日経新聞に歴代下落率が出ていましたので、残しておきます。
順位 年月日 下落率 終値
1 1987年10月20日 14・90% 21910円
2 1953年 3月 5日 10・00% 340円
3 2008年10月10日 9・62% 8276円
4 2008年10月 8日 9・38% 9203円
5 1970年 4月30日 8・69% 2114円
6 1971年 8月16日 7・68% 2530円
7 2000年 4月17日 6・98% 19008円
8 1949年12月14日 6・97% 98円
9 1953年 3月30日 6・73% 318円
10 2001年 9月12日 6・63% 9610円
11 1972年 6月24日 6・61% 3421円
昨日は(昨日も?)、よく下がりましたね。
いつまで追撃させてもらえるのやら、というか、もう弾切れ。w
1位は、アメリカのブラックマンデーの時の記録です。
アメリカでも、1987年10月19日の下落率22・6%が歴代1位だそうですよ。
ま、短期的な株価の下落にびびるな、ということでしょう。(バフェットおじさんも、何度も同じようなアドバイスをしています。)
暴落の合い間にも、日々、株式取引は成立しています(そもそも成立しないと値がつかない)。
パニクって売り逃げている人間の横で、冷静に買っている人間がいるということですね。
<覚えておきたい偉大な投資家のお言葉>
「実際に投資家になるための気質や忍耐力に欠けている人が多い」ため、結局のところ、「平均的な投資家には成功できるだけの資質が備わっていない」
ルー・シンプソン
<追記>
書いた瞬間に記録更新です。w
10月10日の下落率が、歴代3位にランクイン。
戦後日本の景気循環です。
谷 山 谷 拡張期間 後退期間
51年6月 51年10月
51年10月 54年1月 54年11月 27ヶ月 10ヶ月
神武景気 54年11月 57年6月 58年6月 31ヶ月 12ヶ月
岩戸景気 58年6月 61年12月 62年10月 42ヶ月 10ヶ月
オリンピック 62年10月 64年10月 65年10月 24ヶ月 12ヶ月
景気
いざなぎ景気 65年10月 70年7月 71年12月 57ヶ月 17ヶ月
71年12月 73年11月 75年3月 23ヶ月 16ヶ月
75年3月 77年1月 77年10月 22ヶ月 9ヶ月
77年10月 80年2月 83年2月 28ヶ月 36ヶ月
83年2月 85年6月 86年11月 28ヶ月 17ヶ月
平成景気 86年11月 91年2月 93年10月 51ヶ月 32ヶ月
93年10月 97年5月 99年1月 43ヶ月 20ヶ月
IT景気 99年1月 00年10月 02年1月 21ヶ月 15ヶ月
後退期間は一番長いもので36ヶ月です。
今回がどれくらい深刻なものになるかは分かりませんが、一応目安として頭に置いておくといいでしょう。(個人的には、深刻なものであって欲しくはないですが。)
ただ、株価は景気の先行指標ですので、景気回復を実感してから買おうと思うと、既に高くなった後だと思います。(半年から1年先を織り込みます。)
これは、景気が悪くなってから株価を売ろうとすると既に遅いという事態、丁度今のような状況を思い浮かべてもらえれば理解できると思います。
それから、これらはあくまで過去のデータですから、今後がどうなるかも分かりません。
それこそ、相対的に傷の浅い日本が、世界の人々に強く意識され始めた低炭素社会、省エネ社会への移行を先取りして、得意の製造業で世界をリードし、息の長い経済成長をすることだって考えられます。(個人的にそういった状況を想定して資金を配分しているので、そうなって欲しいところです。w)
それに、「日本」そのものが、大きなブランド価値を持っていると思いますしね。
実際、外国の若い人たちに、ゲームや漫画、アニメを通じて、信仰に近いような感情を抱かせています。(個人的に、こういう外国人を何人か知っています。)
こういう感情は、日本企業が世界で活躍する下地として、効いてくるんじゃないかと思います。
金融も本来の役割、つまり、金融市場をカジノ化して実体経済を振り回すのではなく、実体経済に寄り添って下支えする役割に戻るのではないかと期待しています。
頭がいいだけの愚か者ではなく、バフェットおじさんのように頭がよくて賢い人間が、謙虚に舵取りしていくような未来だといいですね。
