シャープ
住宅用太陽電池で、多結晶タイプでは最高の14・4%の高変換効率太陽電池を開発。
太陽電池といえばシャープですね。
ドイツや中国の企業にシェアを奪われつつあるようですが、何とか巻き返してもらいたいです。
三菱ケミカルホールディングス
子会社の三菱化学が、植物工場の事業に参入。
工場内で植物を育てるための人口光を発生させる、発光ダイオード(LED)と有機薄膜型太陽電池を組み合わせた照明システムを供給。
発光ダイオードは、蛍光灯より寿命が長いというメリット。
有機薄膜型太陽電池は、供給不足のシリコンを使わず安価に製造可能。(三菱化学は今のところ開発段階のようです。)
植物工場はベンチャーが手掛けているようですが、面白いビジネスだなと思ってます。
これだと都会の高層ビル内でも栽培できちゃうわけでして、天災に左右されず食糧の安定供給も可能です。
食糧問題解決に一役買ってくれるかもしれませんよ。
銘柄選択については、いくつかのテーマで書き残しているので、多少の参考にはなると思います。
今のところ積極的に支持していないので書いてないですが、原子力発電、風力発電が次世代エネルギーとして重要と思えば、東芝や三菱重工、日本製鋼所、日本風力開発といったあたりも浮かんできますね。
また、僕はタバコを吸いませんので、必然的に関連企業は弾かれますが、喫煙に文化的な側面があることは理解しているつもりです。(例えば、綺麗なパイプ、綺麗なライター)
従って、愛煙家の方にとって喫煙という価値観が大事であるならば、関連企業への投資も立派な社会的責任投資ということになると思ってます。
実際、『ビジョナリー・カンパニー』という優秀企業について書かれた本でも、フィリップ・モリスという企業が取り上げられていました。
日本でもJTの投資成績は良いはずです。
お酒についても同じことだと思います。
自分が良いと判断したのなら、それは誰が何と言おうと良いということです。
賢明なる投資家というバリュー投資の大家、ベン・グレアム氏の本でも同じことが書かれてました。
何より、こういった具合に、それぞれの投資家の価値観が出るのが魅力の1つですよ。
そんなにたくさんお金を持ってないよって方でも、単元未満株を使えば、少ない予算でも良いポートフォリオが組めると思います。
イー・トレード証券
最近知ったのですが、野村証券のほっとダイレクトのほっと割プランを使えば、ミニ株(1単元の10分の1)の買付に関して手数料無料です。(売却時は手数料が高いので注意)
10年以上保有することを前提にすれば、SRIファンドを買うより良いのではないかと思います。
半永久保有の追加投資で大きく転がそうという、誰かさんのような野望を持っている場合はなおさらです。
実際の銘柄選択の例としては、お猿の金太郎さんでも分かる優良企業の中から選んだ企業を核にすえておいて、周りを気に入った企業で固める方法があります。
例えば、トヨタ自動車、キヤノン、信越化学工業、本田技研、花王、武田薬品工業、7&iHD
1株が高いのがネックですが、こんな企業さんも候補。
ファナック(1万円程度)、任天堂(5万円とちょっと高いし、人気が出てしまっているので今後がやや心配なところ)
それから、シマノ、小松製作所、HOYA、エーザイ(丁度、買収資金に費用がかかり、上場来初赤字を計上です。)、ダイキン工業なんて企業もいいですね。
まだまだ良い企業はたくさんありますよ。
ここに太陽電池とか、燃料電池とか、風力発電とか、食糧問題とか、水資源といった具合に、自分の投資テーマに引っ掛かる企業さんを加えていきます。(上記優秀企業には、これらの投資テーマを内包しているものもあると思います。)
ついでに、SRIファンドがどさくさに紛れて自分の関係会社を組み込むように(例:銀行)、自分の大好きな企業も組み入れてあげます。
ちょっと気になる新興市場の有望銘柄を組み込んで、応援してあげるのもいいですね。
資金の配分は、全体を見て保有企業の時価総額も考えて、バランスよくってところかな。
僕の場合、バランス崩れまくりなんですけどね。
やってみると楽しいですよ。
実際にポートフォリオを組んでみると、その辺のSRIファンドと似たり寄ったりの組み合わせになってるでしょう。
組入上位銘柄には、上記の優秀企業が名前を連ねていると思います。
こんな楽しいことを高い手数料を払ってやってもらうなんて、そんな馬鹿な話はありません。
バフェットさん風に言うなら、「最愛の人とのセ○○スを高い金を払って他人にしてもらうようなものだ。」ということになるでしょうか。
<覚えておきたい偉大な先人のお言葉>
熟練した投資の社会的目的は、ピストルが鳴るより早くスタートして大衆を出し抜き、他人にツケを回すことではない。時代の悪しき力と、未来を包む無明を打ち負かすことだ。
ジョン・メイナード・ケインズ
自分で行う選択が有利な点を考えてみましょう。
まず銘柄選択について言えば、素晴らしい企業を自分で選んでポートフォリオを組めること。
一般のファンドのように、売買や組入銘柄の頻繁な入れ替えをすることなく、長期保有に徹することができること。
残念ながら素人が考えるほど、ファンドマネージャー達は上手に売買できません。
だからこそ、インデックスファンドに人気が集まるのでしょう。
