株の配当金を狙った長期投資を実体験を踏まえて研究。

 為替が円安に振れた時、一般に輸出関連企業が恩恵を受け収益を拡大させます。


 ただ、どの程度の収益拡大になるかは、各企業が業績予想の前提として算出した期初の想定為替レートによって異なります。


 以下は、2007年5月25日付日経新聞に掲載されたデータで、今期の輸出関連各社の2008年3月期想定為替レートと1円の変動による営業利益への影響です。


 今後、想定為替レートよりも円安が続くのであれば、期末に向けて業績の上方修正が行われ株価も上昇する可能性が高いと考えられます。


 期初の想定為替レートは通常低めに見積もられますから、今期に限らず、期初から期末に向けての為替動向が横向き又は円安方向であれば、収益拡大を見越して買いを入れておくのも手でしょう。


 但し、企業業績は為替だけに左右されるものでもないので、過信は禁物だと思います。







        ドル                ユーロ
        想定    影響(億円)      想定     影響(億円)

トヨタ     115   350         150    60

ホンダ     115   200         150    30

日産自動車   117   150         148    30

ソニー     115    60         150    65

松下      110    35         143    15

シャープ    115     1         150    14

三菱重工    112    30         150     5

川崎重工    110    27         150     3

コマツ     115    30         150     8

富士フィルム  115    13         145     8

ニコン     115     9         150     8

コニカミノルタ 115     4         150     5







 トヨタで見ると、ドルが想定為替レートより1円円安の116円に振れると、350億円の営業利益が出るということになります。


 大方の企業は、1ドル115円、1ユーロ150円を想定為替レートとしているようですね。


 その中で、松下は円高予想が際立っています。


 業績予想もかなり保守的なんでしょう。


 三菱重工、川崎重工も保守的です。


 今の為替レートが続いたら、えらいことになりますね。


 大企業さんばかりですが、ここが収益を拡大させるということは、周辺企業、引いては日本社会にもおこぼれがありそう。


 自国通貨である円が安いというのはなんだかなって感じですが、円安でないと収益を確保できない貧弱経営体質なら、円高になるのはもう少し待ってもらうしかないでしょう。


 というか、あんまり為替に影響を受ける経営体質というのも困りものです。


 影響の大きい企業は為替リスクの高い企業という点で、注意をしておいた方がいい企業ともいえそうですね。


 え、金太郎さんは為替を気にするか?


 ん~、なんだかね、最近はこういうのは投資する側でなくて、経営者の仕事だと思い始めましてね。


 特に長期投資を前提にした場合、株を買うまでは慎重に色々と調べ上げればいいんだけど、買った後は判断を信じて待つだけかなと。


 だから為替がどうなろうが、知ったこっちゃないってのが正直なところですね。


 それで大損する企業なら、そもそも経営に対する過信があったってことで、さっさと縁切りしちゃえばいいだけの話ですからね。


 でも、短中期のプレイヤーさんは、気にかけておいた方がいいんでしょうね。


 金太郎さんは、例によって肝心な時にはここに書いたことを忘れているでしょう(笑)。


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 前回とは逆に、人民元の上昇のマイナス面について書いておきましょう。


 まず第一に、円の連れ高によるマイナス面が指摘されています。


 これはあまり理論的な根拠はないようですが、同じアジアの通貨ということで、人民元が上昇すると円も買われて上昇する傾向があるようです。


 株でも連想買いなんてことがありますが、似たようなものでしょう。


 で、この連れ高によって、自動車、電気、精密機器といった輸出関連株にマイナス影響となることが指摘されています。


 ただ、人民元の上昇は中国人民の購買能力の強化という側面がありますから、輸出関連株にとっても長期的には中国市場の拡大という恩恵があるでしょうね。






 第二に、人民元切り上げによって、中国人民の人件費等のコスト高が起きます。


 従って、水産、小売り、アパレル、旅行、空運、薬品(漢方)、輸入商社といった産業は、そのコスト高の影響を受けて収益を圧迫するという指摘があります。


 コスト削減を狙って中国に進出している企業にとっても、旨味がなくなってくるのでしょう。






 以上が、人民元上昇のマイナス面ですが、人民元が切り上がれば中国人民の輸入品購買能力も増すことになりますし、それだけ中国市場が拡大することにもなります。


 長期的にはアメリカ以上の輸出相手として、また巨大市場となっていくことが、収益を下げるとされる企業にとってもプラスになるのではないでしょうか。






 為替の動きについては、FXはシステムトレードで勝とう眠りながら稼ぐ! 外国為替スイング投資記録株式FXかかってらっしゃいという相互リンク先があります。


 人民元はまだ取引対象ではありませんが、その他の主要通貨の動きを知りたい方は、こちらで勉強されるといいでしょう。


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 中国の通貨、人民元が徐々に切り上がってきているようです。


