株の配当金を狙った長期投資を研究。相互リンク先の投資情報も充実させています。

 ブランド価値の高い企業を探そうというお話は、何度か書いてきました。


 そういった企業は、宗教でいうところの信者さんを多数抱えていて、お布施がたくさん集まるからです。


 つまり、売上に貢献する値上げや新製品などが、比較的すんなりと受け入れられてしまうということです。


 出典を忘れてしまって申し訳ないのですが、自分が名前を認知できる企業への投資はリターンも高いといった調査結果もあったと記憶しています。


 つまり、これこそがブランドの力で、他社との競争において優位に立てる、企業の見えざる力ということになると思います。


 人がなかなか宗旨替えをしないのと同様、一度身についた嗜好は、簡単には変わらないというわけです。


 例えば、自分が乗っている車に満足している場合、生半可なことではメーカーを変えようとは思わないでしょう?


 がっちりとハートをわしづかみにする企業ブランドの力、毎年その調査結果を発表しているのが、インターブランドのホームページです。


 日経新聞でも、調査結果が時折掲載されていると思います。


 最新の調査結果は、ホームページ右側から行けるこちらのページに出ています。


 参考にしてみると、外国企業からも良い投資先を見つけられると思いますよ。


 ほら、大好きな企業が入っていませんか?


 ………まあ、中にいくつか、破綻したところも混じってますが。w


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 保有企業からアニュアルレポートが届いています。


 送ってこない企業もあります。


 というより、送ってこない企業ばかりです。w


 因みに、現在、簡単な昨年の総括レポートを送ってくれた企業が1社、何も言わないのにきちんとしたレポートを送ってきてくれた企業が1社、要るか要らないか尋ねた上できちんとしたレポートを送ってきてくれた企業が1社です。


 一般投資家にとってアニュアルレポートは退屈なもので、喜んで読むような人は少数だからでしょう。


 でも、送ってくれる企業は、株主目線の経営をしていると感じます。


 アニュアルレポートを送ってくれたからそう感じるのではなく、普段の経営においてそう感じるのです。


 こういう企業は、何があろうとピタリと側に寄り添って離れないぞという気持ちになります。


 アニュアルレポートでは、過去から現在に至る経営の結果と、将来に渡る見通しが語られています。


 会長やCEOの挨拶もあります。


 その他の取締役や社員さんの報告もあります。


 企業文化や価値観、目指すべきものが、一冊の本に染み込んでいます。







<参考にしたい偉大な投資家のお言葉>

 アニュアルレポートが届く季節には、一日に15冊か20冊ぐらい読みます。たいていは会長あいさつからその企業文化の香りを読み取り、それから資金の源泉および運用の項目へ進み、注記をいくつか拾い読みします。でも、基調を決めるのはCEOのあいさつです。

 ルー・シンプソン







 シンプソン氏は、特にCEOのあいさつが私事に偏っている場合は警戒するそうです。


 会社の抱える問題点について、率直に誠実に語られているかが重要だと思います。


 問題を抱えていることが問題なのではなく、それを認識せず、あるいは認識していても触れないことが問題だということです。


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 先日、日経新聞に2008年に入って自社株消却をした主な企業が掲載されていましたので、書き留めておきます。







横浜銀行、静岡銀行、群馬銀行、福島銀行、東京海上HD、日本興亜損保、ニッセイ同和損保、富士火災、武田薬品工業、アステラス製薬、セブン&アイHD、丸井グループ、東京ガス、大阪ガス、トヨタ自動車、NTTドコモ







 自社株買いと消却は以前に書いた通り、企業利益の株主還元方法として優れていると思います。


 消却の規模にもよりますが、こういう企業が行っていたというのは意識しておくといいでしょう。


 このブログで何度も取り上げた優秀企業も名前を連ねています。


 トヨタ自動車、武田薬品工業、セブン&アイHDですね。


 個人的に気になる地銀さんも入ってました。


 横浜銀行と静岡銀行です。


 気になっている企業が入っていると、嬉しくなりますね。


 株価が値下がりしていて底もなかなか見えないですけど、こういう地道な株主還元は将来の景気回復局面で効いてくると思います。


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 先日、株式情報番組で紹介されていたのが、不景気の時に底堅い値動きを見せる銘柄です。


 以前に、ディフェンシブ銘柄で取り上げたもの以外では、スポーツ用品、ゲームが挙げられていました。


 ディフェンシブ銘柄で取り上げたものも合わせて全部書くと、医薬品、食品、電鉄、電力、ガス、スポーツ用品、ゲームということになります。


 これらは、景気の悪化で人々のサイフのひもが締まる影響を受けにくいということでしょう。


 展開する事業内容を考えれば、納得できると思います。


 実際、僕の持株の中でも、このセクターに属するものは堅い値動きをしています。(買ったタイミングにもよりますが。)