お金が株式市場から逃げている時にこそ、選んだ企業の株価を下支えするために、リスクマネーを提供できること。
結果として、売られている時に買うことになるので、割安な価格で購入でき投資収益も高くなるであろうこと。
一般のファンドのように、解約に備えて現金を用意しておく必要がないこと。
このせいで、ファンド購入資金のいくらかは預金と同じになっちゃいます。
高い手数料を支払う必要がないこと。
良いビジネスを、(売られている時に買って)、ずっと保有するという簡単な作業に、一体どうやったら高い手数料が発生するのでしょうか。
恐らく、売買で上手に立ち回ったり組入比率を調整したりして、お金を増やせるからだということになるのでしょう。
しかし、上手に立ち回るのは困難ですし、社会的責任投資なのに最初から売ることを考えて投資するのは趣旨に反していると思います。
組入比率にしても、時価総額や自分の応援したい度合いに応じて自分で決めれば良いと思います。
僕の考える買ってもいいSRIファンドの条件は、販売手数料ゼロ、信託報酬手数料1%以内(運用資産が増えれば十分やっていけるはず)、組入銘柄の大部分において賛同できること、組入銘柄に絶対に投資して欲しくない企業がないこと、運用する人の顔や哲学が明確に見えること、です。
探し方が悪いのかもしれませんが、今のところ発見できずです。
なお、余談ですが、SRIファンドに限らず、ファンド購入の際に組入銘柄のチェックだけはきちんとしておいた方が良いです。
僕の経験上、ファンドの名前やイメージで投資し、大きく値下がりした時に組入銘柄をチェックしてみると、自分なら絶対に組み入れない銘柄が入っていて、それがダメージの原因だったことが度々あったからです。
一個人投資家として、自分が良いビジネス活動をしていると思う企業を選んで、売られている時に買う。
そうすれば、結果として個人投資家としての社会的責任を果たしつつ、投資収益もついてくるという欲張りさんな投資ができてしまうのではないでしょうか。
また投資収益どうこうより、自分で企業を選んで皆が売りたくて困っている時に買ってあげるのが、一番の社会的責任投資じゃないですか!
ということで、自分でポートフォリオを組むのが一番の社会的責任投資の方法ではないか、というお話でした。
次回は、銘柄選択についてです。
最近はSRIファンドが人気みたいで、たくさん見かけます。
長期投資を行う上で、社会的責任投資の考え方は非常に大切だと思うので、チェックはしているのですが、未だ長期投資に相応しいファンドを知りません。
販売手数料や信託報酬手数料が、やたらと高いものばかりです。
御丁寧に、信託財産留保額を設定しているものもあります。
どこまで行っても、手数料という無限の地雷原。
また、組入銘柄を見ても、個人的に開いた口が塞がらないものもあります。
流行に乗って儲けたいと思ってこういったファンドを買うなら、どんどん買って販売会社や運用会社を喜ばせてあげるのも良いでしょう。
お金が回らないよりは、回った方がいいですからね。
でも、本当に意義ある投資をしたいと考えているのなら、最も良い社会的責任投資の方法は、人任せにせずに自分で情報を集めて自分で投資することでしょう。
なぜなら、この投資法をとる以上、企業が社会的責任を果たしているかだけでなく、自分が社会的責任を果たそうとしているかも考えておくべきだと思うからです。
個人投資家にとっての社会的責任というのは、社会の一員として、自分が持つ情報から自分が良いと思う企業を選び、そこにリスクマネーを投じてあげることかなと思います。
そして、チャートや業績発表といった日々移り変わる情報とにらめっこする暇のない一般の投資家にとって、長期的に見るとこの方法でも十分効果をあげる可能性があると思います。
次回は、有利な点を考えてみましょう。
ソニーが、シリコンを使わない新型太陽電池を開発したようです。
シリコンを使わない太陽電池というと、ホンダや昭和シェルのCIS太陽電池が思い浮かびますが、ソニーが開発したのは「色素増感型」と呼ばれるものです。
植物の光合成の仕組みを発電に応用したものらしいですね。
ついでに、二酸化炭素を吸収して酸素に変えてくれるシステムも何とかして欲しいですよ。
色素増感型の問題点は発電効率が悪いことで、多結晶シリコン型が18%の発電効率であるのに対して、今回開発したものでも10%程度。
実用化の目安となるギリギリのラインだそうです。
もっとも、半導体製造と同じような設備が必要なシリコン型に比べて、製造コストは最大10分の1に抑えられるとのことです。
研究が進んで、発電効率をもっと高くできるといい感じです。
今のところ事業化の予定はないみたいですけど、目処がつけば是非頑張ってもらいたいです。
ソニーは元々、日本のビジョナリー・カンパニー。
株価もぴくんぴくんと上昇機会をうかがっている感じ。
ただ、金太郎氏は購入したソニー製品がよく壊れて、随分嫌な思いをしてきました。
やはり経営が悪い時には、最終製品の質に現れるもんだと思ったものです。(←この判断基準は、投資にも結構使えると思ってますよ。)
家電量販店で店員さんに、最近の製品の質を聞いてみないといけませんね。
芳しい返答がもらえたら、ゴーサインが出るかも、ですよ。
もともと、楽しそうな事業をやってますからね。
大好きな企業ではあるわけです。