 強かな中国政府の政策のもと、安価な人件費で世界の工場となり、外貨を稼ぎに稼いできました。


 しかし、それは昔日本が来た道。


 変動相場制を導入すれば、一気に元高が加速し、対外的な競争力が削がれ、不況の波がやってくるのは見えています。


 中国政府もそれを知らないわけはなく、特に、アメリカの圧力もあって、去年から徐々に人民元の切り上げが始まりました。


 これからも進んでいく人民元の切り上げで、どのような影響があるのか。


 もちろん、為替だけによって企業業績が決まるわけではありませんが、一応、こうなるだろうということを書き留めておきたいと思います。






 まずは人民元の切り上げにより恩恵を受ける日本の企業についてです。


 人民元が切り上がると、中国からの輸入品にかかるコストが上がります。


 これにより、日本国内における対中競争力が強化されます。


 安い中国製品にやられていた産業が、息を吹き返すということですね。


 で、それはどの産業かというと、鉄鋼、繊維、海運、自動車の部品製造といったところだそうです。


 中国で製造されていて、日本にも輸出されてくるものを考えればいいですね。


 次回は、人民元上昇のマイナス面について書きたいと思います。


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 北朝鮮の核実験で、防衛関連銘柄が上昇したようです。


 このカテゴリーには、特定の事件やイベント等で、どの銘柄の値が動くのかを書き留めていきたいと思います。


 まず、今回のような有事の際に注目される銘柄ですが、当然、防衛関連の銘柄に買いが入る傾向にあります。





 特に、放射能の他、毒物を連想させる有事の際には、防毒マスクの製作を行っているこの2銘柄はチェックです。

 重松製作所(7980)

 始値が707円で高値。安値が680円で終値は689円でした。前日比22円高で3・3%の上昇です。


 興研(7963)

 始値が2000円で高値。安値が1912円で終値となりました。前日比1円高で0・05%の上昇です。


 この2つは、2005年7月7日のロンドン地下鉄テロの際も、重松製作所が前日比8・40%、興研が前日比3・45%上昇しました。


 テロがオウム真理教の行ったサリン事件を思い起こさせての上昇だったと思います。


 但し、株価の動きには注意が必要で、事件の次の日に始値で掴むと、当日はほぼ確実に売り込まれて損をします。


 興研も今日は始値2000円で、そのまま下落し終値は1912円と売り込まれて終わりました。


 事件前日に買えば、ギャップアップ(前日終値よりも始値が高くなること)でほぼ確実に儲けが出ますが、予知能力がないとこれは無理ですね。


 始値で掴んだ場合は、上がったら速攻で売り抜けること。下がり出した場合にも躊躇無く売った方が良いでしょう。


 但し、両社のロンドン地下鉄テロ以後の株価は上昇し続けているようなので、長期投資で構えるなら話は別ということになるでしょうか。


 急騰した値が一段落する頃に、買いを入れてみても良いかもしれません。





 今日はこの他、石川製作所 (6208)が一時23円高の187円まで買われ、東証1部値上り率トップに浮上しました。


 始値183円で高値は187円。安値が169円となり終値は173円。前日比9円高で5・49%の上昇でした。


 他にも、細谷火工(4274)、豊和工業(6203) 、森尾電気(6647)、トキメック(7721)、日本アビオニクス(6946)、日本無線(6751)が防衛関連銘柄です。


 一様に堅調な値動きですが、やはり引けにかけて売り込まれるケースが散見されます。


 始値の付近でうろつくものもありました。


 翌日に飛びついても、儲けを出すのはなかなか難しいようです。


 長期の値上がりを期待する場合も、少し待ってからの方が良いと思います。





 大企業では、三菱重工(7011)、石川島播磨重工業(7013)も防衛関連銘柄です。


 三菱重工は始値512円から高値523円となり終値は515円で、前日比5円高の0・98%アップ。


 石川島の方は、始値362円で高値375円。終値が368円で、前日比5円高の1・38%アップとなりました。


 この値動きを見る限り、デイトレードで売り抜けるなら、大企業の方がよいかもしれませんね。





 以上、有事関連の事件で注目される銘柄でした。チャートの動きや割安度も参考にしてみるといいと思います。


 テロなどの不幸な事件で儲けるのはちょっとって方は、躊躇なく無視して下さい。判断が鈍るし大後悔のもとです。


 え、私?こうやって書いてても、脳みそ弱いんで、良心がどうのこうの言う前に120%忘れています(笑)。


 実際、ロンドン地下鉄テロの時のデータもメモっていたのに、忘れてましたからね~。

  (^_^) b


 覚えてたらどうするかって?


 ギャップアップの旨味もないし、長い陽線が出るわけでもなし。デイトレードで値動きを注視する暇も無いんで、やらないでしょうね。


 長期投資にして保有し続けるというのも、よく知らない会社ですから、あまり気乗りはしません。


 テロの時は良心も傷むので、デイトレード、スイングトレードは100%やらないです(出ました、いい子ぶりっ子!)。


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