 このセクターの中から、株価が大崩れしていない企業として真っ先に思い浮かぶのが、久光製薬です。


 この市場環境の中で逆に高くなっていて、保有している方は笑いが止まらないでしょう。


 高収益で資本効率(ROE)も高いです。


 サロンパスのお世話になっている人は、値下がりしたらチャンスかもですよ。







 久光製薬を最初に取り上げちゃうと後がかすんでしまいますが、ROEに着目すると、食品では伊藤園、電鉄では東日本旅客鉄道がなかなか良い感じかなと思って見ています。


 でも、伊藤園は大きく値を下げていますね。







 電力、ガスは、値動きはそれ程激しくないのでしょうが、大きなリターンがあるかと言われると微妙かなと思います。


 配当利回りに着目して買う銘柄なのでしょう。


 もっとも、明らかに高いリターンをもたらしてくれるであろう優秀企業より配当利回りが低い事態において、買うべき銘柄であるかは一考の余地ありです。







 スポーツ用品では、アシックス、ミズノ、デサント、ゴールドウィンが思い浮かびます。


 ナイキやアディダスに負けて欲しくないですが、競争力という点では今のところ一歩も二歩も譲っているのかなと思います。


 最近の経営成績では、アシックスが素晴らしいです。


 1990年代に酷い状態になっていたようですが(8期連続で赤字を出したという話を読みましたよ。)、見事に甦っています。


 ただ、株価の方は景気の影響を受けにくいという程には、冴えてません。







 ゲームでは、カプコンの調子がいいですね。


 モンスターハンターやバイオハザードといったキラーソフトを抱えていて、世界中からがっちょり稼ぐことのできる企業でしょう。


 他にも、スクウェア・エニックス、コナミといったあたりは、総じて堅調な値動きです。


 ハードでは任天堂が一人勝ち。


 ソニーが、巻き返しなるかってところでしょう。







 反対に景気に敏感なセクターとしては、銀行、証券、非鉄、ガラス・土石が挙げられていました。


 輸送用機器や化学など、他のセクターも、今回は軒並みあいたたたです。w


 でも、バブルから最近までを振り返ってみて、特に銀行、証券、不動産には注意しておこうと思っています。


 基本的にいつ買っても割安と考えているのですが、このセクターだけは、じぇーったいに明らかな不景気の時しか買わないぞと。(つーか、触らぬ神に祟りなしかも。w)







 景気の動向を気にしないで投資するにはどうすべきか。


 景気が悪い時に買うべきなのは、どこか。


 せっかく勉強の機会を与えてもらったので、今後の資金の振り向け先も含めてよく考えておきたいと思います。


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 不景気がやってきました。


 株は暴落しています。


 当分値上がりしそうにありません。


 それどころか負のスパイラルで、今後どれだけ下がるか分かりません。


 株はとりあえず売って預金や債券に移しましょう。


 相場環境がよくなってから戻ってくればいいのです。







 最近、アナリストからも聞くアドバイスです。


 まことにごもっとも。


 非常に魅力的で説得的なアドバイスです。


 バブルの時に、「まだまだ上がりますから、今のうちにどんどん買っておきましょう。」というアドバイスと同じくらい魅力的です。


 できたら、ここまで値下がりする前の07年6月の時点で聞いておきたかったですね。w


 因みに、日経平均が大きく16000円台に踏みあげたほんの3年程前に、アナリストの方が何を仰っていたかというと、「すぐに20000円を抜く。」という有り難い御託宣です。


 親友も熱狂的に同じ予測を語ってくれましたので、よく覚えています。


 で、この時、あるファンドを買いましたが、当然のごとく失速しました。w


 しかも、運用を見ると値上がりした任天堂を買っていたというね、自分が絶対にして欲しくないことをやっていました。


 そんな泥縄みたいな運用は、金輪際御免被りたいので問答無用で解約したんですけどね。w







 行動経済学のリチャード・ターラー先生は、クラスを2つに分けてある実験をしたそうです。


 まず、ポートフォリオの25年間の収益について、コンピューターでシュミレーションを行いこれを見せます。


 その上で、1つのグループには、株式の価格が大きく変動することと値下がりのリスクについての情報を嫌という程伝え、もう1つのグループには5年間の定期的な株価の情報のみを伝えました。


 そして、今後40年間保有するのに最適と思う資産ポートフォリオをそれぞれのグループに組ませたのです。


 結果は明白でした。


 株式のリスクを叩き込まれたグループは、株式の比率を極端に少なく40%にしていました。


 他方で、株価の定期的な情報しか与えられなかったグループは、70%の比率を選択していました。


 この結果を踏まえて、ターラー先生はこうアドバイスをしています。


 「株式に投資したら、その後一切の郵便物の封を切らないことだ。」







 また、投資家としても極めて有能であった経済学者のケインズは、このようなことを言っています。


 見境なくポジションを動かすことを考えるのは、いかなる理由によってもうまく扱いきれるものではなく、まったく望ましくないということは明らかである。


 売買のタイミングの遅れる人々、しかも失敗を何度も繰り返す人々の大部分は、コストばかりかけて落ち着かない投機的な気持ちを昂進させるばかりである。


 そのような行動が広がると、変動幅をさらに広げるという不利益を社会全体に与えることになる。







 今は全く説得力のない御言葉を並べてみました。


 どのアドバイスに従うかは、人それぞれでしょう。


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