的に優良な事業に投資している場合、その事業のもたらすリターンは長期的に明確に債券投資(国債など手堅い債券)のリターンを上回ります。


 なぜなら、そのように社会の仕組みが整えられているからです。


 債券投資が株式投資を上回るのは、中央銀行が人為的に強烈な引き締めを行って金利を上昇させている場合で、アメリカでは1980年代にボルカーという中央銀行総裁が、インフレ抑制のために引き締めを行ったときだけ。


 バフェットお師匠の手紙にも、そう書かれていたと思います。


 金利上昇で会社の社債等の負債の負担が重くなると言っても、優良事業の場合、自己資本比率が高く、負債そのものがあまりありません。


 自己資本比率が高くて、ROE(自己資本利益率)の高い投資対象を見つけて投資しなさい、という明確かつ単純な教えは、いかなる経済状況においても妥当する普遍的な法則なのです。


 もっとも、株価が高すぎて、どう考えても債券投資の方がいいよねって時もあります。


 日本では、1980年代後半のバブル期がそれに該当するでしょう。


 その時は、株式市場から撤退して普通に金利を受け取っておけばいいだけの話です。


 今のところ、そういう状況には程遠いのではないでしょうか。




 先月ビットコインについてチラと書きましたが、1ヶ月そこらでもう下落しちゃいました。


 過熱気味だとは思っていましたが、こんなに早く下落するとは、ちょっと驚き。


 あらためて価値と価格について、考えさせられる事例です。


 価格は簡単で、自分が支払うものです。


 しかし、価値については、なかなか難しいですね。


 資本主義について考察するNHKの番組でも、経済学者さんが同じことを仰ってました。


 思うに、価値はその物が本来持つ性質に加えて、それぞれの個人の効用、支払い能力によっても大きく左右されるものなのでしょう。


 そこを考えずに、価格の動きだけを見て投資しようとすると、痛い目にあうことになるのです。


 では、価値をどう捉えればいいのでしょうか。


 個人的には、そのものを購入して、保有を続ける場合に得られるもの、それこそが価値の正体ではないかと思います。


 転売を前提にしていないのがポイントです。


 したがって、買った直後から価格が気になって仕方ないというのは、価値を見ていない明確な証拠でしょう。


 投資をする場合に、このことに思いを致せば、そうそう手痛い目には合わないのではないかと思います。


 一応、売買するための市場はあるんだけど、それは脇において、買った後ずっと保有し続けたとする。


 それで自分は何が得られるのか。


 もし、そこで何も得られないのであれば、それは単に価格の動きに心が動かされただけの投機的行動です。


 ひるがえって、貨幣に価値はあるのでしょうか。


 もし価値がないなら、その延長線上にあるビットコインを筆頭とする仮想通貨に価値があるとする根拠はなんでしょう。


 手元にある帝政ローマのデナリウス銀貨や帝政ロシアのルーブル紙幣を見ながら、書きたれてみました。


(↑ お前も貨幣を持っとるやないけ!)


 古代ローマや日露戦争に思いを寄せて、歴史のロマンに浸れるんだよぉ。


 僕には、それが価値なんだよぉ。


(↑ おそらく、一般的には理解されがたい価値ですな。)