本来、あるべき未来に向かって資金を融通していくのが役割のはずなんですが、目先の金儲けばっかり考えているようでしたからね。
日本の金融機関だって、住友信託銀行など一部を除いて、未だに税金を払ってない(赤字続きだったので免除されている)みたいですし。
せっかく、棚からぼた餅のビッグチャンスが転がりこんできたのですから、頑張ってもらいたいところです。
ということで、現状後追いではなくて、自分の考える未来に向かってコツコツと投資していけばええんちゃうかなというお話でした。
<覚えておきたい偉大な投資家のお言葉>
カジノのようなマーケットという危うい投資管理は、経済の前進を妨げ、鈍化させる「見えざる足」の役を務めているという見方をとっています。(アダム・スミスの『神の見えざる手』による自由経済と比較して)
もう1つ、おまけ
恐れは、流行に流される人には敵であっても、ファンダメンタリストにとっては友達なのです。
ウォーレン・バフェット
1998年から2007年までの日経平均の最高値と最安値です。
年 最高値(月/日) 最安値(月/日)
98 17264・34(3/2) 12879・97(10/9)
99 18934・34(12/30) 13232・74(1/5)
00 20833・21(4/12) 13423・21(12/21)
01 14529・41(5/7) 9504・41(9/17)
02 11979・85(5/23) 8303・39(11/14)
03 11161・71(10/20) 7607・88(4/28)
04 12163・89(4/26) 10365・40(2/10)
05 16344・20(12/29) 10825・39(5/17)
06 17563・37(4/7) 14218・60(6/13)
07 18261・98(7/9) 14837・66(11/21)
以下は、最高値と最安値の間の期間における最安値からの上昇(最高値からの下落)率です。
98 25・4%(下落)
99 43・1%(上昇)
00 35・6%(下落)
01 34・6%(下落)
02 30・7%(下落)
03 46・7%(上昇)
04 17・4%(上昇)
05 50・1%(上昇)
06 19・0%(下落)
07 18・8%(下落)
相場格言に「三割高下に向かえ」という言葉がありますが、日経平均でみても大体当たっていそうです。
00、01、02年は、祟られているのではないかと思うくらい、株価下落が止まらなかった期間です。
00年に、直近高値から30%下落したところで買いを入れる戦略を採っても、ずるずるずるずる下がっていったという悲しい展開ですね。
PERやPBR、配当利回りなども見ながら、個別優良企業の買い時を探るのが良いでしょう。
景気後退期は、企業がじりじりと収益力を低下させます。
従って、株価収益率(PER)や配当利回りが機能しにくくなると思います。
実際、株価が下落し続けた2003年頃は、多くの企業が減益を強いられ、株価収益率が機能していません。
この局面では、株価純資産倍率(PBR)の方が分かりやすい指標になっていたと思います。
サブプライムをきっかけとする金融恐慌が起こっていた時期も、似たような状況だったかもしれませんね。
戦後最大の金融危機だなんて騒がれてましたが、長期投資の場合は戦後最大の安値買いのチャンス到来中と、きちんと読み替えてあげなければならないと思います。
この現状の情報の読み替えが、とっても難しいところです。
ともするとマスコミに煽られ、他人様と同じように動きたくなるからです。
しっかり自分の立ち位置を認識しておかないといけませんね。
今後、景気後退が深刻化した場合も、逃げ出すのではなく、自分が選び抜いた企業をしっかりと買い増していくつもりです。
多くの場合、高かったのではなく安くなっているだけでしょうし、景気後退が判明した時に逃げ出すのは、既に犯した判断ミスを判断ミスでカバーするようなものでしょうから。
逃げ出すなら、株価が高い時にすべきでしょう。(今度は心理的に逃げたくないと思うでしょうが。)
売らんでもええ、持っとったらええ、できたら静かに買い増ししとけばええ。
いつかは積み増された利益で、使っても使いきれんようになっとるけん。
身体に気を付けて、長生きだけはしましょうねぃ!
長期投資の大前提ですよ。 \ (⌒0⌒)/
もう書くのが嫌になってくるよ、底無し金融危機の第4弾。
もう悲鳴も聞こえてこなかったです。
第5弾以降があるのかどうか、そろそろ落ち着いて欲しいです。
次が来そうなので、その前にアップしとこ(苦笑)。
<2008年3月17日の東京市場>
日経平均株価 11787・51円
東証株価指数 1149・65
円相場 97円36銭〜39銭
長期金利 1・280%
<株式指標>
株価純資産倍率(PBR、倍、数字は前期基準)
225種 1・34
東証1部全銘柄 1・26
東証2部全銘柄 0・78
ジャスダック 1・32
株価収益率(PER、倍、数字は順に前期基準、予想)
225種 13・41 13・20
東証1部全銘柄 15・15 13・88
東証2部全銘柄 ーーーーー 13・37
ジャスダック 25・41 16・49
株式益回り(%、数字は順に前期基準、予想)
東証1部全銘柄 6・59 7・20
平均配当利回り(%、売買単位換算、数字は順に前期基準、予想)
225種 1・57 1・75
東証1部全銘柄 1・88 1・97
東証2部全銘柄 2・09 2・18
ジャスダック 2・36 2・39
移動平均乖離率(%)
25日 ー10・7006
75日 ー16・4616
200日 ー25・8534
遂に、バブル後最安値をつけた2003年4月28日の株価純資産倍率1・20倍が近付いてきました。
他の指標も考えると、歴史的な安値を記録している最中でしょう。
因みに以下は、バブル後最安値の指標。
日経平均株価 7607円
PER 109・09倍
PBR 1・20倍
配当利回り 1・44%
長期金利 0・605%
円相場 120円20銭
売買の6割を占める外資勢が、一生懸命売っているという話も読みました。
浮気者ですから企業業績や投資環境が上向けば、またやってきて株価を吊り上げてくれるでしょう。
良い時に近付いてくる人間より、悪い時に寄り添ってくれる人間の方が信頼できますし、長期間お付き合いするパートナーとしては相応しいと思います。
日本の株式市場も、潮が引き上げていく時にお金がどんどん入ってきて、下支えするようになるといいのですが。
インデックスファンドやさわかみファンドには、追加資金が入っていたようです。
こうしたファンドを中心に、長期投資の考え方が根付いてきているみたいですね。
ミスター・マーケットの躁鬱病も、少しはマシになるかもしれません。
今回の暴落の一因には、急激な円高もあります。
輸出企業を中心に打撃を被ると、えらいこと騒がれています。
「だから買い難い、売りだ」というのでしょうが、長期投資の視点から見れば、「だから株価が下がっている、買いだ」とも言えるはずです。
以前よりずっと円高抵抗力がついているという話も聞きますが、こういう情報は評価されていないみたいですからね。
それに現状のままで「困った困った」って言いながら、傍観している企業なんてないでしょうし。
より一層のコストダウンや生産効率の上昇、或いは、売れるものづくりに向けて、次々と動いているはず。
そういった取組みをしているところは、景気回復時の恩恵も大きいと思います。
目先は忍耐を強いられますが、長い目でみてじっくり構えておけばいいのではないでしょうか。(顔をひきつらせつつ)
2008年3月10日付日経新聞で、多角的企業評価システム「PRISM(プリズム)」によるランキングが出ていました。
このシステムは、専門家が優れた会社とみなす企業群について「柔軟性・社会性」「収益・成長力」「開発・研究」「若さ」の4項目を使って評価するものだそうです。
とりあえず、1面に出ていた10位までの企業を残しておきます。
順位(去年の順位)
1 (1) コマツ
2 (2) キヤノン
2 (14) 東京エレクトロン
4 (18) 武田薬品工業
5 (59) 任天堂
6 (5) オリックス
7 (8) エーザイ
8 (7) ファナック
9 (3) トヨタ自動車
10(4) HOYA
当然、現状での評価に過ぎませんから、今後どうなるかを考えるのが重要でしょう。
まずは、安定して上位に入っている企業さんを選んでおくのが、良い投資戦略かなと思います。
2003年に発刊された「日本の優秀企業研究」で選ばれ、2年連続で10位に入っている企業といえば、トヨタ自動車とキヤノンです。
どちらも経団連会長を輩出し、日本経済を引っ張る優良企業ですね。
偽装請負でミソをつけましたが、キヤノンは元々、人を大事にする企業理念を持っています。
既に、きちんとした対応も進めているようですよ。
トヨタ自動車も子会社に関して、同じ問題が指摘されていました。
偽装請負問題は根が深いようですね。
とりあえず、ルールはきちんと守ったうえで利益を出すようにして欲しいもんです。
ともあれ、どちらも優秀な企業であることに間違いはなく、投資の際に中心にしておけば市場平均並みのリターンは固そうです。
それから任天堂のように、評価がぐいっと上がる企業に投資できるといいですね。
後は、東京エレクトロンが気になるところです。
4、5年前には赤字を出していたんですが、ものの見事に高収益企業に生まれ変わっています。
赤字の時に応援するつもりで買ってて、期待に応えてくれたら嬉しいでしょうね。
あまり多くの資金を突っ込むのは、避けた方がいいのでしょうけど。
僕からの提案は、「頑張っている大好きな優良企業を 暴落している時に 買って長期間応援しましょう」です。
TOPIXは1968年1月4日に100ポイントで始まりました。
バブル崩壊を経て、サブプライムショック後も1200ポイントを超えています。
市場平均並みの企業を選んでいっても、損失を出しようがない成績ではないでしょうか。
怖れるべきは、株価が高い時に皆が良いと言って買っている企業を買ってしまうことだけだと思います。(バフェットさん風に)
